おはようございます。@ukara91です。
4月19日(月)の職場の教養は「鯛(たい)の魅力」です。
鯛の魅力
七福神の恵比寿様が釣竿と一緒にぶら下げている鯛は、昔から日本人の食生活や文化に寄り添ってきた魚です。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月19日(月)「鯛の魅力」より
「クロダイ」「ヘダイ」など、鯛の種類は二十種類以上あるともいわれていますが、日本で一般的に「鯛」と呼ばれるのは「真鯛(まだい)」です。桜の咲く頃、産卵期を控え、脂がのった真鯛は身まで薄赤く(うすあかく)色づくため、「桜鯛(さくらだい)」とも呼ばれます。
古くから赤をめでたい色としてきた日本では、皮が赤い鯛を縁起物としてきました。また、「めでたい」の語呂合わせも重なり、お祝いには欠かせない魚です。
生後百日目に行うお食い初め(おくいぞめ)では、「一生食べることに困らないように」との願いを込めて、一汁三菜の膳に尾頭付きの鯛と赤飯を用意します。
尾頭付き(おかしらつき)の鯛は、色や語呂合わせだけではなく、その姿が頭から尾まで、欠けた部分がない完璧な姿であるため、祝い事に相応しいとされてきたのです。
日本料理で重宝される鯛は、焼く、煮る、蒸す、揚げるなど調理法を選びません。鯛を通して和食の伝統を見直しましょう。
<今日の心がけ>
和食の伝統を大切にしましょう
鯛の魅力 感想
四季の変化を楽しめる日本では、食材でも四季を楽しむ文化が育まれています。
土で育まれる植物だけでなく、鯛のような魚でも、脂の乗った時期を旬として、旬の時期のレシピを名前を変えたりして楽しむなんで日本独特かもしれません。
食の文化は、鎖国をしていた江戸時代に一気に深まりました。海外勢力に一度も侵略されることなく、現代まできたほぼ唯一の国が日本。現代まで引き継がれている和食も、様々な種類が現代まで根付いているのも、「先人のおかげ」と感謝したいものです。