おはようございます。@ukara91です。
5月13日(金)の職場の教養は「自分を見つめ直す」です。
自分を見つめ直す
創業80年の企業に勤めるJ氏は、入社から30年が経過し、今では30名の部下を持つ立場として働いています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月13日(金)「自分を見つめ直す」より
入社当初は、上司から言われるまま必死に働きました。部下たちを指導する管理職になり、仕事そのものは順調でしたが、部下との接し方については、改善していかなければならない点があると感じていました。
J氏は、部下に対して気づいたことがあれば積極的にアドバイスをしています。しかし、部下が何度も同じミスを繰り返してしまう時には、厳しく注意をしてしまうことが多くなっていました。
ある日、同僚と食事をする機会があり、会話は自然と仕事の話になりました。
お互い管理職となり、悩みも同じだと感じていましたが、同僚の「自分の経験を基に伝えるばかりじゃ部下には響かないよね」という言葉にハッとしたのです。
その言葉を聞いてから、J氏は目の前で起きている現状をしっかり把握し、まずは相手の話をよく聞くことから始めようと決心したのでした。
<今日の心がけ>
相手の声に耳を傾けてみましょう
自分を見つめ直す 感想
同じ日本人でも、一人一人違う生き物です。生まれた環境や育った環境により、思考がことなるからです。
だから、自分の経験を伝えることで、部下に参考にしてもらうのは有効ですが、自分の経験で学んだ通りのことを部下に強要してはいけないと思います。「私はこうでしたが、あなたにはあなたのやり方があると思います」ぐらいのスタンスで良いと思います。