地域の行事 職場の教養2019.8.14(水)

夏は地域のお祭りが多いですね。
8月14日(水)の職場の教養は「日本の三大盆踊り」の「秋田県の西馬音内モン踊り」「岐阜県の郡上踊り」「徳島県の阿波踊り」を例に盆踊りの起源に触れています。

盆踊りに限らず、一つの事を地域の皆で行い友好的な関係を築く事で、予測出来ない事が起きた時に助け合える仲間がいれば心強いと示唆し、地域の行事に参加して、近隣の方々との関係を築いてみましょうと締めくくっています。

職場の教養 2019.8.14(水)

<今日のこころがけ>
地域とのつながりを大切にしましょう


<感想>

小さい頃は、学校に通わないといけないので、否が応でも地域や近隣の方々と触れ合う機会が多くなりますよね。
学校に行けば同じ年代の同じ地域の子もいて友達になったり、家から学校までの道のりで近隣の方に声を掛けられたりします。
また、自分の子が学校に通っていれば同じ年代の子の親たちと運動会や授業参観で交流したり、PTAで役員をする際に交流したりと関係を築く機会も多いでしょう。

こういった機会に交流を深め、仲間を多く作っていると確かに心強いと思います。

職場の教養でも「地域とのつながりを大切にしましょう」と謳われてます。

でも、「仲間を増やさなければならない」という事ではありません。

同じような環境で暮らしていても、人の価値観は様々。無理に交流する事で負担を感じる方も多いと思います。

地域のお祭りとなると、地域の人たちで祭りの準備をする機会が多くなります。その準備一つとってみても「準備に参加してる人」「準備に参加しない人」に分れます。準備に参加してる人にとっては、参加してない人が多ければ負担となり、「準備に参加もしてないのに、祭りだけ楽しみやがって!」という思考になる方が多いのではないでしょうか。

お祭りは好きで、時間に余裕があれば準備にも参加したいけど職場が遠く、準備にもなかなか参加ができないという方にとっては、上記のような思考の方が多くなってくると、お祭りに参加しづらくなってきますよね。

人と土地を結びつけるお祭りには良い部分もあれば、「結びつける→縛り付ける」となってしまうと負担となり、仕事との両立に苦しむ事になりかねません。
「なかなか準備に参加できないから、お金を払う」なんて事も許されない地域もまだあるのではないでしょうか。

さて、話がソレてしまいましたが僕は無理に仲良くなり仲間を増やす必要はないと思います。
そして、大人通しのコミュニケーションは以下のような原則で対応するとよいとおもいます。

  • みんな仲良くできなくても、会話や話し合いはできる。
  • みんな仲良くできなくても、協力する事はできる。
  • 仲良くできない部分はお互い触れないようにして距離を置く。

一人ひとりみんな違う。
みんな違うんだから、無理やり一つにまとめようとするのは窮屈な考え方だと思います。
みんな違っていいじゃない。

「仲良くしなければ会話や話し合いができない」という誤解が不協和音の要因となります。

上の3つの原則をココロに置いて、「自分と他人は違うんだ」とそれぞれが少しだけ意識する事で、不協和音は協奏曲になっていくのだと思います。

違う人どおしが共存できるルールをつくって、それぞれが楽しめるお祭りができるよよいですね。

職場の教養と少し違う考え方かもしれませんが、僕の感想です。

*職場の教養とは
一般社団法人倫理研究所が、法人会員向けに無料で贈呈している冊子です。
このBLOGはその冊子をもとに感想を述べています。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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