おはようございます。@ukara91です。6月3日(水)の職場の教養は「衣更え」です。
衣更え
6月は衣更えの季節です。衣更えとは、季節に応じて衣服を替えることです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月3日(水)「衣更え」より
平安時代の公家は、4月の薄衣(うすぎぬ)に始まり、5月に捻り襲(ひねりがさね)、6月に単襲(ひとえがさね)、8月1日から15日まで捻り襲、16日から9月8日までは生織(きおり)の衣を着ます。
9月9日より生織の衣の綿入れ(わたいれ)を着用し、10月から3月は練絹(ねりぎぬ)の綿入れを着るなど、季節に応じた着物を身につけ、細やかに衣更えをしていました。
衣更えは衣服を替えることによって、季節の変化による気温や湿度といった、環境への対応が主な目的です。同時に、気分も変わってくるものです。
皆さんには、気分に応じて服を選ぶ人もいるのではないでしょうか。ここ一番の時に身につける服装やアイテムがあるでしょう。
また、その場により、相応しい(ふさわしい)装い(よそおい)があります。正装が必要な格式高い場があれば、ラフな服装の方が馴染む場もあります。
衣服は自分の心と共に、その環境との調和にも影響を及ぼします。その時その場に相応しい服装で、自身も環境もより良くしていきたいものです。
<今日の心がけ>
場に合わせた服装をしましょう
「衣更え」感想
その時に相応しい服装を着ると、テンションが上がるという人は多いと思います。特に女性は多いのではないでしょうか。
正装が必要な場でアクセサリーを付けたりするのも、同じような効果があるのだとおもいます。
フォーマルな場所意外では、農作業を行う際に汚れても良い動きやすい服を着ると、やはり気持ちが、農業モードになります。
「その場に合わせた服を着なければならない」と思うのではなく、その場に合わせた服を利用して、自分の気持ちを上げていこうと思うことで、身につけるものは便利な魔法の道具ともなりえるのでしょう。
平安の公家は、気持ちを上げまくっていたのだと思います。