おはようございます。@ukara91です。
12月18日(土)の職場の教養は「お洒落なネクタイ」です。
お洒落なネクタイ
社内外で人望の厚いA氏が、入社して間もない頃、上司と共に取引先を訪問した時のことです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月18日(土)「お洒落なネクタイ」より
仕事の話が終わって席を立とうとした際に、取引先の社長から「ところで、Aさんのネクタイはいい柄ですね。お洒落ですね」と言われました。
思いがけない言葉に戸惑ったA氏は「いえいえ、決してそんなことはありません」と首を横に振り、畏まって会社を後にしました。
帰社する道すがら、A氏は上司に「先ほど、私はどのようにお応えすればよかったのでしょうか」と尋ねました。
すると、「謙遜するのもいいけれど、君を褒めてくださった社長のお気持ちを考えると、否定せずに、『ありがとうございます。そうおっしゃっていただき、嬉しいです』と、素直に感謝するとよかったのではないかな」と告げられました。
それ以来A氏は、人から受けた好意は素直にありがたく受けとめ、自分と関わりを持った人には、できるだけの好意的な言葉をかけることを心がけています。
<今日の心がけ>
褒め言葉を素直に受け取りましょう
お洒落なネクタイ 感想
Aさんの受け応えも悪印象は与えなかったと思います。
でも、よりよい応え方はどうだったのだろう?と考えて、よりよい方法を模索することで言葉の使い方は洗練していきます。
人と人のコミュニケーションのほとんどは、言葉で行いますので、よりよい言葉を転宅して、自分が感じたことを適切に相手に伝えたいですね。