おはようございます。@ukara91です。
3月25日(木)の職場の教養は「敬意の循環」です。
敬意の循環
皆さんは、会社で共に働く人をどのように呼んでいるでしょうか。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月25日(木)「敬意の循環」より
A社で働くIさんは、仕事を指示する際、呼び捨てにしたり、「おまえ」と呼ぶのが癖です。そうした言葉遣いから誤解を生んでしまうこともありました。
そのようなある日、社長から「我が社では、呼び捨てを禁止する」と全体会議で伝えられました。<自分のことではないか>とIさんはハッとしました。
以来、A社では先輩後輩、男女を問わず、「○○さん」と呼ぶルールとなりました。その後、社内全体で相手に敬意を示す風潮が形成されていったのです。
Iさん自身も、年下や部下であっても、敬意を払って「○○さん」と呼んで、一呼吸おいてから仕事の依頼をするようになったのでした。
すると、次第に、Iさんと社員の間にあった距離感は解消されていきました。
お客様からも、「社内の雰囲気がいいですね」と言われるまでに変貌したのです。
職場でも家庭でも相手に敬意を示すことは、良き人間関係を構築する基本です。
敬意を払って、相手を呼ぶように心がけていきましょう。
<今日の心がけ>
敬意を持って相手を呼びましょう
敬意の循環 感想
年下や部下であっても、組織でその仕事をする上での便宜上の上下関係です。
年上や上司だから人間として上位にあるわけではありません。
特に、目的を遂行するための仕事仲間であれば、指示を出したり、指示を遂行したりの上下関係は大切ですが、お互いに刺激しあい、学び合う存在であることを忘れてはいけません。また、その意識があれば、部下を呼び捨てにするなんてありえない事だと思います。
地球の人口は78億人。その中でわずか数名と仕事をしているというのは、ものすごいご縁がある関係です。そのご縁を活かし学び合い成長していきましょう。