和暦と西暦

おはようございます。@ukara91です。
5月3日(土)の職場の教養は「和暦と西暦」です。

和暦と西暦

 元号が令和になってから一年が過ぎました。この一年は多くの「令和初・・・」が話題となり、私たちの記憶に残ったことでしょう。
 飛鳥時代に「大化」から始まった日本独自の元号は、「令和」に至るまでに、248を数えます。今日では、元号に基づいた和暦のほかに、手帳やカレンダーなどを見ると、西暦が記されています。
 西暦は、世界中で最も多く使われている紀年法(きねんほう)といわれています。日本では長い間、太陰太陽暦(たいいんたいようれき)という暦法(れきほう)を使用していましたが、1873年以降、グレゴリオ暦が使用され始め、西暦を併用したという経緯があります。
 西暦や和暦にはそれぞれに歴史があります。先人は、より性格な暦を表わすために、多くを尽力したのでしょう。今日では、西暦が主流となり、和暦が使われる機会は減ってきましたが、今一度、和暦の歴史を振り返ってみたいものです。
 時には過去の出来事にたどって、現代における課題の解決や未来を拓くヒントを探ってみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月3日(日)「和暦と西暦」より

<今日の心がけ>
時代を見据える眼を培いましょう

和暦と西暦 感想

 今はコンピューターの時代。グローバルに世界と関わる機会が多くなった事もあり、西暦の方が時系列を記憶しやすく、使いやすいのが現実です。

西暦で記憶することが当たり前になったので、役所などで申請書類を申し込む際などに記載する生年月日は、和暦で記入が必要となり、あわててスマホで1999年って平成何年だっけ?等、調べたりする人も多いと思います。

 コンピュータもなく、通信技術の乏しい時代には和暦しか使用していなかったので、天皇と時代を結びつけて考えることが出来ていたと思います。

特に、一代の天皇で複数の元号があった時代には、元号の意味にこれから向かう時代の願いを込めていて(世界に対して)、時代もそれなりに変化していったようです。

 最近の元号にも意味があるのかもしれません。
「平成」の意味は「平に成る」平和が完成すると読みとくこともできます。
反面、平(たいら)というのは、個性をなくして、みんな一緒にという意味合いも含まれています。
例えば「絵の具」の24色セットで、平和を表現すると、全ての絵の具を混ぜるという感じでしょうか。24色全色を混ぜると最後は1つの色になりますが、ある意味これが「平和」という事でもあります。

世界は一色にはなっていませんが、軍拡主義も一段落して、少しづつ世界は協調していったのが平成だったのかもしれません。

 「令和」は命令の例ではなく、律令の令。それぞれがルールを守りながら個性を発揮して和していく社会を目指そうという意味に思えます。絵の具でいえば、青は青の個性。赤は赤の個性を保ちつつ、それぞれの個性を保ちながら協調してやっていこうという時代です。

 平成から令和への時代の変化を家族で例えるなら、家族に対して部屋が一つしかなく、共同生活しているのと、同じ家族でも集まれる部屋もあるし、個部屋もあって、一人になりたい時には一人になれるという感じなんだと思います。

 こういった時代の変化は西暦では感じ取りにくいです。
和暦を日本の暦として捉えず、世界の時代の変化を捉えるものと考えると、歴史の見え方も変わってきて面白い。
そして、この流れで考えていくと、「漢」「満」「鮮」のような思想の違う民族が一つの国を形成している中国などは、分裂していくのでは?
同じ思想の民族だけど分断している朝鮮などは、統一していくのでは?
と、近未来をある程度予測できそうです。

 たかが和暦ですが、いろんな事を洞察できて、面白いですね。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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