職場の教養 感想12月9日(水)「経験の知恵」

おはようございます。@ukara91です。
12月9日(水)の職場の教養は「経験の知恵」です。

経験の知恵

 新しいことを始める時は、希望を掲げて緊張感を保ち、周囲の意見を聞く謙虚さがあるものです。しかし、成功すると謙虚さが薄れ、心も緩みがちです。
 K氏は社内で新規事業のプロジェクトリーダーに抜擢されました。順調な滑り出しで意気込んでいましたが、途中から企画が行き詰まってしまいました。
 そのような時、取引先の社長が、自らの経験を語って諭してくれたのです。
 「創業時は協力を求めて低姿勢になり、懸命に努力するが、軌道に乗ると有頂天になってしまう。それが危ない。成功しても初志(しょし)を忘れず、熱意を持ち続けなければならない。事業を守り抜き、発展し続けることほど困難なことはないよ」
 また、中国の唐時代の皇帝と家臣の政治問答集「貞観政要(じょうがんせいよう)」の中では「創業は易く(やすく)守成(しゅせい)は難し(かたし)」と論じられています。これは、新しく始めることより、維持継続することのほうが難しいということを諭したものです。
 事業には、常に乗り越えなければならない壁があることを学んだK氏。物事が順調に進んでいる時ほど気を引き締め、熱意を持ち続けようと決めたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月9日(水)「経験の知恵」より

<今日の心がけ>
経験談から学び今の仕事に活かしましょう

経験の知恵 感想

自分が社長や部門リーダーの場合は、創業や新規事業を始める時の緊張感や集中力のメーターはMAX振り切っていると思います。

しかし、メーターがずっと振り切っていたのではエンジンが壊れてしまいます。

ある程度エンジンを吹かして速度が出たら、そのままずっとエンジン吹かし続けるのではなく、速度を惰性でどこまで伸ばせるか?ということが長距離で低燃費に走る秘訣です。会社の事業も同じですよね。

人にはそれぞれ持ち味があります。エンジンタイプの人もいれば、ギアの人もいるしブレーキのような人もいます。

エンジンの馬力が必要な道もあれば、ギアやブレーキのちからに頼らなければいけない道もあります。

会社の環境はめまぐるしく変わりますが、車で走っていると景色が変わるのと一緒です。片側2車線のバイパスを走っている時もあれば、住宅街の狭い路地を走ることだってあります。片側2車線のバイパスを永遠に走るなら、排気量が大きく、最高速度の高い車が良いですが、社会環境が変わり、バイパスから住宅街に差し掛かると、排気量の大きさは邪魔になり、コンパクトなエンジンとコンパクトな車体の方が、進行しやすいです。

ずっとバイパスを走ってきた車で、入り組んだ住宅街に入ってしまうと大変です。


社会情勢(道)と自分の車(会社)のサイズがフィットしているかどうかを常に考え、時には排気量や車両サイズを落として、住宅街を走りやすいサイズに車体を変更するなどの変身能力がこれからの会社には求められているのだと思います。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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