おはようございます。@ukara91です。
12月24日(金)の職場の教養は「贈り物に込める思い」です。
贈り物に込める思い
日本において、クリスマスは家族や親しい間柄でプレゼントを贈り合ったり、サンタクロースが子供たちにプレゼントを運んだりと、楽しいイベントの1つとして定着しています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月24日(金)「贈り物に込める思い」より
アメリカの小説家であるオー・ヘンリーの短編『賢者の贈り物』は、この時期に相応しい読み物として、現代でも多くの人に親しまれています。
貧しくも慎ましく暮らす夫婦の物語で、妻は夫へのクリスマスの贈り物を買うため、大切にしていた美しく長い髪を切り、売ってしまいます。一方、夫は妻への贈り物を買うため、祖父、父、自分へと譲り受けた金時計を売るのです。
自身の大切な物を売ったお金で、妻は夫の金時計に似合う鎖を、夫は妻の髪に飾る櫛をそれぞれ贈りますが、結果としてそれらは用をなさなくなりました。しかし2人は、相手を1番に思う気持ちを確かめ合うこととなったのです。
クリスマスには、普通自分を支えてくれている家族に対して、感謝の気持ちを込めて、相手が喜んでくれそうなことをしてみませんか。
<今日の心がけ>
相手を思う気持ちを伝えましょう
贈り物に込める思い 感想
オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』のエピソードが自分の身に起きたら、どうかんじるでしょうか?
自分に必要がなくなった物を奥さんからいただいて、その気持ちに感謝できるでしょうか。
「贈り物」は、相手のことを考えているという気持ちを物体化したものです。相手に贈り物をしようとする際に、「あの人は、きっとこんな物があると嬉しいに違いない」などと、相手の性格や最近の行動から、相手が喜び、必要なものを想像して買う物です。
もらう側は、相手が自分のことを考えてくれている という気持ちが嬉しいのですよね。
『賢者の贈り物』では、お互いに必要な物にはなりませんでしたが、お互いにすごい贈り物を交換し、より深い関係になったのだと思います。
贈り物は相手のことをしっかりと考えて、贈りましょう。きっと気持ちが伝わるはずです。