おはようございます。@ukara91です。
8月9日(月)の職場の教養は「洗濯機との別れ」です。
洗濯機との別れ
結婚10年目のT子さんは、「物を大切に扱うこと」を心がけて生活しています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月9日(月)「洗濯機との別れ」より
ある日、結婚と同時に購入した全自動洗濯機が、脱水に切り替わると、エラー表示が出て止まるようになり、選択に一手間加わるようになっていました。
電気店に修理の見積もりを依頼すると、「寿命が近づいているようですね。修理も難しいので買い替えをお勧めします」と言われました。
T子さんは<不便だけれど、その都度、操作すれば、このまま使えるかもしれない>と考えました。
しかし、夫に話すと、「今まで大切に使ってくれてありがとう。この洗濯機は十分役目を果たしてくれたよ」と、買い替えを提案されたのです。
翌日、T子さんたちは夫婦で洗濯機を掃除し、新しい洗濯機を買った店に引き取ってもらいました。ピカピカに磨かれた古い洗濯機は喜んでいるようでした。
以来、物を捨てる際には、今までの感謝を込めて掃除をしてから手放すようになったTさん。物の有り難みを感じ、さらに物を大切に扱うようになったのです。
<今日の心がけ>
物を大切に扱いましょう
洗濯機との別れ 感想
物を大切に扱う人は、人にも優しいと言われます。
その理由は何でしょうか。
物を大切に扱うと、汚れが気になって掃除したり、T子さんのように一手間加わってでも使おうと考えます。それだけ、物をよく見て、物の機能を知ろうとしながら使うのです。そうやって物と接する人は、物だけよく見ているわけではありません。
人に対しても、少しの見た目の変化や、いつもと違う言葉遣いをするだけで、「何かあったの?」など声をかけてくれます。
物を大切に扱うことで、実は自身の心も大切に扱い、それが他人にも伝わっていくのだとおもいます。もちろん自分の体も大切に扱うことでしょう。
スマホを机に置く時など、ちょっとしたところから気をつけてみると、自身の心にも何か変化が起きてくるかもしれません。