おはようございます。@ukara91です。
1月15日(土)の職場の教養は「息子の言い分」です。
息子の言い分
管理職のF氏は、部下の育成に注力しています。ところが、最近は人間関係が思うようにならない日が続きました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2022.1.15「息子の言い分」より
その原因を振り返ると、F氏は「自分の若い時は◯◯だった」とか「昔のほうがよかった」といった自分の経験を物差しにした言い方で接していたのです。
ある日、部屋を散らかし放題の高校生の息子に「いつになったら片づけをするんだ」とF氏が叱責すると、すかさず息子から「気が向いた時だけ口出ししないでよ」と、強く言い返されたのです。
その後、妻からの「何も言わずに見守ることも時には必要よ」という言葉にハッとしたF氏。部屋の片づけを促すことは必要ではあるものの、これまで、息子の言い分よりも自分の考えを押し付けていた自分に気づいたのです。
以来、F氏は職場や家庭において、相手の成長や幸せを願って過ごす生活を心がけるようになったのです。
相手を変える前に、まず自ら改めることが先だと知ったF氏です。
<今日の心がけ>
相手の姿勢を尊重しましょう
息子の言い分 感想
日本人同士は、他国の人に比べて似ています。同じ地域に暮らす人同士は、もっと似ているかもしれません。家族同士ならさらに、考え方など似ているのでしょう。
でも、どんなに似ていても、別の人です。細かい考え方などは人それぞれ違います。
他人の考え方は長い時間をかけて育まれていったものですので、すぐに変えることなどできません。
所詮、自分が変えることができるのは自分だけ。他人に変化を与えたいと思ったら、まずは「他人に変化を与えることができる自分」に変わるしかありません。
自分の家族といえども、相手は自分とは違うと認識しながらコミュニケーションを心がけるとよいと思います。