おはようございます。@ukara91です。
4月14日(木)の職場の教養は「相手の現状を知る」です。
相手の現状を知る
中間管理職になって間もないFさんには、悩みがありました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月14日(木)「相手の現状を知る」より
それは、部下が期限内に仕事を仕上げることができず、任せた仕事を最終的には自分が仕上げるのが常習的になっていることでした。<なぜこんな簡単なこともできないんだ>と心の中で部下を責めてしまうこともありました。
何度も、そうしたやり取りが続き、<このままでは仕事に支障をきたしてしまう>と考えたFさんは、上司に窮状を訴えました。すると、上司は次のようにアドバイスしてくれたのです。
「部下が締切に向けてどのような計画を立てているか、想定する作業量はどのくらいだと思っているのかをきちんと聞いているかい?それを管理するのが管理職の仕事だ。まずは、部下の現状を把握することが必要じゃないかな」
上司が言う通り、部下ができないことを嘆いたり、フォローするばかりで、部下が抱えている他の煩雑な業務を認識していなかったFさん。部下とのコミュニケーションをしっかり取って仕事を割り振ろうと決めたのでした。
<今日の心がけ>
相手の話を聞きましょう
相手の現状を知る 感想
自分と他人は違う生き物です。違う人間が同じ職場で、便宜上上司や部下となって仕事を進めていくわけですが、自分と他人の違いをつい忘れてしまい、自分の仕事のスピードと相手の仕事のスピードを比べてしまい、相手の仕事が遅いと責める気持ちになってしまいます。
自分と他人は違う生き物です。まずは相手をよく知り、相手の仕事の取り組み状況について相手の視点で見つめてあげることが必要です。
相手を知ろうとする視点を持ってはじめて、相手に伝わる言葉を使えるのだと思います。