おはようございます。@ukara91です。
8月19日(金)の職場の教養は「教室の清掃」です。
教室の清掃
今年から学習塾の講師として勤務することになったSさん。授業が終わると、生徒たちが使った机の上の消しゴムのカスを先輩講師と一緒に清掃します。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月19日(金)「教室の清掃」より
教室の清掃に取り組むようになって半年が経過した頃、<机の後始末くらい自分でしてほしい>と、生徒を責めるような気持ちが出てきました。
その気持ちを先輩講師に伝えたところ、「生徒のことを言うけれど、S先生自身はどうなのですか」と問われたのです。
何のことだろうと尋ねてみると、「S先生の授業後のホワイトボードの黒ずみやカスを、事務のYさんが清掃しているんだよ」と言われたのです。
自分自身の後始末ができていないことを指摘され、恥ずかしさと共に猛反省したSさん。生徒を責めるような気持ちが出てきた時には、まず自らを振り返ってみようと心を改めたのでした。
今では、授業後の清掃をする際に<生徒たちは、真剣に勉強しているのだな>と大らかに受け止められるようになったのです。
<今日の心がけ>
責める心をなくしましょう
教室の清掃 感想
「誰かに何かをして欲しい」という不満を抱えている状態の時は、まず自分を顧みる必要があります。たいていは自分自身ができていないから、部下や周囲にいる人たちがそれを学んで実行しているのです。
周囲にやって欲しいことがある場合は、まず自分でやってみるとよいと思います。そうすると自然と手伝いたい人が表れたりするものです。さらに、自分でやってみると、後輩が同じことをやった際の気持ちもわかり、組織に一体感がでてきます。
「まずは自分」と自身に言い聞かせて行動しましょう。