おはようございます。@ukara91です。
6月21日(水)の職場の教養は「つもり」です。
つもり
私たちは何気なく「○○のつもり」と口にすることはないでしょうか。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月21日(水)「つもり」より
この「つもり」は「積もり」と書き、「前もって考えていたこと」「そうなったと仮定した気持ち」「予想して計算する」などといった意味があります。
いずれの意味を見ても、「予測」や「予想」といった「不確定」な状態に対する表現であり「確定」の状態に対して使う言葉ではありません。
例えば、「10時に伺うつもりです」といった表現は「確約できませんが、10時に伺う予定です」という意味合いになります。これでは訪問先の相手に失礼だと思われかねません。
時間を確定させ、「10時に伺います」と言い切るのが適切です。どうしても難しい場合は、「道路状況によって10分ほど遅れるかもしれません」など、理由と共に時間が不確定であることを伝えるべきでしょう。
日常の中で使う言葉を正しく理解し、誤解を招かないように留意していきたいものです。
<今日の心がけ>
言葉の意味合いを考えましょう
つもり 感想
言葉で何かを伝えるには、相手の立場にたって伝わる言葉で話す必要があります。
「◯◯のつもり」というのは、自分本位で相手の立場にはたっていません。誤解のほとんどは「○○のつもり」が発生源です。
また、相手の立場に立つには相手をよく知らなければなりません。仕事以外の会話もしながら相手をよく知ったうえで初めて相手の立場に立てるので、普段の何気ない会話を大切に、相手に寄り添っていきましょう。