おはようございます。@ukara91です。
8月5日(土)の職場の教養は「鵜飼」です。
鵜飼
岐阜県を流れる長良川の夏の風物詩「鵜飼」は、千三百年以上の歴史を持つ伝統漁法です。長良川の他にも全国十数ヶ所で同様の漁法が行われています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月5日(土)「鵜飼」より
鵜飼は、「鵜匠(うしょう)」と呼ばれる使い手が、手綱をつけた水鳥の鵜(うみう)を川の中に放ち、鵜(う)が捕らえて飲み込もうとした魚を吐き出させて獲ります。
これは鵜匠と鵜の息があってこそ成し得る技です。餌やりや鳥小屋の掃除など、鵜匠自らの手で大切に鵜を育てます。そして鵜が老いて漁ができなくなっても、死ぬまで鵜匠と共に、家族のように一緒に暮らすそうです。
鵜匠の愛情が鵜に伝わるからこし、鵜もそれに応えるように多くの魚を獲るのでしょう。こうした種を越えた信頼関係が織りなす漁法は、毎年十万人を超える観光客の心を感動させています。
鵜とも信頼関係を結べるなら、人間同士ではより強固なものとなるでしょう。
職場でも相手のことを思いやり、堅固な信頼関係を築きたいものです。
それが技術の向上やミスの防止にも繋がり、よりよい仕事を生むはずです。
<今日の心がけ>
信頼関係を築きましょう
鵜飼 感想
動物と人間の関係は、人間がその動物の特徴を知ろうとしっかりと観察して対応することが特徴です。これが、なぜか人間対人間になると、相手をよく知ろうとしません。
同じ人間でも、育った環境によって考え方が異なります。相手をしっかり見て、相手に合わせたコミュニケーションを心がけることが大切だと思います。
世界中の人がこれを行えるようになれば、争いは無くなるはずです。