おはようございます。@ukara91です。
9月19日(火)の職場の教養は「鏡という意識」です。
鏡という意識
お客様から見積もりの依頼を受けたA課長はBさんにこれを託しました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月19日(火)「鏡という意識」より
ところが二週間後、そのお客様から「先日依頼しました、見積もりはどうなりましたか」と催促を受けたことで、Bさんが忘れていたことがわかりました。
A課長はすぐにBさんに伝えて見積書を作成してもらい、無事に契約は成立しました。今までのA課長ならば一方的にBさんを責めていました。
しかし、今回は違いました。A課長はかつて仕事で失敗した時、先輩から「自分の周りで起こる出来事を、自分の心や行動を映す鏡だと思って自身を振り返るといいよ」との言葉を思い出したのです。
A課長は、お役様に見積もりの回答をするまでが自分の役割であったのに、Bさんにその確認を怠った自身にも非があると痛感しました。この一件から、<社会人として責任感が欠如していた>と反省したといいます。
他人の非を責めるのは簡単ですが、それでは自分の成長にはつながりません。
目前の出来事を鏡として、自分のあり方を問う機会としたいものです。
<今日の心がけ>
他人や出来事を師としましょう
鏡という意識 感想
人の目は、周囲のものを見るためのものと考えがちですが、映写機のように周囲を映し出すものだと思います。目の前にうつる他人も、自分が映し出す映画の出演者。だから目の前で起きる出来事はすべて自分が映し出していると考えると、あらゆることを自身を成長させる事象であると意識することができます。