おはようございます。@ukara91です。
2月3日(月)の職場の教養は「心に空所を持つ」です。
心に空所を持つ
ある秋に、E氏は妻の趣味のガーデニングを手伝いました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月3日(月)「心に空所を持つ」より
庭のプランターの草花が萎れてきたため、今年もチューリップの球根を植えることにしました。妻の指示に従い進めた作業は、思っていた以上の労力でした。
春に花を咲かせるため、古い土をふるいにかける土づくり、草花に合わせて栄養分を配合する肥料づくり、球根の選別、咲いた時の彩りを考えて球根を配置する植え付けの後、水やりの作業を繰り返し行いました。
そして、芽を出すまでには、ひと冬越す必要があることを知りました。いつも花を見るだけのE氏でしたが、花を咲かせることの大変さを実感したのです。
手伝いながら、人づくりにも通じていると感じたE氏。日頃、部下に対して、高度な業務を要求し、できていないと責めていたのでした。今自分がやるべきことは、階段を踏んで人を育てていくことであると気づいたのです。
心に空所を持つことは大切です。仕事を離れた環境での行為は、自分の生活を客観的に見る場となり、そこには課題解決のヒントがあるかもしれません。
<今日の心がけ>
自分の働きを客観的に見詰めましょう
心に空所を持つ 感想
趣味でガーデニングをやってる奥様からすると、花を咲かせるまでの一連の流れも楽しくて、綺麗に咲いた時を想像しながら土いじりを行うのでしょうね。
Eさんは、花が咲くまでのゴールまでの長さを知らないので、自分が今どの作業を行って、これがいつ?どうなるのか?が解らない中での作業だったので、とても大変な作業に感じたと思います。
物事にはスタートしてからゴールまで、様々な工程があります。全体像がわかっていながらスタートする場合は、ゴールまで楽しめるような工夫を凝らすことができますが、ゴールがどこか?解らないままスタートすると、行き当たりばったりで、楽しむどころか、イライラしてしまうものです。
一度じっくりとスタートからゴールまでを把握してみると良いと思います。
新しいチャレンジ等の場合も、仮でゴールを定める事ができます。仮設のゴールをたてて実行し、ゴールの設定が「違う」と感じたら、ゴールを再設定して、そこを目指しましょう。
そうすることで、自分自身がロールプレイングゲームの主人公となり、今どのレベルのどんなことをしているのか?という視点も芽生えてくると思います。