おはようございます。@ukara91です。
4月7日(火)の職場の教養は「はじめの一歩」です。
はじめの一歩
操業20年のJ社は、資源の節約や業務の効率化を図るために、紙媒体の資料のデータベース化に取り組み始めました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月7日(火)「はじめの一歩」より
各部門より横断的なプロジェクトチームを結成し、その一員に任じられたPさん。受け持ちは、各部署で保存されている資料の集約と整理でした。
創業以来、各部署がそれぞれに保管していた多種多様な資料は、ダンボール箱で70以上になりました。その膨大な量に、Eさんは途方に暮れました。
<何から手をつけよう><どのように作業を進めようか>と頭の中で構想を巡らせますが、なかなか良い案が浮かばず作業に着手できません。そのような中、自宅でテレビを見ていた時に流れた、ある登山家の話に耳を奪われたのです。
「どんなに高い山でも、はじめの一歩を踏み出さなければ、頂上には辿り着かない。その一歩は、山からすれば小さな一歩です」との言葉でした。
膨大な資料の山を前に、はじめの一歩を踏み出せずにいたEさん。登山家の言葉に勇気づけられ、まず段ボール箱を開き、資料と向き合ったのです。
<今日の心がけ>
小さな事から動き出しましょう
はじめの一歩 感想
仕事を山に例えると多くの事が客観的に見えてきますよね。
富士山の頂上に辿り着こうと思い、頂上に向かって直線で登っていく方はいません。道も無いし、道があったとしても直線だと斜面が急すぎて登れないと思います。
頂上は頂上で最終目標として据えながら、くねくねした道を右へいったり左へいったり、時には頂上が遠くなるような道を進んだり、しっかり休憩したりしながら、歩みを続ける事が、頂上へたどり着く唯一の方法です。
ということは「はじめの一歩」と「歩きつづけること」が頂上へたどり着く唯一の方法。この2つだけを考えると、「はじめの一歩」は簡単に踏み出せるけど、「あるき続けること」ができるかな?と感じる方が多いと思います。体力に自信の無い方は特にそうでしょう。
早朝から夕方まで、ひたすらあるき続けると考えると、体力の無い方は自信なくしますよね。でも、一時間あるいて一時間休憩というスケジュールならどうでしょうか?
これなら歩けますよね。
実際には富士山を登るわけではないのですから、「歩き続ける」ことができるように、やり方を工夫すればいいのだと思います。1時間あるくのがキツイ方は30分にしたらどうでしょう。到着は遅くなりますが、確実に毎日頂上に近づいていけますよ。
これで、「はじめの一歩」と「歩きつづけること」が難しくないということに気づきます。
はじめの一歩を踏み出してしまえば、必ずゴールできるということですね。