おはようございます。@ukara91です。
9月16日(水)の職場の教養は「異国との友好関係」です。
異国との友好関係
1890年の本日のことです。オスマン帝国(現在のトルコ共和国を含む地域)の軍艦エルトゥール号が和歌山県の沖合で、大破してしまいました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月16日(水)「異国との友好関係」より
乗組員の多くが犠牲になりましたが、和歌山県串本町の住民による懸命の救助によって、約70名の乗員の命は助け出されました。
数年前に上映された、映画「海難1890」により、この出来事を初めて知った人もいるでしょう。130年前の日本人による救援活動が、トルコ国民の心の中に、日本に対する親愛と感謝の念を根付かせるきっかけになったといいます。
串本町では、エルトゥール号の遭難以来、トルコ共和国との共催で5年毎に追悼式典を催し、現在に至っています。
130年も前のエピソードですが、真心の援助は、時代を経た今日も、両国の「永遠の友情」を築く礎(いしずえ)になっているのではないでしょうか。
国・地域・人種を越え、また身近な関係においても、困っている人がいたら、手を差し伸べる勇気と気概を持ちたいものです。
<今日の心がけ>
先人たちの功績に敬意を表しましょう
異国との友好関係 感想
明治に入って約20年後の、日本の国民性の現われたエピソードです。
和歌山最南端のこの町は、今でもクジラやイルカウォッチングなど海を資源とした観光が有名ですが、当時も海の男達の多いところだったのでしょうね。
海でつながった人たちの絆って強いですね。