おはようございます。@ukara91です。
4月7日(水)の職場の教養は「購入の決め手」です。
購入の決め手
Hさんが、かつて海外旅行に行った時のことです。自宅に飾る絵を求めて、小さな画廊に入りました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月7日(水)「購入の決め手」より
店内には、新人の芸術家や名の知れた地元の芸術家の絵が多数飾られていました。Hさんはどの絵にしようか、悩んでいました。
やがて、一つの絵に目が留まりました。その絵は版画で、ほかの絵にはない数字にHさんの購買意欲がかき立てられ、購入を決めたのでした。
その数字とは、絵の右下に記されたエディション・ナンバーでした。版画は、複数枚刷れますが、絵としての価値を保持するために、刷る枚数を限定することがあります。その証拠としてふられた番号がエディション・ナンバーです。
品質や価格、量、納期など、私たちが商品を購入する際には、いろいろな判断材料があります。今回のHさんのケースでは「希少性」が決め手となりました。
商品の付加価値は、工夫次第です。他社との差別化を図ることによって、より魅力ある商品やサービスを提供したいものです。
<今日の心がけ>
魅力ある商品やサービスを提供しましょう
購入の決め手 感想
価値観は人によって異なり、それぞれの価値観によって商品から受ける刺激も異なります。だから商品づくりをする際は、どんな価値観の人の感情をくすぐることができるか狙いを定めないと、誰の感情にもヒットしない物になってしまいます。
同じ価値観の人に狙いを定めて、いくつも商品やサービスを作っていくと、徐々にその価値観の考え方や感情の起伏など細かいところまで見えてきて、ジャストフィットするものをつくることができるようになってきます。
ターゲットを定め、そこに対して集中して商品やサービスを継続的に投入していきましょう。ある程度商品がそろってくると、それらの集合体はブランドとなっていきます。