おはようございます。@ukara91です。
2月24日(木)の職場の教養は「決断の時」です。
決断の時
私たちは日常、大小問わず何かを判断しなければならないことがあります。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月24日(木)「決断の時」より
その際、損得や都合の良し悪しなどを「頭」で考える一方、「好き嫌い」といった感情、すなわち「心」で判断する場合もあるでしょう。
京セラの創業者である稲盛和夫氏は、著書『心。』の中で、「人生のさまざまな場面で、『人として正しいか』という行動規範をもつことが大切だ」と述べています。
それは、「自分に正直であること」、「人をだまさないこと」、「周囲への思いやりを大切にすること」など、誰もが幼少の頃から教わってきたことです。
実際に稲盛氏は、負債を抱えて経営破綻した大手航空会社の再建を任された際も、この基準を第一に貫き、また周囲に示し続けました。
その結果、それまで航空業界はまったくの門外漢(もんがいかん)であったにもかかわらず、僅か数年という期間で再上場を成し遂げたのです。
私たちも、会社や人生の命運を左右するような大事だけでなく、日常の小事にも、「人としての正しさ」を忘れず、時々の決断を下していきたいものです。
<今日の心がけ>
小さなことにも心を込めましょう
決断の時 感想
「人として正しいか」よりも、「上司に怒られないか」を判断基準にしてはいないでしょうか。普段の仕事で「上司に怒られないか」が最優先順位になっている場合は、それはある意味「決断の時」なのかもしれません。退職の検討という意味です。
今、社会人として経営したり会社勤めをするまでの長い間、人としての判断ができるように小さなころから経験を積んできたことで、人格が形成されています。その自分が「なにか違うなぁ」と感じたら、その自分の判断を大切にして、周囲に意見を伝えましょう。自分の感じたことを会社というものを通じて実現していく時に、大きな力が発揮できるものです。自分に謙虚でありながら、自信をもって決断していきましょう。
人生は決断の連続です。