おはようございます。@ukara91です。
2月27日(日)の職場の教養は「相手を変えようとする前に」です。
相手を変えようとする前に
M子さんは、後始末ができない小学2年生の長男に頭を抱えていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月27日(日)「相手を変えようとする前に」より
M子さんは、長男が遊んだ後に毎回、片づけの大切さを伝え、時には諭し、厳しく指導しました。しかし、一向に改善されないのです。
何度言っても片づけようとしないため、たまりかねて叱責すると、「ママだってできていないじゃないの」と、言葉が返ってきました。咄嗟に「ママは忙しいから仕方がないのよ」と言ってしまったのです。
長男の言葉が頭から離れなかったMさんは、深夜、自分を顧みました。すると、子供の頃に後片づけが苦手だったことを思い出しました。
忙しさや疲れを言い訳にして、自分も片づけができていなかったことを反省したM子さんは、自ら率先して部屋の掃除を始めました。その後次第に、M子さんが厳しく言わなくても、長男も後片づけをするようになったのです。
自分ができていないことを押しつけようとしても、相手はそれを受けとめにくいでしょう。人を改めさせる前に、自分を見つめる勇気を持ちたいものです。
<今日の心がけ>
自分を顧みる習慣を持ちましょう
相手を変えようとする前に 感想
今日の職場の教養のエピソードは親子関係でしたが、これと同じようなエピソードは職場の上下関係にも多いと思います。
上司に意見を言いづらいので、上司は自分の状況を顧みることができず、次第にチームの士気が下がり数字に現れてしまうのでしょう。
そういう経験をしたならば、自分が上になった時には自分を顧みてから部下に指示を出せる上司になりましょう。
何事も、まずは自分からですね。