おはようございます。@ukara91です。
6月19日(日)の職場の教養は「父からのお礼」です。
父からのお礼
父親の会社を継ぐこととなったTさん。立場が変わるだけで、これだけ見える世界が違うのかと驚く日々を過ごしていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月19日(日)「父からのお礼」より
幼少期のTさんは、仕事ばかりで家にいることが少ない父親を嫌っていました。その頃の記憶を遡ると、母親との思い出ばかりが浮かびました。
6月の父の日、Tさんは娘から「お父さん、いつもお仕事お疲れさま。仕事が忙しくて最近はあまり一緒に遊べないけど、お父さんが仕事をしてくれるおかげで私は色んなことができます。ありがとう」と書かれた手紙をもらいました。
手紙を読んだTさんは涙が溢(あふ)れました。経営者になってからは仕事に追われる日々が続いていましたが、当時の父も今の自分と同じように家族の幸せのために懸命に働き、家族との時間を作りたくても作れなかったことに気づいたのです。
Tさんは翌日、1日遅れの父の日のプレゼントを贈りました。すると父から「プレゼントをいただき、心より感謝申し上げます」とお礼のメッセージが送られてきたのです。その言葉に、思わず目頭が熱くなったのでした。
<今日の心がけ>
感謝の念を深めましょう
父からのお礼 感想
父親になったり、管理職になったり、社長になったり、立場が変わると社会の見え方が変わってきます。社会的な立場が変わってくると要求されることが多くなるので、その立場にたったとたんにとても忙しくなり、気張って仕事をこなすことになるでしょう。
そうしている間に、威張ってしまったり、現場や家庭のことが見えづらくなったりする副作用もあるかもしれませんが、その人が「仕事は、自分や家族や社会の幸せのために行なうものだ」と思い出すと、元に戻ります。
みんな、がんばっています。立場によって見え方が違うんだと認識しながら、それぞれを認めてあげましょう。許してあげましょう。