職場の教養 感想10月4日(火)「虫の声」

おはようございます。@ukara91です。
10月4日の職場の教養は「虫の声」です。

虫の声

職場の教養10月4日の画像

 埼玉県熊谷市の「荒川・押切の虫の声」は、環境省が選定した「残したい日本の音風景(おとふうけい)100選」の一つです。
 八月下旬から十月上旬の夕方以降にスズムシ、キリギリスなどの鳴き声が楽しめます。そのほかにも、大阪府大阪市の「淀川河川敷のマツムシ」や、宮城県仙台市の「宮城野スズムシ」などが音風景100選に登録されています。
 また、文部省唱歌(もんぶしょうしょうか)の「虫のこえ」の歌詞に「秋の夜長をなきとおす おお面白い虫のこえ」とあるように、過ごしやすくなる秋の夜長には虫の鳴く声が一層心地よさを増しています。
 そういった虫の鳴き声も、海外の人には単なる「音」にしか聞こえないとされています。実際、日本語で使われる蝉の「ミーンミーン」などのような虫の声を表す擬声語(ぎせいご)は、言語学的にも珍しい存在のようです。
 虫の鳴き声を風情と感じられるのは日本人特有だといわれます。大自然や四季に興味関心を持ち、虫の声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月4日(火)「虫の声」より

<今日の心がけ>
自然の音に親しみましょう

虫の声 感想

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 虫は生き物です。虫の鳴き声を生き物の声と感じる民族と、虫の声が雑音に聞こえる民族では、根本的な感性がちがうのでしょう。
古代に文明が栄えた場所は、全てを消費しつづけて土地は砂漠になっていきましたが、縄文文明のように、日本人は土地を砂漠化させずに豊かな文明を築いていきました。
虫の声を生き物の声と感じる感性が、そうさせたのかもしれません。

虫の声に耳を澄ませながら、祖先から受け継いだ感性に感謝してみましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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