職場の教養 感想10月22日(土)「焦がれる」

おはようございます。@ukara91です。
10月22日(土)の職場の教養は「焦がれる」です。

焦がれる

職場の教養10月22日の画像

 君待つと わが恋ひをれば わが屋戸(やど)の すだれ動かし 秋の風吹く
 飛鳥時代の皇族・歌人である額田王(ぬかたのおおきみ)のこの和歌は『万葉集』に掲載され、天智天皇への恋焦がれる気持ちを表した歌とされています。
 簾が風になびく度、<あの人かも・・・>と胸が高鳴る心情は、時代を超え、今を生きる私たちにも相通ずるものを感じます。
 現代においては、メールやチャットなどで、瞬時に言葉のやり取りを交わすことができますが、昔の人が簾のなびきに心動かされるのと同じく、携帯電話の着信音が鳴る度に、ハッとした経験がある人も少なくないでしょう。
 「焦がれる」という言葉をあまり耳にしなくなった背景には、人や物、出来事に対して、それ程の気持ちを抑えるまでもなく、色々な物が容易に手に入り、体験できる時代になったことが一因とも考えられます。
 今一度、そのような時代だからこそ、「本当に必要なものは何か」と、自分の心に正直に訊いてみることが必要なのかもしれません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月22日(土)「焦がれる」より

<今日の心がけ>
大切なものを見極めましょう

焦がれる 感想

職場の教養10月22日の画像

 恋焦がれるというような感情は、とてもすばらしいことだと思います。
最近は、そういう感情が薄くなっているようですが、悪いことではありません。
恋焦がれる感情はすばらしく、美しいものだとおもいますが、それが奪われた時は悪意に変わる可能性もあります。
感情が薄ければ、悪意や争いごとも少ないでしょう。薄いというよりも、成熟してきてるのかもしれません。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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