職場の教養 感想12月29日(木)「利他行動」

おはようございます。@ukara91です。
12月29日(木)の職場の教養は「利他行動」です。

利他行動

職場の教養12月29日の画像

 紀元前の中国の儒学者である孟子は、人間には本来、「善い」性質が備わっているはずだという、性善説を唱えています。
 そのなかで性善説のたとえとして、「もし、幼子が井戸に落ちようとしていたら、誰でもかわいそうだと思って助けるだろう」という話をしています。
 私たちの日常で、このような重大な場面に遭遇することはあまりないかもしれません。しかし、このたとえ話にあるように、相手を助けたいと思い咄嗟に行動することは、あるでしょう。
 認知科学の実験研究では、利他・協調行動に関して、それを行なうかどうか考える時間が長くなるほど、協調行動を選択する比率が下がることが知られています。これは、協調行動が直感や情動に根差すことを示しているのです。
 自分の行ないが状況を改善させる場面で、とっさに行動する人は多いでしょう。
他方で、機を逃してそのままにした経験がある人もいるかもしれません。
 このような場面でこそ、「気づいたらすぐする」を実践したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月29日(木)「利他行動」より

<今日の心がけ>
即行動に移しましょう

利他行動 感想

職場の教養12月29日の画像

 幼児が井戸に落ちそうなところを目撃してしまい、何らかの事情で助けに行けなかった時の事を考えてみましょう。私だったら、その事が気になって他のことが手につかなくなってしまいます。
私のような人は、他のことが手につかなくなる時間がもったいないですので、「即行動」して幼児を助けに行ってあげるべきです。「助ける」「助けない」はその時の状況によって「良い」「悪い」と判断できませんが、その後にそのことが気になってしまう時間は無駄以外のなにものでもありませんので、助けてあげる行動を起こした方が、自身にとっても時間を有効活用できます。
利他行動は結局、自分にとってもお得な行動と言えると思います。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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