おはようございます。@ukara91です。
5月15日(月)の職場の教養は「職場は人間道場」です。
職場は人間道場
建設業を営むK氏は、従業員の育成について課題を抱えていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月15日(月)「職場は人間道場」より
就業年数によって変化はあるものの、基本的な作業は変わらないものも多いのですが、実務経験によって磨かれた職人技や、専門的な知識の継承がうまくなされていないことがあったのです。
K氏自身も、社員一人ひとりのキャリアや能力を完全には把握できておらず、明確な教育体制が構築できていない状態でした。
何とかならないものかと考えたあげく、実務経験を見える形態にすることにしたのです。そのヒントになったのは日本の伝統芸能の落語でした。
落語の世界には「真打制度」があります。一人前になるためには前座見習い、前座、二つ目、真打と昇格していきます。この四段評価を参考に、それぞれ色分けした小さなバッチを付けるようにしたのです。
その結果、上の者は下の者を育成することが明確になり、下の者は上の者から知識と技術を学ぶことで良好な人間関係が構築されていったのです。
<今日の心がけ>
役割を明確にしましょう
職場は人間道場 感想
事業(仕事)は、仕事を通じて利益を得ることと、事業を通して学び、心を成長していくという大きく2つの目標があると思います。
後者の目的については意識していない企業が増えてきているように感じますが、そうなると企業の寿命は短命に終わるでしょう。
事業は一人では行うことができず、社員や取引先の人間との関わり合いが大きく関係します。事業を通じた人と人との関係づくりが、心づくりでもあります。
もう少しだけ、心づくりを意識して毎日の仕事に取り組んでみませんか。