おはようございます。@ukara91です。
6月14日(水)の職場の教養は「過度な期待」です。
過度な期待
期待とは、あることが実現するだろうと望みをかけて待つことです。ただし期待が高まるあまり、行動が空回りすることがあるかもしれません。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月14日(水)「過度な期待」より
Sさんは期待する後輩に対し、<少しでも早く一人前になってほしい>という思いから、厳しく指導にあたっていました。
ところが、ある日、後輩から「会社を辞めようと思います」と言われたのです。
<なぜ急に辞めると言い始めたのだろう>とその理由が分からないSさん。「考え直してほしい」と必死に説得しますが、後輩の考えはなかなか変わりません。
上司に相談すると「後輩に期待し、厳しく指導にあたっていたのはわかる。でも、どう育てたらその人が成長できるかは、人それぞれだ。相手の立場になって、これまでの指導方法を見直してみたらどうだい」と言われました。
厳しさが後輩をより良くすると勘違いしていたと共に、過度な期待が後輩にプレッシャーを与えていたことに気づいたSさん。素直にこれまでの厳しい指導を詫びると、後輩は「もう一度頑張ってみます」と考え直してくれたのでした。
<今日の心がけ>
相手に応じた対応をしましょう
過度な期待 感想
人を育てるためのマニュアルはありません。一人一人違う生き物ですので、しっかりと話をして、その人がどうすれば成長するのか?を考え、相手に伝え実行し、相手と話、修正し、実行しを繰り返しながら共に成長していく姿勢が必要なのかもしれません。
なかなかできないものですが、「共に成長しよう」と自分に言い聞かせて相手と向き合ってみましょう。