おはようございます。@ukara91です。
7月9日(日)の職場の教養は「情報の選択」です。
情報の選択
営業職のAさんは、大きな取引先へのプレゼンテーションを任されました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月9日(日)「情報の選択」より
Aさんにとっては入社以来の大役です。張り切って資料を集め、構成を練り、連日遅くまで発表の準備を行ないました。その結果、当日は言いよどむことなくプレゼンはスムーズに進行し、その後の質疑応答まで順調に運んでいました。
しかし、持ち時間の終わり際になって、資料に掲載した表の数字が間違っていると、取引先の重役から指摘されたのです。
その表は、インターネットで見つけ、出典を確認せずに採用してしまったものでした。当然今回は契約に至らず、Aさんが後日お詫びに訪問すると、担当者が正しいデータを用意してくれたのです。
温かな心遣いに触れると同時に、Aさんは情報元の確認、信頼度の高いデータを提示する重要性を痛感したのでした。
誤った情報の発信は会社や個人の信頼を損ないます。情報の溢れる現代社会においては、その取捨選択が要となるでしょう。
<今日の心がけ>
情報を正しく扱いましょう
情報の選択 感想
インターネットの発達により情報はどこからでのアクセス可能となり、世の中には情報が溢れる世界となりました。しかしその中には意図して世論を誘導するための嘘情報や、まったくのデタラメ情報もあります。
必要な情報を調べる時には、その情報がただしいのかどうか?を調べ、調べる際には情報の出典を明確にすることが必要です。
正しい情報かどうか調べずらいものもあります。
例えば、今行われているロシア・ウクライナの問題も、テレビや新聞では「ロシアが悪い」の一点張りです。「ウクライナが原因を作った」や「ウクライナをコントロールしているアメリカが悪い」という情報もたくさんあるのです。
わからない事は、それぞれの立場から冷静に洞察する必要があります。
情報化社会で問われる能力は、情報の真偽を見極める洞察力と言えます。