職場の教養 感想9月15日(金)「虫聞き」

おはようございます。@ukara91です。
9月15日(金)の職場の教養は「虫聞き」です。

虫聞き

職場の教養9月15日の画像

 田畑や庭先から虫の音が聞こえ、秋を感じる頃になりました。
 日本最古の歌集『万葉集』にコオロギを詠んだ歌が七首残されていることから、すでに奈良時代には虫の音を愛でる文化が存在していたようです。
 平安時代になると虫の音を楽しむことを「虫聞き」と呼び、平安貴族の嗜みの一つとされました。その後、江戸時代には庶民にも「虫聞き」が広がります。
 江戸の町では虫を売り歩く「虫売り」が商売として成り立つほどに、「虫聞き」が流行しました。卵を温めて孵化させ、野生のスズムシよりも早く成虫に育てて、高値で売り出す業者もあったほどです。
 「虫聞き」は虫が鳴いているときはもちろんですが、「鳴かないときの静寂もまた心地良い」とされます。これも日本ならではの情緒ではないでしょうか。
 西洋では、虫の音はノイズと捉えられてしまうことも多いといわれます。自国で育まれた風流な文化を大切に、美しい虫の音に包まれながら、秋の夜長を楽しみたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月15日(金)「虫聞き」より

<今日の心がけ>
風流な文化に触れましょう

虫聞き 感想

職場の教養9月15日の画像

 日本では自然崇拝の文化が育まれています。虫の音や風の音。雨の音なども我々の生活を彩り、豊かにしてくれる自然のハーモニーです。
目の前のことに気を取られていると、そういった自然の音は聞こえなくなってしまいます。せっかくのハーモニーがいつも聞こえるよう、我々の心も自然体でいきましょう。

投稿者: ukara9

食品系会社の一見やる気のない社員です。若い頃から管理職になり「考え方の違う方」との人間関係づくりに悩み、自分に不足してるものを自費で研修や講習や読書でインプットしまくりました。主に職場の教養の感想をUPします。

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