おはようございます。@ukara91です。
3月15日(日)の職場の教養は「言葉との出会い」です。
言葉との出会い
不動産販売会社に勤めるIさんは、後輩社員の指導に頭を悩ませていました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月15日(日)「言葉との出会い」より
朝は遅刻を繰り返し、何度注意をしても、改善の姿勢が見られないのです。
そのようなある日、通勤の電車内で読書をすることが日課になっているIさんは、登場人物の発していた次の言葉に目を留めました。「どんなに理屈や道理が通っていても、そこに思いやりの心がなければ正義とはいえない」
この文章から、後輩に対する接し方を振り返ったIさん。正論を押し付けるのみで、思いやりの心で後輩の話を聞いていなかったことを反省したのです。
それからIさんは、積極的に後輩に話しかけたり、後輩の話に耳を傾けました。すると、家庭の事情で遅刻せざるを得ない状況であったことを知ったのです。
その後、会社のサポートもあり、後輩の遅刻は徐々に改善していきました。以降、Iさんは、思いやりの心を持って業務にあたるようになったのです。
恩師、上司からの励ましの言葉、書籍の一文など、これまでの人生で大きな影響を受けた言葉を人生の指針として、日々を充実させていきたいものです。
<今日の心がけ>
人生の指針となる言葉を持ちましょう
言葉との出会い 感想
人は、言葉を通してしか意思を伝えたり聞いたりできません。
そして、この言葉というのは、一方通行ではなく双方向で通い合うようにしないと意思の疎通はできないのだと思います。
言えば伝わったと勘違いせず、伝わったかどうかの確認する意味でも、常に意思の疎通を図りましょう。そういう意味でも、職場では仕事の話以外の雑談が必要だと思います。
雑談は無駄という考え方の人も多いですが、意思の疎通を図るための「必要無駄」と認識することが大切だと思います。