おはようございます。@ukara91です。
8月23日(日)の職場の教養は「自分を見つめて」です。
自分を見つめて
Sさんは、勤務先の特別な行事のリーダーとして、メンバーと準備を進めていました。しかし、当初の計画が大幅に遅れ、人間関係も悪化していきました。思い悩んだSさんは、上司に相談しました。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2020年8月23日(日)「自分を見つめて」より
現状を把握した上司は、「心のどこかで、うまくいかないのは誰かのせいだと責任転嫁していないか」「自分に言い訳をしていないか」「メンバーがどんな思いで会議に臨んでいたか」を考え、振り返るよう助言してくれました。
自分を見つめ直したSさん。自分一人が大変だと思い込み、仲間に労いの一言もないまま準備を続けていたことを反省しました。すると、メンバー一人ひとりに対して、申し訳なさと感謝の気持ちがこみ上げてきたのです。
Sさんはメンバーにお詫びし、これまでの感謝と、特別な行事という大事な企画に込めた自分の思いを素直に伝えました。その後、メンバーの気持ちが一つになり、再スタートを切ることができたのです。
どのような時にも、周囲への感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。
<今日の心がけ>
チームワークを深めましょう
できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ
自分を見つめて 感想
組織で仕事をしていると、自分だけが忙しいと感じるには誰にでも経験があると思います。それが、部署異動など、人事異動を経験するとどうでしょうか。異動した先も忙しく、今までいた部署からは見えなかった苦労が理解できます。
自分一人で行える仕事の範囲には限界があります。周りの仲間の状況を理解し、協働することで大きな成果が得られます。
リーダーは周囲の皆の状況を深く理解することが、長く成果を出し続ける秘訣なのかもしれません。
リーダーはそれだけ努力や苦労が必要になりますが、周囲に気を配る視点(多重視点)を身につけることができ、洞察力が磨かれていきます。
人として、より豊かに歩んで行くために、リーダーは経験したほうが良いと思います。