職場の教養 感想6月9日(水)「思いやり」

おはようございます。@ukara91です。
6月9日(水)の職場の教養は「思いやり」です。

思いやり

 秩序を守り、好ましい人間関係を築いて、お互いが仲良く生活していくためには、倫理道徳があります。そのポイントになるのが、思いやりです。
 会社員のAさんは、同僚のBさんから辛辣な言葉をかけられ、原因が思い当たらず困惑していました。その様子を見ていた友人は、「もしかしたらBさんは、何か辛いことがあって悩んでいるのかもしれないね」と言うのです。
 翌日、半信半疑でBさんを食事に誘いました。すると、「昨日は嫌なことを言ってごめんなさい」と謝られたのです。
 そして、親の介護が大変な中、兄弟が協力してくれず、Bさんの負担が大きくなり、余裕がなくなっていたことを話してくれました。
 思いやりとは、自分に向かいがちな目を相手に向け、相手の立場になって考えることです。人を思いやることは、人間関係を円満にするだけではありません。
自分本位な心を抑える自己鍛錬にもなります。
 その後二人は、お互いを思いやり、心から信頼できる間柄になったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月9日(水)「思いやり」より

<今日の心がけ>
思いやる心を養いましょう

思いやり 感想

人は、魂と体が一体化したものと言われますが、例えば魂を体からだして、憎たらしい相手の体に入ってみて、相手の目から見た世界はどんな風に見えるのでしょうか。

相手の生活環境を体験してみると、憎たらしいと思えた人を理解できるのかもしれません。

相手の立場に立って思考を巡らすと、自分と相手との関係性も客観的に把握することができ、思いやりが芽生えてくるのかもしれません。

職場の教養 感想6月8日(火)「梅干しの歴史」

おはようございます。@ukara91です。
6月8日(火)の職場の教養は「梅干しの歴史」です。

梅干しの歴史

 6月上旬は青梅が収穫できる時期です。それを塩漬けにした「梅干し」の歴史は古く、かつては食用以外にも用いられてきました。
 平安時代中期の日本最古の医学書『医心方(いしんぽう)』には「熱と煩満(はんまん)を除き、精神を安定させ、手足、身体の痛み、半身不随やマヒ、口が渇くのを止める」とあり、梅の実を塩漬けや燻製にした物が薬として用いられたことが書かれています。
 その薬効を物語るかのように、平安時代に村上天皇が梅干しで病を治したという言い伝えがあります。その梅が申年(さるどし)に採れた梅だったため「申年の梅」は縁起物とされ、現代にも受け継がれ、人に贈る習慣があるようです。
 戦国時代の武士たちは、日持ちがよく嵩張らない(かさばらない)梅干しを携帯食や薬として愛用しました。梅干しが庶民に浸透したのは、江戸時代になってからといわれます。
 現代を生きる私たちが当たり前に口にする食べ物も、それぞれが歴史を持ち、それに根ざした文化があります。一つの食材の歴史や文化を知ることは、その物の味わいを深めることにもなるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月8日(火)「梅干しの歴史」より

<今日の心がけ>
食への関心を深めましょう

梅干しの歴史 感想

梅は奥が深いですね。青梅は生で食べると青酸という毒素によって体調を崩すようです。この毒性は昔の人はよく知っていたのだと思います。
植物毒は調理によって毒性を変化させ、効能のある食べものになるものが多いですが、梅はその代表的な存在です。

今現在食している日本食などは、我々の先祖が生きるために食べ物を口に入れ、その結果体調の悪くなる植物は、加熱したり煮たりして毒性を変化させたりする工夫の結晶なのかもしれません。

先祖の食に対する探究心と工夫に感謝申し上げます。

職場の教養 感想6月7日(月)「感情を整理する」

おはようございます。@ukara91です。
6月7日(月)の職場の教養は「感情を整理する」です。

感情を整理する

 羨ましいと思うことは、誰にでもある感情です。
 例えば、他人が成果を上げて褒められた時や、持ち物、経済面など、人と自分を比べる時に嫉妬心が生まれてくるかもしれません。
 その気持を無理やり消すのは難しいことですが、あまりにもその気持ちが強すぎると、人間関係などにも弊害が表れてきます。ですから、嫉妬心が湧き上がってきたら次のように捉えてみましょう。
 ①人と自分を比較しないようにする、②自分に自身が持てるよう実力をつける、③ほかの面で自分を磨く、思い切って相手を褒め称える、などで、プラスの方向に昇華することができます。
 勝負の世界では、潔く勝者を称える敗者の姿に観客の心が打たれるというケースも少なくありません。
 羨む気持ちが芽生えた時には、その気持ちをうまく活用して、自己の成長やスキルアップにつなげていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月7日(月)「感情を整理する」より

<今日の心がけ>
気持ちをうまく切り替えましょう

感情を整理する 感想

嫉妬するという感情は、多くの人がお持ちだと思います。
「嫉妬」という感情はマイナスに捉えがちですが、嫉妬する相手の事に「羨ましいと思う部分」があるから嫉妬するのですから、自分の向上の為の目標にすることができます。
嫉妬する相手が、人脈もあり、お金のある人ならば、「自分もお金持ちで人脈も欲しい」という願望があるという事ですから、まずは「お金を得る為にはどうしたらよいか?」「人脈を得る為にはどうしたらよいか?」と冷静に考え、一つづつ目標に設定していくとよいと思います。

目標に設定すると、その嫉妬する相手が一番身近な参考例になりますので、じっくりみて、相手の良い部分を真似していくのが目標に近づく秘訣です。

嫉妬する相手が、自分の道標になってくれると考えると、嫉妬によるドロドロでモヤモヤした感情とも前向きに折り合いをつけれるようになってきます。

職場の教養 感想6月6日(日)「チャレンジする」

おはようございます。@ukara91です。
6月6日(日)の職場の教養は「チャレンジする」です。

チャレンジする

 昔から日本では、芸事は6歳の6月6日から始めると上達する、という伝承があります。
 N子さんはある時、友だちに、「短歌サークルに入ってみない?」と誘われました。仕事も忙しく、「この歳から始めても・・・」と思って躊躇しましたが、「自分の気持ちを気軽に詠んだらいいのよ」と勧められ参加したのです。
 初めて参加した時は緊張したものの、アットホームな雰囲気に和み、親しくしてくれる人のお陰で、定期的に参加するようになりました。
 ある時、家族や家事のことなど、日常生活の1コマを短歌に表しました。
 すると、つい見過ごしてしまいがちな小さな変化や喜びを発見し、日常生活の幸せに気づくことができたのでした。N子さんはその後、短歌大会で受賞することもあり、<チャレンジしてよかった>と実感しています。
 やってみたいと思って躊躇していることがあれば、年齢など気にせず、果敢にチャレンジしてみましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月6日(日)「チャレンジする」より

<今日の心がけ>
新しいことに挑戦してみましょう

チャレンジする 感想

周囲から誘われたり、「あ これ面白そうだな!」と感じたことは、一歩踏み出してチャレンジしてみるとよいです。
そのようなキッカケに巡り合うことは、自分が一歩踏み出したいと考えている現れで、引き寄せているのかもしれません。

だから踏み出しましょう。

職場の教養 感想6月5日(土)「地球は借りもの」

おはようございます。@ukara91です。
6月5日(土)の職場の教養は「地球は借りもの」です。

地球は借りもの

 1972年6月5日からスウェーデンの首都ストックホルムで開催された、「国連人間環境会議」を記念し、国連は本日を「世界環境デー」と定めました。
 日本では、1991年より6月を「環境月間」とし、環境保全を目的に様々な行事が開催されています。
 パイロット体験を基に書いた『人間の土地』『星の王子さま』で知られ、宮崎駿氏に影響を与えたフランスの小説家サン・テグジュペリは「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子供たちから借りたものだ」と述べています。
 これは、美しい地球を未来の子供たちに残すことを逆説的に「未来の子供たちから借りているのだ」と表現したのです。
 地球は様々な環境問題に直面しています。ごみを減らす、資源を大切にする、食品ロスを少なくするなど、環境保全への積極的な取り組みが求められます。
 借りているものを粗末に扱わないことは、人類共通の記載でしょう。その思いを行動に移し、私たちを育んでくれる地球に感謝したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月5日(土)「地球は借りもの」より

<今日の心がけ>
地球の資源に畏敬の念を持ちましょう

地球は借りもの 感想

自分のものと考えるより、「借りもの」と考えると扱い方が変わりますよね。
借りている地球は丁寧にあつかい、きちんとお返ししたいですね。

職場の教養 感想6月4日(金)「ブレそうになったら」

おはようございます。@ukara91です。
6月4日(金)の職場の教養は「ブレそうになったら」です。

ブレそうになったら

 私たちは日々、様々なことを考えて生活しています。
 考えるだけで終わることもあれば、決断して行動に移すこともあります。決めたことをやり通した時には、達成感や充実感を得られます。
 しかし、現実には、目的の途中で諦めてしまうことがあるのではないでしょうか。一度決めたことがブレてしまうのは、確固とした決意をしていないからです。
そのために、様々な誘惑に負けてしまうのです。
 例えば、「健康のため、食生活を見直そう」と決断したものの、つい食べ過ぎてしまうことはありませんか。一度決めたことをやり抜くには、何のためにそれをするのかを明確にし、行動内容を具体的に決めておくことが大切です。
 食生活を改善するのは、適正体重にするためで、「ご飯は茶碗に半分」「外食は月に三度まで」「夜の九時過ぎには食べ物を口にしない」などと決めます。
 ブレない基準を作り、自分との約束だけでなく、周囲にも宣言することで、さらに実現しやすくなるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月4日(金)「ブレそうになったら」より

<今日の心がけ>
目標を具体的に掲げましょう

ブレそうになったら 感想

強い意思で目標を達成していくためには、しっかりと自分の心のクセと向き合って行くことが大切です。
目標を掲げただけでは、なかなか達成できないので、目標に達成するまでの小さな中間地点目標を沢山設定し、一つ達成する度に自分にご褒美を与えるような、達成感を味わいながら進める目標がよいと思います。

職場の教養 感想6月3日(木)「思わぬトラブル」

おはようございます。@ukara91です。
6月3日(木)の職場の教養は「思わぬトラブル」です。

思わぬトラブル

 ビジネスマナー研修を提供する会社に勤務する、新人スタッフのSさん。ある日、先輩のMさんのアシスタントとして、研修会場に同行した時のことです。
 Mさんが講義の準備で、会場に備えられているプロジェクターに、パソコンを接続しようとすると、不具合が生じて投影できません。
 Mさんは、別のパソコンをプロジェクターにつなげましたが、やはり映りませんでした。
 <プロジェクターを使わずに、先輩はどのように研修を進めるのだろう>とSさんが困惑していると、「紙資料があるから大丈夫だよ」とMさんに言われました。
 手渡された紙資料には、投影する予定だったスライドの内容が参加人数分、印刷されていたのです。結果として、滞りなく研修を終えることができました。
 業務を遂行する上で、時には思わぬトラブルが生じることもあるでしょう。事前に様々なトラブルを想定して備えることで、いざという時に落ち着いて対処することができます。事前の準備を万全にして臨機応変な対応を心がけましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月3日(木)「思わぬトラブル」より

<今日の心がけ>
事前の準備を万全にしましょう

思わぬトラブル 感想

プロジェクターのトラブルはよくあることです。
予備機がない場合には、テレビに投影するぐらいしたデジタル機器での復旧は難しく、紙で対応するしかありません。
デジタル機器でのトラブルは、最終的にアナログ対応しかないかもしれませんね。

スライドが100枚ぐらいある場合は、来場者に100枚の紙を配るなんてことになりかねないので、あらかじめ紙でする場合はA4用紙に12枚のスライドを印刷するなど、いざという場合の紙の印字方法などは想定しておいた方がよいかもしれません。

「いざ」という時はいつ来るかわかりません。様々な場面を想定しておく事は大切です。

職場の教養 感想6月2日(水)「矢印が示すもの」

おはようございます。@ukara91です。
6月2日(水)の職場の教養は「矢印が示すもの」です。

矢印の示すもの

 車のメーターパネルには、スピードメーターをはじめ、タコメーター(エンジンの回転計)や水温計など様々な計器が付いています。それらは、運転する上で必要な情報をドライバーに伝えています。
 2000年以降に製造された車のガソリン残量ゲージの多くには、給油機アイコンの横に、右か左を指す小さな三角矢印が表示されています。この矢印は、給油口が車体の左右どちら側にあるかを示しています。
 大変シンプルなものですが、このアイコンの存在を知っていれば、初めて乗った車で給油する際も、給油口がどこにあるのか迷うことはありません。
 世の中にある様々なアイコンや表示には、知れば納得する意味が込められています。私たちが普段当たり前のように使っている物の中にも、知らないばかりに活かしきれていない物があるかもしれません。
 物事に込められた意味を知ると共に、相手の立場になって物事を考え、プラスアルファの発想や工夫をしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月2日(水)「矢印が示すもの」より

<今日の心がけ>
視点を変えて考えてみましょう

矢印が示すもの 感想

ガソリンの給油口が左右どちらにあるか?初めての車で迷う人がほとんどだと思いますが、ちゃんと、残量ゲージに記されているんですよね。
こうやって、知らない事で余計な時間を奪われる事は多くあります。
だからこそ、物事は多く知っていた方が便利ですよね。

職場の教養 感想6月1日(火)「衣替え」

おはようございます。@ukara91です。
6月1日(火)の職場の教養は「衣替え」です。

衣替え

 六月を迎え、制服や作業服を冬服から夏服に切り替える企業もあるでしょう。
 この「衣替え」の風習は、平安時代の宮中行事が起源で、鎌倉時代に武家社会へと広まりました。やがて、明治時代に公務員の制服の衣更えを六月一日と十月一日に定めたことが民間に浸透し、今日に至っています。
 近年は単身や少人数の世帯が増えたことや、合理的な収納が増えたため、「衣更えを意識しない」という家庭もあります。
 しかし、衣更えは、気候の変化に合わせて快適に過ごせるよう衣服を替えるだけの行事ではありません。それまでの季節、お世話になった衣服を労り、次の出番までゆっくり生地を休ませる役割もあるのです。
 出番を終えた衣服は、洗濯や陰干しなど、素材に適した手入れをして、しまうことが長持ちさせる秘訣です。
 また、衣更えは持ち物を見直すことにもなります。身の回りの物や季節の巡りに感謝し、季節感や日本の文化を肌で感じる機会としたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月1日(火)「衣更え」より

<今日の心がけ>
季節の変化を体感しましょう

衣更え 感想

季節の変化に古代から順応している日本には、衣更えという文化が根付いているのかもしれません。
6月1日に衣更えするのは、朝や夜は寒いと感じる事が多いですが、だからこそ半袖で季節の変化をより感じやすくなるとも言えます。

また、季節に応じて服装を変えていくこと自体が、四季の変化の激しい日本の文化継承に役立っているとおもいます。

職場の教養 感想5月31日(月)「郷土愛を育む」

おはようございます。@ukara91です。
5月31日(月)の職場の教養は「郷土愛を育む」です。

郷土愛を育む

 私たちの住んでいる町には、先人が遺してくれた、歴史的財産ともいえる数々の史跡が、多く点在しています。
 史跡とは「貝塚、古墳、都城跡(とじょうあと)、城跡(じょうせき)、旧宅、そのほかの遺跡で、我が国にとって歴史上または学術上価値の高いものとする」と示されています。
 文化庁に登録された「史跡名勝天然記念物」の中で、史跡の数は約千八百件です。その一つに、全国でも有数の中世城郭といわれる滝山(たきやま)城跡があります。
 東京の多摩地区にある滝山城は、関東管領・山内(やまのうち)上杉家の重臣であった大石定重(おおいしさだしげ)が、1521年に築城しました。その後、大石氏の養子として入城した北条氏照が八王子城に移転するまで、関東屈指の城郭としてその威容を誇りました。
 「続日本百名城」に登録され、今年で築城五百年となります。都立滝山自然公園として、都内有数の桜の名所ともなっています。
 身近にある史跡の見学や学びを通して、過去に思いを馳せ、今、自分が生活できる環境や場所があることに、感謝の心を向けていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月31日「郷土愛を育む」より

<今日の心がけ>
自分が住む土地の歴史を知りましょう

郷土愛を育む 感想

自分の今があるのは先人たちのお陰です。
特に生まれ育ったふるさとは、自分の基礎を育んでくれた環境で、自分になんらかの影響を与えてくれているはずです。郷土の歴史や文化を学ぶ事で、自分のルーツを知ることができるかもしれません。

ふるさとを久々に散歩してみて、ルーツに触れ合ってみてはいかがでしょうか。