念には念を入れる

おはようございます。@ukara91です。
3月12日(木)の職場の教養は「念には念を入れる」です。

念には念を入れる

 仕事を任された時に、物事が上手く進まないことがあります。要因は様々でしょうが、準備不足が一つとして挙げられます。
 ある地方都市では、花火大会の前夜祭において、著名な歌手を招き、コンサートが毎年開催されています。コンサートを主管している団体のスタッフがリハーサルに立ち会っている時の出来事です。
 スタッフのTさんは、リハーサルをする歌手の姿勢に驚きを隠せませんでした。
真夏の太陽が照りつける中、ビニールシートでステージを覆い、本番の倍の時間をかけて、汗だくで入念にリハーサルをしていたのです。
 念には念を入れて確認を行うという意の「万全を期す」という言葉があります。確認には、やり過ぎるということはないでしょう。Tさんは、本番同様に、リハーサルに重点を置いているプロの姿勢に感銘を受けました。
 日常の業務においても、目標や共有事項を確認しましょう。リハーサルや準備が必要な場合には、その大切さを認識し繰り返し行なっていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月12日(木)「念には念を入れる」より

<今日の心がけ>
準備を万全に行いましょう

念には念を入れる 感想

段取り8割といいます。成功にはまぐれ当たりなど無く、しっかりと準備することで成功を引き寄せているという事なのでしょう。

そして、しっかりと準備をすることで心に余裕が生まれ、その余裕があることで自分の行動や他人の行動にも目を配ることができ、より良い仕事にしていくためのヒントを得る事ができます。

準備は成功の潤滑油と言えますね。

これからやるべきこと

おはようございます。@ukara91です。
3月11日(水)の職場の教養は「これからやるべきこと」です。

これからやるべきこと

 東日本大震災から丸九年を迎えます。震災直後、自分にできる支援を模索したり、無駄なエネルギーや資源の浪費を抑えようと、ライフスタイルの改善に取り組んだ人も多いでしょう。ところで、現在ではどうでしょうか。
 当時、Aさんは仕事が多忙で、被災地に直接赴いての支援ができませんでした。
そのため、教育支援金の寄付を少額ながら、毎月続けてきました。当初から<支援は十年続けよう>と決めていて、現在も支援を継続しています。
 全国でも著名なある神社では、毎朝、「大祓詞(おおはらえのことば)」という祝詞(のりと)を三度唱え、被災地への祈りも捧げてきました。これからも同様に取り組み続けるそうです。
 ある家庭では、災害に備えて、自分たちの身を守る最低限の備蓄として、二週間分の食糧・燃料・水などを保管しています。
 被災地へ思いを馳せつつ、爪痕を風化させることのないよう意識を持ち続けましょう。また、自然災害は必ず起こるものであるとの認識に立ち、フットワークよくあらゆる手が講じられるよう、日頃から防災への意識を高めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月11日(水)「これからやるべきこと」より

<今日の心がけ>
自然災害への意識を高めましょう

これからやるべきこと 感想

もう九年も経過したのですね。
震災当時はまず人命救助。その後生活の為の食料や必需品が被災地に向けて全国からあつまり、日本中が一体となって災害に対応しているように感じました。

しかし、震災から数日しか経過していないのに、被災地には水やパンは大量に運ばれたけど、女性用生理用品や、赤ちゃん向けのオムツやミルク等がまったく来ないという情報がツイッター等で多数見られて、被災地の情報が正確に吸い取られていないのも浮き彫りとなりました。

今、当時とまったく同じ事が起きたら、ドローンを駆使して現地の状況を正確に把握したり、困ってる人に必要な物資やサービスを的確に届けることはできるのでしょうか?

きっと九年前よりも格段に復興を早めることができるのだと思います。

名奉行の決め台詞

おはようございます。@ukara91です。
3月10日(火)の職場の教養は「名奉行の決め台詞」より

名奉行の決め台詞

 「これにて、一件落着」とは時代劇での名奉行の決め台詞です。
 「一件落着」とは、事件などの解決を表わす言葉ですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。なぜ解決したのか、どこがうまく運べたポイントだったのかと、研究、検討、反省を重ねることは、大切な後始末といえるでしょう。
 こうした後始末は、決して事件などの特別なことに限ったものではありません。思いのほかスムーズに運んだ仕事にも、また想定外のアクシデントから失敗してしまった仕事にも、「その要因は?」と検討することが肝要なのです。
 特に失敗した仕事ほど、ただの失敗で終わらせずに、こうした後始末をきちんとすることで、次の課題が見えてくるのです。
 目まぐるしい時代であっても、心置きなく、一つひとつ丁寧に仕事をしめくくりましょう。それが、次の機会に万全の状態で、目前の業務に臨むことのできる姿勢となります。
 名奉行のごとく、「これにて、一件落着」と仕事を締めくくりたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月10日(火)「名奉行の決め台詞」より

<今日の心がけ>
一歩踏み込んだ後始末をしましょう

名奉行の決め台詞 感想

 「これにて、一件落着」これは、江戸の町奉行を題材にした「遠山の金さん」の決め台詞ですね。

金さんは「町奉行」という要職にありながら、普段は「町人」として町をふらふら。このふらふらしている時に事件に遭遇して、町人として事件に関わりながら登場人物の様々な面から多角的に事件を考察していくんです。

町奉行という高い立場に居ては見えない部分も、低い位置からみることで、事件の全体像を把握することができるんですよね。そして、把握した事実をもとに町奉行として裁き、解決に導き「これにて、一件落着」となる。
気持ちいいですね。

どんな事件にも必ず原因がありますが、原因にたどり着けないと感じる時でも、仮説と検証の反復運動をしていると、徐々に見え方が変わってきて徐々に真実に近づいていきます。

日常生活に置き換えると、「失敗は成功の肥やし」に近いかもしれませんね。

双方向の視点

おはようございます。@ukara91です。
3月9日(月)の職場の教養は「双方向の視点」です。

双方向の視点

 囲碁や将棋のタイトル戦が、テレビで放映されています。
 対局者が記録係に「棋譜(きふ)」(対局の手順を示した記録)を求め、それを逆さにして相手側からの戦況を見つめることがあります。
 自分の方向からの視点と、相手からの視点という双方向の見方を感じ取ることで、客観力を高めているように見えます。
 仕事でも商品やサービスを提供する側の思いと、それに共感し購入して使用する側の双方向の視点があるでしょう。
 また、人と人とのコミュニケーションでも、自分の意見や思いを的確に伝える発信力と、相手の思いを感じ取る受信力が双方向の力としてあります。
 このような違う方向の力を調和させ、感じ取ることで、新たな気づきや発見をすることができるようになるのではないでしょうか。
 それを培う最適の場が、身近な家庭でしょう。一方的な思い込みはないか、自分の意見を押し通していないかなど、客観的に見る力を養いましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月9日(月)「双方向の視点」より

<今日の心がけ>
双方向の調和を保ちましょう

双方向の視点 感想

囲碁や将棋は確かに双方向から戦況を確認することがあるようですね。

同じコマ、同じ台の上で行う囲碁や将棋でさえ、それぞれの視点からで見え方や思考が異なるのですから、生まれた環境が違う中で育った人間が、考え方や意見が異なるのは当たり前ですよね。

なかなか相手の立場にたつのは難しいですが、自分の言った事が相手に伝わったかどうか確認することで、違いを感じ取る事はできます。

人と人とのコミュニケーションはすべて「言葉」で行います。
まずは、自分の言葉の圧力が強くないか?弱すぎないか?相手に伝わる言葉でつたわっているか?相手に確認しながら、適切な言葉を選択できる力を身につけることが重要だと思います。

「言った言わない」の問題が発生しているうちは、言葉の使い方が身に付いていないと自覚したいですね。

同僚からの声かけ

おはようございます。@ukara91です。
3月8日(日)の職場の教養は「同僚からの声かけ」です。

同僚からの声かけ

 長年にわたって営業部の第一線で活躍してきたSさんは、新年度から人事・労務部門に異動となりました。
 これまでは、直接顧客と接しながら商品の紹介や説明をし、たわいもない世間話が仕事の受注につながり、成果として実感できました。しかし、内勤になってから、持ち前の明るさが発揮できない日々を送っていました。
 ある日、社内で営業部門の同僚とすれ違い、「久しぶりに君の顔が見られてうれしいよ」と、声をかけられました。
 Sさんは、その一言で元気を取り戻し、入社した頃の前向きで、エネルギッシュな気持ちを思い出したのです。
 さらに、<これまで何不自由なく元気に働けたのは、会社を守る今の部署があるからだ>と考え直し、以前のように元気な挨拶を始めました。
 やがてSさんは、現在の部署でも厚い信頼を得て、社内の他部署とのパイプ役を担うようになったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月8日(日)「同僚からの声かけ」より

<今日の心がけ>
自ら進んで声をかけましょう

同僚からの声かけ

 営業は外から新しい売上や顧客をとってくるので、会社の中では華やかな存在です。しかし、会社は営業だけでは成り立ちません。様々な部署の協業で顧客にサービスを提供することができるので、互いの仕事を理解しあい、感謝し合う事が大切だと思います。

でも、質の違う仕事をしている部門間は、どうしても他部門の仕事が把握できずに、他部門に不満を持ってしまいがちです。

Sさんのように、営業から社内部門に異動したりする人が、部門間の考え方やクセの差を埋めてくれる重要な役割を担う事が多いのでしょう。

だから部署間の異動というのは組織にとって重要です。

そして、それぞれを理解しあうには、仕事の話だけではなく、私語や雑談が潤滑油になります。世の中が拡大している時代は、「私語をするな!仕事に集中しろ!」なんて上司に叱られたかもしれませんが、縮小の時代では積極的に雑談をした方が組織は上手く回ります。(しすぎは禁物ですが)

一人一人が自立した思考ができるように育てて行きながら、積極的な雑談を行うことで、新しいサービスが誕生する風土が生まれてくるものと思います。

備えあれば憂いなし

おはようございます。@ukara91です。
3月7日(土)の職場の教養は「備えあれば憂いなし」です。

備えあれば憂いなし

 本日は消防記念日です。昭和二十三年三月七日に「消防組織法」が施行されたことに由来します。
 それによって現在の市町村消防を原則とする、自治体消防の形が誕生し、二年後の昭和二十五年に「消防記念日」が制定されました。
 消防携わる人は、消防本部の消防職員約十七万人、全国各地の消防団員約八十五万人が、私たちの身を守ってくれています。
 現在のように消防が組織化されるきっかけとなったのが、「明暦の大火」です。明暦三年(1657年)、正月十八日から二十日、江戸で起きた大火事です。
 江戸城本丸をはじめ江戸の街の大半が消失し、大勢の人が犠牲となりました。
「世界三大火災」の一つに挙げられる程の大火でした。そこで、「定火消」という消防組織を作り、火事が起きたらすぐ出動できるようにしたのです。
 災害はいつどこで起こるか、わかりません。災害への準備を万全にしておくことが、常に私たちに求められているのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月7日(土)「備え荒れば憂いなし」より

<今日の心がけ>
災害への備えをしましょう

備えあれば憂いなし 感想

災害は事前の準備が必須です。事前の準備とは、物資を用意することだけではなく、いざという時どのように行動したら良いか?を知っておく事です。

火事の際は、焼死するまえに一酸化炭素中毒で亡くなる方が多いです。よく火を使う所から出火してしまったら、どの経路で避難するのが適切か?事前に想定して避難訓練しておくことが必須です。

避難訓練はバカにせず、定期的に必ず行いましょう。

成長の速度

おはようございます。
@ukara91です。
3月6日(金)の職場の教養は「成長の速度」です。

成長の速度

 単身赴任の生活を送るK氏が、自宅へ帰った時のことです。
 久しぶりに家族三人で買い物へ出かけた途中、後ろから妻と中学二年生の息子が並んで歩く姿を見ました。少し見ない間に息子は、妻の背丈よりも大きくなっていたのです。
 息子が思春期に入ってから、親子で会話をする機会が少なくなっていました。
自宅へ戻りK氏が、「いつの間にか母さんより背が高くなって頼もしくなったな」と息子に話しかけても、「ああ」という短い返答だけで会話が続きません。
 ところが、その日の晩、息子から「仕事を頑張るのもいいけど、無理して体調を崩したら母さんが困るから気をつけてよ」と声をかけられました。その頼もしい言葉に温もりを感じたのです。
 <体だけでなく、精神的にも成長しているな>と感じたK氏。子供の言動に一喜一憂せず、心身の成長を信じて見守ろうと決意しました。そして、相談を受けた時は、精一杯アドバイスしようと思ったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月6日(金)「成長の速度」より

<今日の心がけ>
気持ちに余裕を持って見守りましょう

成長の速度 感想

父親と息子の関係って、照れることで適度な距離感があり、母を媒介しないと本音を離せないというような事があるようです。

ちなみにウチがそうです笑

でも、この関係には独特の美学があり、この関係性の中で息子から労りの言葉が発せられるなんて、親としては嬉しくて仕方ないでしょうね。

言葉は数が多ければよいというものではなく、相手に一番伝わる言葉を搾り出してシンプルに伝えるのが一番だと思います。

今日の職場の教養のように、息子から「仕事頑張るのいいけど、無理して体調崩したら母さんが困るから気をつけてよ」なんて言われたら感動しますよね。しかも、「自分が困る」と言わずに「母さんが困る」という言い回しにしたことで、お父さんの心に響きまくったんだと思います。

周囲の支え

おはようございます。@ukara91です。
3月5日(木)の職場の教養は「周囲の支え」です。

周囲の支え

 人は一人で生きていくことはできません。私たちの生活は、多くの人の働きによって支えられています。
 入社八年目になるDさんは、二人の後輩と共に仕事をしています。ある日、後輩の一人が風邪をひいて休むことになりました。
 後輩は日頃から資料を整理し、Dさんとは報告・連絡・相談を蜜にしていました。そのため急な休みでしたが、何をやるべきかがわかり、スムーズに仕事を進めることができたのです。Dさんは、後輩の管理能力の高さに感心しました。
 普段は意識しなくても、職場においては仲間が、家庭においては家族が自分を支えてくれています。忙しい中でも、身近な人がやっていることに目を向ける心のゆとりは必要でしょう。
 <自分が教えてきた仕事は、後輩たちがきちんと受け継いでくれているんだ>と確信し、仕事に一層のやりがいを感じたDさんでした。
 そうしたやりがい感が、働きをより良いものにしていくのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月5日(木)「周囲の支え」より

<今日の心がけ>
身近な人の支えに目を向けましょう

周囲の支え 感想

職場においては営業や総務など、部署間で支え合ったり、また個々人でもそれぞれが支え合いながら業務を遂行しています。

企業は営利が目的です。支え合うだけでは競争には勝ち抜いていけません。企業活動はお互いにバトンを渡しながら、他の会社よりも早くゴールできるようにリレーをしているようなものといえます。

ですので、自分本位にバトンを渡しても、次のランナーがバトンを落としたりしてしまえば、リレーは負けてしまいますよね。

相手のスピードや性格に合わせるためには、どういうバトンの渡し方がいいのだろうか?と考え、相手と対話することで素早く渡す方法が確立されていき、それがすべてのランナーが実行することで、とても早いチーム(良い会社)という事になるのだと思います。

実際の会社では、バトンは渡しませんが、「言葉」がバトンの変わりです。次のランナーには、この言い方では伝わらない。Aさんには、大きな声でハッキリつたえないと行けない。Bさんには、優しく伝えないと怖がられてバトンを落としてしまうなど、人によって言葉のかけ方も変えなければなりません。

バトンをキチンと渡しあい、チームで良いサービスを顧客に提供しましょう。

名を高める

おはようございます。@ukara91です。
3月4日(水)の職場の教養は「名を高める」です。

名を高める

 日本には二百年以上続く企業が三千余りあります。また、世界でも数少ない創業千年を超える企業の大半が我が国にあります。
 日本の老舗企業の中には、先代の名前を受け継ぐ襲名を行っているケースがあります。
 たとえば、創業から約八百年、仙台の老舗旅館「佐勘」では、代々創業者の「佐藤勘三郎」の名を襲名しています。現在の当主は、三十四代目です。
 襲名とは、先人の由緒ある名跡を継ぐ行事です。歌舞伎や落語の世界に多く、江戸時代までは一部の家庭でも行われていました。
 名前には、先代が積み重ねてきた社会的な信用や人柄が詰まっています。いいかえるとブランドといえるかもしれません。そこから、その名に恥じない生き方や働きが求められ、また、名前の価値を高め、後世に伝える使命も生まれます。
 親祖先から受け継いだ「いのち」を表わす、自分の名前を大切にする。努力は必要です。まずは、自分の名前を丁寧に書くことから始めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月4日(水)「名を高める」より

<今日の心がけ>
名前を大切にしましょう

名を高める 感想

襲名とはまさに名前に詰まったブランドを受け継ぐ事ですよね。
一般の我々は襲名することはありませんが、生まれた家庭の名字をいただき、そこに名前をつけてもらいます。
名字を受け継ぐことと、襲名は少し違いブランドまで受け継ぐ事ではありませんが、同じ名字で行きてきた親や先祖の遺伝子はしっかりと受け継いでいます。

受け継いだものを活かして高めた方が、人生は豊かになりそうですね。

水に流す

おはようございます。@ukara91です。
3月3日(火)の職場の教養は「水に流す」です。

水に流す

 今日は、ひな祭りです。ひな祭りは、雛人形や菱餅、桃の花などを飾って、女の子の健やかな成長と幸福を願う年中行事です。平安時代に始まったといわれ、現代まで引き継がれています。
 起源は諸説ありますが、平安時代に行われていた流し雛が、江戸時代になって女児の人形遊びと結びついて、現在の形になったとする説があります。
 流し雛とは、三月三日の夕方に人形の紙を川や海に流して、罪穢れや災厄を祓う風習で雛流しともいわれます。「水に流して清める」というのは、古くから豊かな川や海が身近にあった日本人ならではの考え方ともいえるでしょう。
 何らかのトラブルが発生し、それがこじれてしまう場合があったとします。一方が「これまでのことは水に流して」と、わだかまりを捨てることで事態は好転し、より良い人間関係が築けることも少なくありません。
 流れ去った水と同じように、過ぎ去った時間は戻りません。いつまでも過去にこだわるよりも、サッと気持ちを切り替える心の柔軟さを身につけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月3日(火)「水に流す」より

<今日の心がけ>
気持ちの切り替えをしましょう

水に流す 感想

人は生まれてから死ぬまで、そんなに長い時はないのに、日常のちょっとした事に感情的になりますよね。そして感情的になる対象は必ず「人」です。

自分より上だ下だと比較したり、そんな言い方されたら面白くないと怒ってみたりします。

時が経過していくと「なんであんな事にムキになってしまったんだろう」と思うのですが、感情に翻弄されてしまうんですよね。

「水」も同じかもしれません。
普段は穏やかに流れていますが、荒れた時の水は我を忘れて周囲を襲いますよね。津波もそうです。そしてまた時が経つと穏やかな流れに戻ります。

人と水は似ているということを感じた人が平安時代にも居て、穏やかな水に自分の分身を流す事によって、自分の心を見つめる文化として育てていったのではないかと感じます。

日本の文化って、心を充実させるものが多いですね。