職場の教養10月12日(月)「仕事に誇りを」

おはようございます。@ukara91です。
10月12日(月)の職場の教養は「仕事に誇りを」です。

仕事に誇りを

 大きな舞台でのコンサートや演劇は、時間を忘れ、目を奪われてしまうほどの華やかです。幼い頃に<将来、あの場所に立ちたい>と思っていた人も、いるのではないでしょうか。
 舞台に立つ演者は人々に注目され、とても輝いてみえるものです。しかし、ステージに立つ人たちだけでは、素晴らしい舞台を作り上げることはできません。
 演者がスポットライトを浴びている裏側では、目まぐるしく変わる状況に対応し、忙(せわ)しなくても冷静に仕事をこなす人々が、常に存在しています。こうした裏方の働きがあって、初めて舞台は成り立つのです。
 私たちの業務にも同じことがいえるでしょう。職場では、部署によって様々な作業があります。一見バラバラの仕事をしているように思えても、それぞれの働きによって仕事は成り立っています。
 与えられた役割に対して、「この仕事一つひとつが全体を作り上げていく推進力になるのだ」と、信念を持って働いていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月12日(月)「仕事に誇りを」より

<今日の心がけ>
それぞれの役割を自覚しましょう

仕事に誇りを 感想

僕は車好きなので、会社の組織を車の部品に考えてみることがあります。
エンジンのようにグイグイ進みたい人もいれば、何かと制限したほうがよいと意見を言うブレーキのようなタイプの人もいる。普段意見もいわないけど、現場で体を張ってくれているタイヤの人もいる。ハンドルを握る経営陣。幹部管理職はクラッチ。中間管理職はミッション。

エンジンからすれば、ブレーキが嫌い。自分の推進力を制する場合のあるミッションも目の敵にしがち。タイヤはどんどんすり減っているのに、「ありがとう」と感謝されづらく、交換される。

ミッションはハンドルを握る経営者や、それに答えたエンジンの推進力を必要に応じたギアで車を動かす。

どの部品がかけていても車はうごきません。

こうやって考えると、営業と総務で考え方の差異があった時には、「エンジンとブレーキだな」と感じて、差異があることは、良いことだなと考えます。
お互いにその差異が会社にとって必要な考え方の違いだと感じながら仕事をすすめると、組織は動きます。

コロナの影響もあり、社会の変化が激しい時代です。高速道路やバイパスを走っていた車も、峠道に進入したり住宅街を走っているのかもしれません。そういう道に進入した時はエンジンの回転は少し抑えめで、ギアやブレーキが活躍し、運転手もハンドルやブレーキ操作が忙しくなります。
すべての部品の協業がますます大切な時代になりました。
僕は、トランスミッションタイプだと思いますが、皆さんは組織の中でその役割でしょうか。

職場の教養 感想10月11日(日)「予定外の結果」

おはようございます。@ukara91です。
10月11日(日)の職場の教養は「予定外の結果」です。

予定外の結果

 明日は、アメリカ合衆国の祝日である「コロンブス・デー」です。
 1492年の10月12日、クリストファー・コロンブスが率いるスペイン船隊は、現在の西インド諸島に到達しました。
 アメリカ大陸の発見につながったといわれるこの航海ですが、当初の目的地は南アジアのインドであったといわれています。
 私たちの仕事でも、当初の目的とは違った結果を迎えたり、想定していた成果にスムーズに辿り着かなかったりすることがあります。しかし、それをすべて失敗と決めつけてしまうのは早計かもしれません。
 なぜなら、予定とは違う到着地点が、思いがけず想定以上の良い結果を生み出すことがあるからです。自分にとっては失敗でも、広い視野で見た時に、誰かの役に立っているということもあります。
 ゴールは1つではありません。たとえ目指した場所とは違っても、そこに辿り着いた意味を考え、前向きに捉えて日々の仕事に活かしていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月11日(日)「予定外の結果」

<今日の心がけ>
どのような結果も前向きに受け止めましょう

予定外の結果 感想

コロナの影響で、目標を見失った人や企業が多いと聞きますが、急にゴールを見失ったからといって、今までやってきた事が全て無駄になるわけではありません。

ナビのゴール設定がなくなっても、そこに向かって走ってきた事を誇りにしながら、しばらくはナビ無しで、ドライブする気持ちで車を走らせてみるといいと思います。

なんとなく走っていると、今まで聞こえなかった音が聞こえたり、ゆっくり走ることで、見失っていたものが見えるようになったりするものです。

そうした中で、また新しい目標を定め、ゆっくりでもいいのでまた、走っていきましょう。

職場の教養 感想「失敗した後の行動」

おはようございます。@ukara91です。
10月10日(土)の職場の教養は「失敗した後の行動」です。

失敗した後の行動

 新人のAさんは社用車で帰社した際、自社の駐車場の壁に車をぶつけてしまいました。
 車に傷をつけてしまったことに焦り、言い訳などを考えている間に頭の中が混乱して、その場から逃げ出したい気持ちになりました。
 しばらくたってAさんは社内に戻り、意を決して上司に報告しました。責められると思ってビクビクしていると、「怪我はなかったか?」と車の損傷よりもAさんの体の心配をしてくれたのです。
 そして、「起きてしまったことは仕方がない。但し、できる限り早く報告をすることが大事だよ」と言い、その後の処理をフォローしてくれました。自分の保身だけを考えていたAさんは、反省するばかりでした。
 失敗をした時には、誰でも動揺するものです。人に助けを求めることも時には必要でしょう。正直に伝えて謝る勇気と、失敗から目を背けずに行動することを心得たいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月10日(土)「失敗した後の行動」より

<今日の心がけ>
失敗から逃げずに処理をしましょう

失敗した後の行動 感想

誰にでも失敗はあるものです。
ある程度、定期的に来るものだと考えることが大切かもしれません。

失敗してしまったら、とにかく素直に反省し、できるだけ被害を最小限に食い止める為に周囲に協力を仰ぎましょう。

職場の教養 感想10月9日(金)「自己管理能力」

おはようございます。@ukara91です。
10月9日(金)の職場の教養は「自己管理能力」です。

自己管理能力

 社会人としても求められる能力の一つに、自己管理能力があります。特に新入社員の頃は、研修の場や上司からの指導でよく耳にしたのではないでしょうか。
 一般的に自己管理能力として求められるものは、時間、健康、感情、経済面などが挙げられます。
 例えば、不規則な生活による体調不良や遅刻を何度も繰り返すと、自己管理能力が低いことになり、仕事面だけでなく、生活全般に悪影響を及ぼします。
 また、「一事が万事(いちじがばんじ)という諺があるように、スケジュールの管理は万全なのに一日の時間管理がルーズということはないはずです。一つができなければ、どれもできてないということになるでしょう。
 自己を管理する能力はすぐに身につくものではありません。自分は自己管理ができているかどうかを改めて見直してみましょう。
 こうした能力は、生活にけじめをつけ、周囲の人たちとの円滑な人間関係を築くために必要なものと捉え、日々磨きをかけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月9日(金)「自己管理能力」より

<今日の心がけ>
規則正しい生活をしましょう

自己管理能力 感想

自己管理で気にするのは、一般的に「時間」と「健康」だと思います。
そして、自分でなかなか管理できないのが「感情」です。

慣れた仕事をこなしているだけなら「感情」も管理しやすいのですが、組織の中で管理職になったとたんに感情をコントロールできなくなったり、外部要因が自己に影響をあたえるものです。

責任ある立場になれば、成績による圧力も多くなる場合がありますからね。

自己管理のできる人は、周囲の人の事に目を配り、よく気付く人が多いように感じます。ちょっとした同僚や先輩後輩の髪型の変化に声をかけたり、後輩が落ち込んでると感じたらすぐに話を聞いてみたりと。
自己管理は自身の内面と向き合うことが必要だとおもいますが、リズミカルに生活をすることで、内面と向き合いやすくなるかのかもしれません。
楽しい事がある朝にはいつもより早く起きたり、いやな事がある時は布団から出たくなかったり。ちょっとした事が自己に影響をあたえ、リズムを乱していくものです。

だから、リズミカルに正確に時間を刻むように生活を試みると、自己の感情の変化もわかりやすいのです。

自分がどんな状況の時に、どんな心の変化が起きるのか?までわかるようになってくると、他人の変化は手に取るようにわかります。

「気づき」を得るには、自己を深堀りせよ。ということなのかもしれません。


職場の教養 感想10月8日(木)「難きを選ぶ」

おはようございます。@ukara91です。
10月8日(木)の職場の教養は「難き(かたき)を選ぶ」です。

難きを選ぶ

 営業職に就くKさんは、自社製品の特性を顧客にわかりやすく説明することが苦手でした。そのため、お客様との商談がうまく進まず、営業成績がなかなか伸びませんでした。

 そのKさんに対し、上司は「営業成績が優秀な先輩の「真似を百回繰り返してごらん」とアドバイスをしました。何度も先輩の営業トークを声に出し、百回を遥かに超え自分のものにしていく中で、営業成績は社内2位にまで上昇しました。

 とはいえ、先輩の真似をしただけでは営業トップにはなれません。そこにプラスアルファの努力をすることが大切なのです。

 Kさんは「型」を体得したことで、新たな成長のチャンスが生まれました。次に、苦手な社内会議での発言を積極的にする中で、お客様との商談にもより厚みが増し、ついには営業成績トップで表彰されることになりました。

 苦手なこと、躊躇してしまう仕事に対して進んで挑戦し、自身の可能性を広げていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月8日(木)「難きを選ぶ」より

<今日の心がけ>
自分の苦手を把握しましょう

難きを選ぶ 感想

自分らしさを追求するあまり、先輩や過去の事例を学ばずに自己流を追求する人は多いです。うまくいく人ももちろんいますが、躓(つまづ)いてしまったら、過去の事例を学んで真似をする事が、躓きをのりこえる秘訣です。

徹底的に過去の事例を何度も真似する事で、それが「型」になります。
「型」を反復しながら営業活動することで、リズムが生まれ、それが余裕となり、ようやくその余裕を背景に「自分らしさ」を自然体で発揮することができるのかもしれません。

日本の文化は「型」を重要視します。
「茶道」「県道」「柔道」「空手」「華道」など、型がきちっと決まっています。型を極めたあとに、個性を上乗せすることで、「型」が美しく進化し、周囲に共感を与えるのだと思います。

また、「型」が前例を踏襲するだけのものと考えると、苦手克服にも役立ちます。
徹底的に真似して、「型」を体と心に叩き込むことで、先人たちが「型」に練り込んだものを吸収でき、その道を極めるきっかけになるのでしょう。


職場の教養 感想10月7日(水)「両親の誕生祝い」

おはようございます。@ukara91です。
10月7日(水)の職場の教養は「両親の誕生祝い」です。

両親の誕生祝い

 Aさんの両親は、既に亡くなっています。長男であるAさんは両親の一周忌、三回忌、七回忌には、兄弟や親族に声をかけ、法要を行ってきました。
 ある日、手に取った書籍で、「自分の命は両親から続いている」という文を目にしました。<今、自分がこうして存在しているのは、両親がこの世に生を受けたからだ>と気づいたのです。
 そこでAさんは、父母の誕生日に感謝の気持ちを込めて、家族でお祝いをすることにしました。食卓に遺影を飾り、好きだった料理を並べ、色とりどりの花を供えて両親の思い出を語り合いました。
 父と母と年に一回ずつのことですが、両親の誕生日を祝うことで家族との結びつきが深まりました。Aさんは改めて命のつながりに感謝の気持ちを深めると共に、授かった自身の命の尊さを実感したのです。
 両親が地域のために善行(ぜんこう)をつくしていたことを見習って、これからは少しでも人のために役立とうと決意したのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月7日(水)「両親の誕生祝い」より

<今日の心がけ>
両親への感謝の気持ちを深めましょう

両親の誕生祝い 感想

世の中にはいろんな信仰の対象がありますが、一番身近にいて信じて感謝しなければならない存在は、やはり両親ではないでしょうか。

両親がいなければ自分はこの世に生まれてきていない事実にまずは感謝することで、先祖代々受け継いできた命のパワーをプラスに活用できるような気がします。

Aさんのように、ご両親が亡くなってからも家族を集めて誕生祝いできるなんでとても素敵なことですが、ご両親が生きている時に、誕生祝いをしてあげるのも「なかなかできない事」ですので、毎年ではなくても、やってあげたいですね。

きっと、今の私達に成長するまでの、私達の知らないエピソードなどが出てきて、今後の人生のヒントを貰えるかもしれません。

職場の教養 感想10月6日(火)「感謝する」

おはようございます。@ukara91です。
10月6日(火)の職場の教養は「感謝する」です。

感謝する

 Aさんが、交通事故で入院している友人の見舞いに行った時のことです。
 大きな事故だと聞いていたため、容体(ようだい)を案じて面会に訪れると、全身に包帯がまかれて、ベッドに横たわる友人の姿がありました。
 遠慮ぎみに声をかけると、友人はこちらに視線を送り、苦笑いを浮かべながら返事をしたのです。友人は見るからに大変そうでしたが、話ができる状態であることを知り、Aさんは安心しました。
 その後、会話の中で友人が「打撲だけで済んでよかった」「幸運だった」「家族や仲間の優しさに気づいた」など、ポジティブな言葉を多く発していたことに、Aさんは驚き、病室を後にしました。
 Aさんは友人との会話を通じて、現状を受け入れ、プラス思考で物事を見ることの大切さに気づき、心を新たにすることができたのです。
 厳しい環境の時こそ、「感謝する」という言葉を噛みしめましょう。今当たり前にあるものに感謝し、心豊かに過ごしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月6日(火)「感謝する」より

<今日の心がけ>
大変な時にこそ今を感謝して過ごしましょう

感謝する 感想

交通事故で命を失う人が多い中、命だけでも助かるのはとってもラッキーですよね。
でも、実際に事故を体験していない時だったら、ラッキーとは考えず、交通事故に合うことが不幸だと考えてしまいます。

どちらの感じ方も間違いではありません。

でも、だとしたら、ラッキーと考えていた方が幸せです。
しかも、ラッキーと考える事、不幸と考えることは、自身の心で自由に選択できるのですから、わざわざ不幸だと考えるのも馬鹿らしく思えます。

実際に体験している時には、余裕をもって考えることはできませんが、「感じ方は自分の自由に選択できる」事は、つらい時にこそ、意識していたいものです。

職場の教養 感想10月5日(月)「折り紙供養の日」

おはようございます。@ukara91です。
10月5日(月)の職場の教養は「折り紙供養の日」

折り紙供養の日

 毎年、4月8日と本日、10月5日は、「折り紙供養の日」です。折り紙作家の河合豊彰(かわいとよあき)氏が提唱して定められました。
 折り紙は江戸時代から伝わる日本の伝統的な遊びの一つです。この折り紙の技術は意外なところで活かされています。
 東京大学の三浦公亮(みうらこうりょう)名誉教授が考案した「ミウラ折り」は、大きな物を小さくたためる折り方で、「宇宙実験・観測フライヤー」で太陽光パネルの開閉に採用されました。また、折りたたみの地図などにも活用されています。
 今では欧米を始め多くの国に、日本語の「origami(オリガミ)」という言葉と遊びが浸透していますが、日本人にとっては楽しむだけのものではありません。
例えば千羽鶴を折る時は、平和祈願や病気平癒(びょうきへいゆ)などの願いが込められます。
 昔の人たちは、物にも魂が宿ると信じて大切に扱いました。「折り紙供養の日」は、役目を終えた折り紙を不要な物として扱うのではなく、感謝を捧げて供養する日なのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月5日(月)「折り紙供養の日」より

<今日の心がけ>
物を大切に扱いましょう

折り紙供養の日 感想

折り紙を折る時に、ラジオを聞いたり、人と話したりしながら折れる人はいるでしょうか?というのは、僕は、折り紙折ってる時って、それ意外の事が全くできないのです。

子供時代に、供養の為の千羽鶴をみんなで折りましょうと言われて折っている時には、無心で折り続けました。

僕だけかもしれませんが、こうやって無心で行動できる作業というのは少ないと思います。出来上がる作品が美しく機能的という美術的な事も魅力ですが、折ってる作業に集中できるということもなんだか日本らしいと思います。

折り紙は大切な日本の文化。後世にも伝えていきましょう。

職場の教養 感想10月4日(日)「どちらが美しいか」

おはようございます。@ukara91です。
10月4日(日)の職場の教養は「どちらが美しいか」です。

どちらが美しいか

 「礼儀作法」は公式な改まった場所だけではなく、普段の生活における起居動作(ききょどうさ)や心遣いにも問われます。
 聖徳太子の「十七条の憲法」の一つに「和を以って貴し(とうとし)と為す」とあるように、「礼儀」とは、人と人との「和」を重んじる精神が大切といえるでしょう。
 あるイベントで、チーム対抗・子供雑巾がけレースが行われました。それぞれがチームの優勝のため、応援し合いながら夢中でレースに臨んでいました。
 レースの最中、優勝に最も近いAチームと下位チームの子供同士が不意にぶつかってしまいました。その時、よろけてしまった子供に手を差し伸べた子がいるAチームはレースに負け、惜しくも優勝を逃してしまったのです。
 しかし、Aチームのメンバーからは悲嘆や避難の言葉は一切なく、むしろどのリームよりも互いの健闘を称え合っていました。
 物事を判断する時、勝ち負けや有利不利だけにとらわれず、「どちらがより美しいか」という基準を持って、周囲との和を築いていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月4日(日)「どちらが美しいか」より

<今日の心がけ>
美しい行動を心がけましょう

どちらが美しいか

レースは何の為に行うのでしょうか。
車のレース「F1」や「ラリー」などには沢山のチームやメーカーが参加していますが、皆血まなこになってトップを狙っています。
必死に競い合う中で、エンジンやブレーキなど様々な部品の耐久性向上や、早く走る為の部品と部品の組み合わせなど、様々なデータが集まり、我々が乗る車に反映されていく事で、車がどんどん進化しています。

レースの背景には必ず成長があるのだとおもいます。

子供たちの雑巾がけレースには「体力向上」と「心の成長」があると思います。

よろけた子に手を差し伸べた子は、雑巾がけレースに負けをもたらしたかもしれませんが、このレースのMVPなのだと思います。
こういう子を褒めてあがられる社会でありたいですね。

職場の教養 感想10月3日(土)「電車内の急病人」

おはようございます。@ukara91です。
10月3日(土)の職場の教養は「電車内の急病人」です。

電車内の急病人

 会社員のNさんは、毎朝電車で通勤しています。
 ある朝のことです。いつもの通勤電車に乗っていると、隣に立つ男性の体が何度もNさんの肩に触れてきました。
 <どうしたのかな>と思い様子を窺うと、顔色が真っ青でした。「大丈夫ですか」と声をかけようとしたその瞬間、男性は全身の力が抜けるように倒れてしまったのです。
 周りの人に協力を求めたNさんは、駅に停車したタイミングでホームの緊急停止ボタンを押し、別の乗客は駅員に連絡をしました。
 車内にいた医療関係者が、呼吸や脈拍を確認し応急処置をした後、男性は救急車で病院に運ばれていきました。Nさんは男性の無事を祈ると共に、何人もの乗客が協力してくれたことに感謝したのです。
 不測の事態が起こると、躊躇してしまうこともあるでしょう。大なり小なり困っている人を見かけたら、勇気を奮って手を差し伸べたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月3日(土)「電車内の急病人」より

<今日の心がけ>
勇気を持って行動しましょう

電車内の急病人 感想

不測の事態はいつ起こるかわかりません。Nさんと同じように、電車の中で隣の人の肩が何度も触れてきたとしても、声をかけてみたら怒られてしまったという経験のある方も多いと思うので、うかつに声をかけるのも躊躇してしまいがちです。

状況の見極めはとてもむずかしいですが、相手が倒れてしまったら無視はできません。
的確に周囲に協力を求めて行動できるなら、すぐに指示を出し、何もできないと感じる人は、周囲に協力を求めるだけでも良いと思います。

隣にいたのもなにかのご縁です。協力の力の大小に関係なく、自分なりに行動してみましょう。その行動はその後の人生に大きく自信をもたせてくれるはずです。