おはようございます。@ukara91です。
5月24日(火)の職場の教養は「自分と重なる」です。
自分と重なる
Tさんは、出社後にコーヒーを飲むことが日課になっています。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月24日(火)「自分と重なる」より
ある朝、社内のコーヒーサーバーから淹れたてのコーヒーを一口飲むと、いつもより薄味になっていることに腹を立てました。
とっさに<今日は誰が淹れたんだ。朝の楽しみが台無しじゃないか>と淹れた人に対しての不満が募っていきました。しかし、同僚が同じコーヒーを飲んだ際に、「今日のコーヒーもとてもおいしい」と言ったのです。
それを聞いたTさんは、同僚の言葉で自分の新入社員時代の失敗を思い出しました。それは、会社で初めてコーヒーを淹れた時、水の分量を間違えて薄味になってしまったのですが、上司から優しくなぐさめられたのです。
その後、上司がTさんにおいしいコーヒーを淹れてくれました。当時のことを思い出したTさんは、コーヒーを淹れた人を責めていたことを反省しました。
失敗した相手を責めるのではなく、やり方をていねいに説明し、自ら率先して手本をみせることが、相手の成長につながっていくのではないでしょうか。
<今日の心がけ>
謙虚な心で接しましょう
自分と重なる 感想
いつもより薄味のコーヒーを淹れてしまった人は、これからも何回もコーヒーを淹れてくれる人かもしれません。1回の失敗を責められた人が、その後にコーヒーを淹れる時、平常心でいられるでしょうか?なんだか、また失敗してしまいそうなぐらいプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
Tさんの上司のように、失敗をなぐさめてくれれば、失敗がよい思い出になり、その後のコーヒーもおいしく感じると思います。自分にとっても相手にとってもプラスになるのはどちらなのかは、簡単に答えがでそうですね。