職場の教養 感想1月30日(土)岐路の対処

おはようございます。@ukara91です。
1月30日(土)の職場の教養は「岐路の対処」です。

岐路の対処

 A社長が、建築会社を父親から引き継いで3年目を迎えた頃に、父親の時代から取引をしていた業者と仕事の打ち合わせをした時のことです。「御社の社員が、喫煙場所以外の所でタバコを吸っていた」という指摘を受けたのです。
 A社長は、その社員に事実確認を行ないました。そして態度を改めるように厳しく叱り、戒めました。
 ところが、その後も毎日のように、別の社員たちが、これまでにあり得なかったような、初歩的なミスを続けるようになっていったのです。
 そのような時A社長は、あるセミナーで聞いた、「社員が起こすミスは、経営者の心の反映であり、自身の姿勢が問われている」との話にハッとしました。
 そして、<セミナーで学んだことを素直に受け入れよう>と心に決め、常に謙虚であった父親の姿勢に学び、社員との意思疎通を図ったのです。
 A社長は創業の精神に立ち返り、「昔からのお客様にも、新しいお客様にも喜んでいただける会社であり続けよう」と、再スタートの舵をとっています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月30日(土)「岐路の対処」より

<今日の心がけ>
創業の精神を確認しましょう

岐路の対処 感想

経営者でなくても「他人の態度は自分の鏡」と常に心したいものです。

職場の教養 感想1月29日(金)「メリハリをつける」

おはようございます。@ukara91です。
1月29日(金)の職場の教養は「メリハリをつける」です。

メリハリをつける

 毎月の業務において、繁忙期があり、それ以外の時期は比較的ゆったりと仕事が進むという場合があるかもしれません。
 プロのスポーツ選手には、オンシーズンとオフシーズンがあります。
 オフシーズンは、オンシーズンの疲労回復のみならず、体のケア、筋力トレーニングによる体力向上や新たな技術取得に取り組む時期です。トレーニングの質と量は、翌シーズンのパフォーマンスの差となって表われてきます。
 私たちの仕事も同様ではないでしょうか。繁忙期はフル回転で働くのはもちろんですが、そうでない時期も時間を効率よく使いたいものです。
 例えば、パソコン内のデータ整理、備品類のメンテナンスや補充、仕事の手順の見直しなどにあてるとよいでしょう。そうすることで、一つひとつのことが次の仕事のより良いスタートにつながります。
 仕事の繁忙期には集中して力を発揮し、比較的余裕がある時には自身の能力を蓄える、メリハリのある一年にしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月29日(金)「メリハリをつける」より

<今日の心がけ>
効率よく時間を使いましょう

メリハリをつける 感想

集中力の高まる時期もあれば、その逆の時期もあります。
仕事に波がある場合は、その波に合わせて体と心を整えるために、余裕のある時期の過ごし方が大切です。仕事に波のない場合も、どうしても体に波がでてしまい集中力に波は出てしまうものです。

調子の悪いときでもできるだけパフォーマンスを発揮できるように、普段から体と心のメンテナンスを行っていきましょう。

職場の教養 感想1月28日(木)「掃除の時間」

おはようございます。@ukara91です。
1月28日(木)の職場の教養は「掃除の時間」です。

掃除の時間

 Sさんの職場では毎朝、掃除をしています。しかし、Sさんは、<早く仕事にとりかかったほうがいいのに>と、掃除を煩わしく思っていました。
 ある日、Sさんは掃除の時間に、「こんな雑用しなくてもいいのに」と思わず口にしてしまいました。それを聞いた同僚のTさんが言いました。
 「君は雑用というけれど大切な仕事の一つだよ。職場の掃除は、仕事を快適にして、働きをよくすることにつながっているんじゃないかな」
 この言葉に胸を衝(つ)かれ、傲慢な自分の態度を反省したSさん。まずは身の回りから、気持ちを込めて掃除をすることにしました。すると、掃除を終えると気持ちがすっきりとし、その後の仕事への集中力も増したといいます。
 雑用という仕事はないのです。仕事といわれるものにはすべて意義や目的があり、自他の役に立っているのです。それを忘れてしまうから、面倒なことに感じてしまうのかもしれません。
 目の前の仕事に、しっかりと取り組んでいきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月28日(木)「掃除の時間」より

<今日の心がけ>
どのような仕事にも意義を見いだしましょう

掃除の時間 感想

「早く仕事に取り掛かったほうがよい」と考える人も多いかもしれません。
早く仕事にとりかかった方が、自分の仕事は早く終ることもあるでしょう。

でも、仕事は一人で行なうものではなく、チームでバトンを渡しながら行なうものですから、自分の部分だけ早く終わっても、チームメンバーが実は困っているというような事があれば、チームは勝利できません。

掃除は、自分を含めチームメンバーの環境を調える作業です。みんなの働きやすい環境を整備することは、チームの総合力を高める結果になるのだと思います。

職場の教養 感想1月27日(水)「走りと名残(はしりとなごり)

おはようございます。@ukara91です。
1月27日(水)の職場の教養は「走りと名残」です。

走りと名残

 日本の和食文化では、食材が一番おいしい時期を「旬」といいます。
 旬よりも早く出回ったものを「走り」、旬を過ぎたものを「名残」と名づけて、季節の移ろいを感じてきました。
 旬の食材は、体に必要な物を与えてくれるといわれます。例えば、冬が旬の野菜には体を温める成分が多く含まれ、夏野菜には体に蓄積された熱をクールダウンしてくれる栄養素が豊富に含まれます。
 江戸時代から、初がつお、初きのこ、初なすといわれるように、「走り」にあたる食材は人気を呼び、高値で取引されています。
 旬を過ぎた「名残」の料理は、去り行く季節を惜しみつつ、来年も出会えることを願い、感謝して食しました。
 日本の和食は、平成25年より「日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。世界的にも誇れる和食文化を後世に受け継いでいきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月27日(水)「走りと名残」より

<今日の心がけ>
和食の文化を後世に伝えましょう

走りと名残

「走り」「旬」「名残」。食材は四季による移り変わりだけでなく、変化していきます。カップラーメンのように常に一定の品質ではなく、変化していくという事が食べる楽しみにもなりますよね。

生きていくという事は変化していくこと。また、変化を知るという事なんだと思いますが、食材は常にそれを教えてくれているようです。

職場の教養 感想1月26日(火)「始めは一人でも」

おはようございます。@ukara91です。
1月26日(火)の職場の教養は「始めは一人でも」です。

始めは一人でも

 昨年7月、レジ袋が有料となり、環境省では、「レジ袋チャレンジ」という利用を減らすためのキャンペーンを行っています。日本は、一人当たりの使い捨てプラスチックゴミの量が、アメリカに次ぎ二番目に多いことが知られています。
 こうした現状を変えることなく、このままのペースで排出されたプラスチックゴミが河川などを通じて、海域に排出されるとどうなるでしょう。2050年には、海洋中のプラスチックゴミの重さが、魚の重さを上回るといわれています。
 『ポリぶくろ、1まい、すてた』という絵本のモデルであるガンビア共和国のアイサト・シーセイさんは、ポリ袋によるゴミ問題に見舞われていた村の環境を、ポリ袋で財布を作るというリサイクル活動により改善しました。
 一人で始めたその活動が現在では、財布で得た収入の一部を村の教育センターに寄付するなど、地域を巻き込んだ活動となっているのです。
 環境保全は、一人だけではできません。しかし、一人でもできることはあるはずです。その意識を高めて、まずは身近にできることから始めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月26日(火)「始めは一人でも」より

<今日の心がけ>
環境問題への意識を高めましょう

始めは一人でも 感想

こういった環境問題は、皆の協力が必須で、協力を得るためには袋から代金を徴収するというのが一番なのかもしれませんね。

でも、レジ袋はその昔は紙でした。もう一度紙に戻す方法も「あり」なのではと思います。せっかくスマホ1つで買い物に行ける社会になったのに、買い物袋を持っていかないといけないのは便利ではない。

環境と便利さの両立を常に追求していきたいものです。

職場の教養 感想1月25日(月)「地球と人類の共存」

おはようございます。@ukara91です。
1月25日(月)の職場の教養は「地球と人類の共存」です。

地球と人類の共存

 月旅行から、月や火星移住までもが、夢物語ではないといわれる昨今です。
もし、大気圏外から地球を眺めることができたとしたならば、どのような気持ちになるのでしょうか。
 1969年にアポロ9号で、地球を151周したラッセル・シュワイカート氏は、船外活動をする際にトラブルに見舞われ、5分の間だけ、1人で宇宙空間に浮かぶ体験をしました。それは彼の人生の中で、最も充実した5分でした。
 そこでは、完全な静寂に包まれ、眼下には美しい青い地球が輝いて見えました。
エゴが消失した何ともいえない瞬間でした。そして、人間という種と地球との関係をもっと深く考えなければならないと、強く思ったそうです。
 地球は一つのお大きな生命体であるといわれる「ガイア仮説」に非常に共感できたともいいます。
 宇宙体験は誰もができるものではありませんが、地球に暮らす私たちは、大自然がつくる美や神秘に、地球の生命を感じることができるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月25日(月)「地球と人類の共存」より

<今日の心がけ>
自然の営みに感謝しましょう

地球と人類の共存 感想

僕たち人間は例外なく地球で生まれ地球で死んでいきます。
もしかしたら、人間は地球という大きな生命体の中の細胞のようなものなのかもしれません。

今後も地球と共存していくために、環境の事や、我々人類が現代までどのような活動をし、変化してきたか?など、深く知っていくことで、よい共存の方法を選択できるのだとおもいます。

職場の教養 1月24日(日)「軍師の決断」

おはようございまうs.@ukara91です。
1月24日(日)の職場の教養は「軍師の決断」です。

軍師の決断

 三国志の逸話から「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」という諺(ことわざ)が生まれました。
 意味は規則・規律を保つためには、大切な人であっても、違反した場合は厳しく処分することを指します。
 この諺は、名軍師・諸葛亮(しょかつりょう)の後継者と目(もく)され期待されていた馬謖が、諸葛亮の命令に背き、敵軍を倒そうとして大敗したことに端を発します。
 諸葛亮は兵士の士気が低下することを恐れ、軍律を守ることを重視します。そこで後継者であった馬謖を処罰し、声をあげて泣いたのです。
 人と人とは関わる仕事では、どうしても情が生まれることがあります。それが身内であったり、期待をかけている社員であったならなおさらです。しかし、仕事に個人的な感情を持ち込むと、状況判断を誤ることにつながります。
 「嫌われたくない」「よく思われたい」と思うのは人の性(さが)ですが、慣れ過ぎは、小さなミスを見逃すことになりかねません。改めて仕事の目的を明確にし、私情を挟まず、正すべきことは正していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月24日(日)「軍師の決断」より

<今日の心がけ>
仕事の目的を明確にしましょう

軍師の決断 感想

ルールは皆の行動の規範となります。「ルールが時代に合わないな」と皆が感じている時代には、ルールの変更ができますが、そうでない限りルールは絶対です。

リーダーが目をかけていた部下がルールを破った時に、その部下に対して特別な対応をしてしまうと、それを見ていた皆の気持ちは離れていってしまいます。

戦場では「皆」というのは「兵士」になりますので、兵士の気持ちが離れてしまっては戦いに絶対に勝てません」

戦いに勝つ戦略を管理する軍師にとって、兵士の気持ちが離れてしまうことは絶対に合ってはならない事ですので、「泣いて馬謖を斬る」のような事は行われていたのでしょう。

現代にはそこまでの争いはありませんが、組織のリーダーは、このエピソードを知っているべきだし、ルールの大切さは肝に命じないといけないですね。

職場の教養 感想1月23日(土)「よくわかっているね」

おはようございます。@ukara91です。
1月23日(土)の職場の教養は「よくわかっているね」です。

よくわかっているね

 Tさんの家庭では、中学三年の息子が受験を控えています。そのため、息子にはつい、過度に気合を入れてしまうのです。
 Tさんは息子の話を聞かず、自分の経験で判断して小言ばかり言っていました。
最近は会話も途絶えるようになり、息子の表情も曇りがちだったのです。
 ある日、めずらしく息子さんがTさんに話しかけてきました。<よく話を聞いてあげよう>と心に決めて、息子の話に耳を傾けると、息子は社会情勢や学校生活で感じていることなどをしっかり話します。
 <彼なりに意見を持っているのだな>と知り、「よくわかっているね」と褒めると、息子は嬉しそうに笑顔を浮かべました。息子の気持ちを汲んでこなかったことを反省したTさんは、職場でも同じ姿勢でいたことに気づかされたのです。
 日頃、思うようにいかない中に、その人の良さを見つけてあげることが相手の成長につながることを実感したTさん。
 家庭でも職場でも、思いやりを持って人と接することを誓ったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月23日(土)「よくわかっているね」より

<今日の心がけ>
相手を励ます言葉をかけましょう

よくわかっているね 感想

「相手の気持ちを汲む」という意識は常に持っていたいものです。
相手と会話を増やそうという意識を持って、会話しても、会話の時間だけ増えてもこちらの自己満足の会話になってしまう事はよくあることです。

「相手の気持ちを汲む」と意識して初めて、お互いに意思の疎通ができるのだと思います。

自分の子供や年下などと話す時は特に、こちらが気を使われているので、こちらがより、相手の気持ちを汲むという意識で話をしなければならないとおもいます。

そういう意味で、意識しなければ、普段の会話って「よくわかっていない」のかもしれません。

職場の教養 感想1月22日(金)「良好な夫婦関係を築く」

おはようございます。@ukara91です。
1月22日(金)の職場の教養は「良好な夫婦関係を築く」です。

良好な夫婦関係を築く

 夫婦が改めて、互いに感謝の気持ちを伝える「いい夫婦の日(11月22日)」は、結婚式や入籍をするカップルが多いようです。また、本日、1月22日も「いい夫婦」という語呂から記念日にする人が増えているといいます。
 北海道札幌市に本社がある日糧(にちりょう)製パンでは、自社製品「ラブラブサンド」というパンをカップルで分かち合い、将来夫婦になってほしいという願いを込めて、本日を「ラブラブサンドの日」というユニークな記念日に制定しています。
 夫婦の関係は、周囲の人との人間関係の原型となります。年間数日ある同様の記念日を活用して、身近な人との関係を確認し合う日にしてはいかがでしょう。
 夫婦の良好な関係は、一家の健康、発展と、もろもろの幸福を生み出してくれます。社会を形成する最小単位である家族、夫婦のあり方の重要性とその影響は、子供の成長や地域社会の発展へと及ぶでしょう。
 夫婦・親子と家庭で良好な関係性を築き、職場や学校・地域へとその関係性を広げていきたいものです。今日は、夫婦で労り(いたわり)の目を向けたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月22日(金)「良好な夫婦関係を築く」より

<今日の心がけ>
夫婦で感謝を伝え合いましょう

良好な夫婦関係を築く

いい夫婦の関係を築けてる人たちは必ずパートナーや家族に感謝していますよね。

感謝の気持ちは必ず言葉にして伝えましょう。

今日は、夫婦の日ということで、照れ屋の人でも、「夫婦の日だから」ということで、パートナーに心を込めて「いつもありがとう」と言ってみましょう。
プレゼントなどがあれば最高ですが、まずは、確実に言葉で感謝の気持ちを伝えることが大切だと思います。

お幸せにどうぞ。

職場の教養 感想1月21日(木)「郷(ごう)に入(い)る」

おはようございます。@ukara91です。
1月21日(木)の職場の教養は「郷に入る(ごうにいる)」です。

郷に入る

 「郷に入っては郷に従え」という諺があります。
 同じような意味の諺は他にもあり、その土地の習俗(しゅうぞく)や習慣に従う大切さを意味する処世訓(しょせいくん)は、日本にかかわらず世界にもあるようです。
 国や地域だけではなく、企業や職場内においても独特の慣習や文化があります。新入社員だけではなく、ベテランの社員でも新たな部署に異動となった際には、戸惑いや違和感を覚えることもあるでしょう。
 これまで培ってきた仕事の手法や価値観などは一度脇に置き、まずは新しい職場や部署のルールをそのまま素直に受けて、取り組んでみましょう。その段階を経て、これまでの経験や技術を活かすようにすれば、一層仕事が捗る(はかどる)はずです。
 一方、新たな人が職場や部署に入ることで、これまでの社内の雰囲気が一新され、ほかの社員たちにも、よい刺激を与えてくれる効果が期待できます。
 受け入れる側は相手の性格や価値観などを尊重し、早く職場になれるように温かく丁寧に接するなど、双方の努力で、より良い職場を築いていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月21日(木)「郷に入る」より

<今日の心がけ>
違う考え方も尊重しましょう

郷に入る 感想

自分よりも経験の少ない「郷」に入るとついつい何か言いたくなったりする事もあると思います。

それでも、まずは「郷に入る」ことが大切です。
経験はあとからじわじわと郷の人々にも自然と伝わっていきますが、最初から押し付けると反発を食らうだけですよね。

「郷に入ったら郷にしたがう」はとても大切な行程だと思います。