働きがいのある職場

おはようございます。@ukara91です。
5月12日(火)の職場の教養は「働きがいのある職場」より

働きがいのある職場

 職場生活の満足度について、内閣府は平成30年度に「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」を実施しました。
 調査対象は、日本を含む7カ国です。日本は「満足」と「どちらかといえば満足」の合計の割合は、47・4%でした。この結果は、7カ国の中で最下位でした。
 日本の若者が「仕事を選ぶ際に重視すること」は、割合の高い順から、「収入、仕事内容、労働時間、職場の雰囲気」となっています。「働く先での人間関係がうまくいくか」の項目では、日本人が一番に不安に思っているとの結果でした。
 皆さんは仕事をする上で、助け合い、切磋琢磨して、業務に貢献してきたことでしょう。意思疎通がうまくできる職場では、人の働きがより活発になります。
 逆に、人間関係が良好でない場合には、働きも鈍くなりがちです。互いの求める方向性にズレが生じ、仕事が滞ることにもなりかねないでしょう。
 より良い仕事をするために、職場の雰囲気は大切です。互いに相手を尊重する心を持って、働きやすい職場環境を築きましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月12日(火)「働きがいのある職場」より

<今日の心がけ>
相手を思いやりましょう

働きがいのある職場 感想

 自分が働く環境は、自分で選んだり、自ら環境改善に動いたりすることができるので、働きやすい環境になるように努力できます。

 どうしても環境改善できない場合は、合う環境を探して転職したり起業することもできます。時間を提供して給与をいただく「時間労働」をしている限り、100%満足できる環境は難しいかもしれませんが、少しづつ改善することはできます。

 しかし、他人や環境が勝手に変化してくれる事はありません。
環境を変えるのは自分自身。そして他人に影響を与え、環境変化を促すには、「考えている事・思うことを他人に言葉で伝える」ことが絶対に必要です。

 悩んでいるのに、黙っていて我慢するだけでは環境改善できないだけでなく、自身の生気を失っていきます。

幸せになるために働くのですから、自身を奮い立たせ、発言することで環境を変えて行きましょう。きっと人生のギアも回り始めると思います。

本音と建前

おはようございます。@ukara91です。
5月11日(月)の職場の教養は「本音と建前」です。

本音と建前

 社会生活を送り、人とかかわり合いながら過ごしていく際に、本音と建前の使い分けについて困ったことはないでしょうか。
 例えば、会議で皆がA案に賛同した時に、<本当はB案がよい>と思っていたことはありませんか。自分が反対することで会議が長引くことを懸念し、皆に合わせて、「A案がよい」と本音を隠してしまうことがあるかもしれません。
 「建前」という言葉は、その場の空気を読んで、自分の意見を表に出さなかったり、本音を控えたりする時に使われます。
 しかし、いつも本音を隠し建前ばかりの態度では、建設的な仕事はできないでしょう。また、そうした態度では、相手との関係性は深まっていきません。
 先の会議の例をみても、本当に<B案がよい>と思ったならば、自分の意見を言うこともできたはずです。<万が一、自分の意見が通らなかったら>などと考えずに、きっぱりと意見を述べることも、必要でしょう。
 相手に配慮しつつ、時には本音で話してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月11日(月)「本音と建前」より

<今日の心がけ>
意見をしっかり伝えてみましょう

本音と建前 感想

 社会人になると、ほとんどの方が会議を経験します。
会議とは、人が集まって議論を交わし、意思決定する場です。

意思決定する場に参加しているのですから、自分の仕事をしている立ち位置から見て感じることを正直に述べる事に意味があります。

それぞれの仕事での立ち位置は違いますので、会議の議題に対する感じ方は違って当たり前です。会議を円滑に進めるために言葉づかいに配慮は必要ですが、感じた意見を言わないのは、「自分の立ち位置から見えたことを述べる」という責任を放棄していることになります。

いろんな意見を元に、会社は判断していかなければなりません。
誰かに気を使って、意見を述べない社員が多くなれば、その会社は社会の変化や市場の変化に対応できない会社になってしまうでしょう。

 また、自身が社長や議長である場合は、会議が自分の意見への票集めの場にならないよう、反対意見でもいいやすい環境作りは絶対に必要なスキルです。場の空気に配慮した言葉づかいができて、反対意見も言える社員を評価するような仕組みも大切かもしれません。

コロナの影響で、会議の場はデジタルに移行し始めています。
思っている事を言葉でキチンと伝えるスキルがより必要な時代です。
反対意見は会社や組織にとって、成長するために必要なものですから、怖がらずに意見を述べていきましょう。

名作に学ぶ

おはようございます。@ukara91です。
5月10日(日)の職場の教養は「名作に学ぶ」です。

名作に学ぶ

 1962年に日本で上映されたアメリカの映画「ハスラー」は、アカデミー賞の撮影と美術部門を受賞しました。ビリヤード映画の名作とわれています。
 名優ポール・ニューマンが演じるエディという若き天才プレイヤーは、15年無敗を誇る伝説のプレイヤー、ミネソタ・ファッツに闘いを挑みます。
 序盤はエディの若さと天才的閃きによるプレーで、ファッツを圧倒します。エディはワンゲーム取る度に勝利の美酒と称し、酒をあおります。
 一方のファッツはワンゲームが終わる度に手を洗い、身だしなみを整えて次のゲームに臨みました。その後、40時間に及ぶ攻防の末、エディは完膚なきまでにファッツに叩きのめされてしまうのです。
 「勝って兜の緒を締めよ」という諺があります。成功したからといって気を緩めず、さらに心を引き締めて取り組みなさいという意味です。
 物事がうまく運ぶと有頂天になりがちです。しかし、喜び過ぎれば心が乱れ、次に失敗を招きかねません。成功した時こそ、気持ちを引き締めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月10日(日)「名作に学ぶ」より

<今日の心がけ>
好調な時ほど身を引き締めましょう

名作に学ぶ 感想

 「勝って兜の緒を締めよ」という諺が紹介されています。
その意味は「成功したからといって気を緩めず、さらに心を引き締めて取り組みなさい」と記されています。

 勝ったのに、心を引き締めてと言われているのは何故でしょうか。

・この戦いが最後ではなく、もっと強い相手がいるかもしれない。
・勝ったからといって、次は勝てるかわからない。(相手はまた強くなる)
・勝って有頂天になると、周囲が見えなくなり弱くなる。
・体も衰え判断力も落ちていく。いつまでもずっと勝ち続ける事はできないので、心を養って精進することで、成長を継続しよう。

「戦い」に絞ると上記のように考えられると思います。

 日本では「柔道」「剣道」「茶道」「華道」などのように、「道」という言葉でしるされたものがあります。
 「道」は移動するためのもので、ゴールがありません。いつまでいってもゴールが無いという意味で名付けられたのではないでしょうか。
柔道は競技としてオリンピック種目にもなっていますが、オリンピックで金メダルを取ったとしても、「道の途中」の大会に立ち寄って金メダルを取っただけで、また旅に出るため「柔の道」に戻っていくというような感じがします。

茶道、華道も、頂点を極めたような方でも「まだ知らない事や面白い事があるかもしれない」と自然体なんだけど貪欲な方が多いですよね。

ひょっとしたら
「ゴールのない道であることを知る」=「道を極める」

ということなのかも知れません。
そう考えると、勝つことが全てではなく、負けも「道」の途中にある喫茶店のように思えてきます。

ゴールはありませんが、目的地を定めて道中も楽しんでいきましょう。

*ハスラーはgyao(有料版)で見れますよ
⇣⇣⇣⇣⇣

https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/320227

イライラの解消法

おはようございます。@ukara91です。
5月9日(土)の職場の教養は「イライラの解消法」です。

イライラの解消法

 人の言動にイライラした時、あなたはどのように対処していますか。
 イライラすると血圧が上昇し、それが原因となって脳梗塞や心臓病を引き起こす恐れがあります。さらに、慢性化すると、心身に悪影響を及ぼすため、放置しておきたくないものです。
 イライラを解消するには、ウォーキングや呼吸法などが効果的だといわれます。そのほかに、受け止め方を変えることも有効です。
 倫理研究所創設者の丸山敏雄は、「人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変ればよい」と、人間関係のあり方を説きました。
 「他人は変えられない」「自分には他人を変える力がない」と自覚できれば、変化を相手に求めず、自らを改めることができると言ったのです。人は自らの意思で、自分を変える力を持っています。
 人に対して、「なぜイライラするのか」と、その原因を見極めたなら、自分の受け止め方や考え方を朗らかな方向に変えましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月9日(土)「イライラの解消法」より

<今日の心がけ>
出来事を朗らかに受け止めましょう

イライラの解消法 感想

 仕事でイライラしてしまう人は多いと思います。
そして、イライラする原因は「他人」か「自分」。人が原因である事がほとんどだと思います。

「自分」の不甲斐なさ等でイライラする場合は、自分を反省し改善点を明確にして少しづつ変えていくことができます。

しかし、他人にイライラする場合、他人の同意がなければ問題を解決する事はできません。また、イライラの改善を他人に求めることで、問題が大きくなる可能性も大きいでしょう。

こうやって、他人にイライラしながらも、問題解決できずにずっと悶々とし続けるという状況になってる方はとても多いんだと思います。

こういう時は、自分を変えるしかありません。
「自分を変える」というのは、自分の心を変えるという意味ではありません。
「イライラする相手を見る自分の視点を変えてみる」という事です。

例えば、いつも僕を理不尽に怒鳴りつけてくる上司がいるとします。
理不尽に怒鳴られたら呆然僕もイライラしてしまいます。

そういう時には、その上司の私生活を考えてみるんです。理不尽に怒鳴る上司にも子供や家族が居たりするんですよね。そう考えると、こんな理不尽に怒鳴り続ける人に夕食を作る奥さんって、どんな人なんだろう?どんな心境で料理しているんだろう? 子供はよくあの上司の家から家出しないなぁ。等考えてみると、あの上司にもきっと奥さんが惹かれた良いところがあるんだろうなぁ〜など、気づける余裕が生まれてきます。

 また、会社の中でその上司とうまくコミニュケーションしてる社員もいるはずです。その人は上司とどんな会話をしているのか?などにも気づいていけます。

 僕が上司に対して常にイライラしてるとしたら、上司も「あいつ、俺の事嫌っているな」ぐらいは解っているものです。でも、上記のように視点を変えて、上司のイライラしない部分や、良いところに気づけるようになってくると、上司に対するイライラも軽減し、上司が僕を見る際にも、「あいつ、ひょっとしたら俺の事を嫌っていないのかもしれない」という風になってくるものだと思います。

 「イライラ」というものは、気分のよいものではありませんが、一生付き合っていくものだと思います。だからこそ、解決を他人に求めるのではなく、自分の視点を変えることで、解決に繋げていきたいものです。

新たなシチュエーション

おはようございます。@ukara91です。
5月8日(金)の職場の教養は「新たなシチュエーション」です。

新たなシチュエーション

 成人式、入社式、結婚式など、日本には様々な「式」があります。いずれも大きな節目として、普段とは違う形式を取ります。
 式に相応しい形を取ることによって、その本来の目的がより一層鮮明に心に残ります。
 職場での朝礼もまた、一種の「式」に当たるのではないでしょうか。だからこそ、日常業務とは違うシチュエーションで行うことが求められます。
 さらに、マンネリを打破するために、日替わりのメニューを加えることも朝礼活性化のポイントとなります。
 A社では、日替わりメニューの一つとして、「言葉の実習」を取り入れています。ある日の朝礼では、全員で早口言葉を唱和します。
 普段、言い慣れていないため、なかなかうまく口調が揃いません。そこがまた面白く、心のストレッチになっているようです。
 朝礼の場をうまく演出して、仕事の活性化につなげましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月8日(金)「新たなシチュエーション」より

<今日の心がけ>
創意工夫して新しいことを取り入れましょう

新たなシチュエーション 感想

 新たなシチュエーションも時には刺激になると思います。ドッキリ的な効果もあるのでしょうか。

しかし、型どおりの朝礼を毎日反復することで、気づく事もあります。
同じ人が朝礼当番で、朝礼を仕切っているのに、今日に限っていつもより声が小さかったり、「職場の教養」を朗読する際に、いつもスラスラと読む人が、つっかえながら読んだりすると、その人の心になにか変化があるのではないか?と気づくことができます。

 特に、人前で文章の朗読をする際には、心の状態が声に出やすいのかもしれません。

新しいシチュエーションを工夫して、マンネリを防ぐ事も大切ですが、日頃の反復運動の中から、変化を感じ取るという姿勢も大切で、その変化を新しいシチュエーションに昇華していけると素敵なことだと思います。

暦(こよみ)に親しむ

おはようございます。@ukara91です。
5月7日(木)の職場の教養は「暦に親しむ」です。

暦に親しむ

 5月の旧暦の名称は「皐月(さつき)」といいます。早苗を植える月「早苗月(さなえつき)」の略と言われ、「皐(さつき)」の字には「神に捧げる稲」の意味もあります。
 日本では明治5年まで「太陰太陽暦(旧暦)」を使っていました。現在の暦とは約ひと月ずれています。その名残が随所に見られます。
 例えば「五月晴れ(さつきばれ)」の本来の意味は「梅雨の合間の晴れ間」をいいます。これは旧暦の5月が梅雨の時期だからです。今ではその意味が広がり「5月のさわやかな晴れ間」を指す言葉としても使われています。
 かつて「暦」は、適切な時期に農作業を行うために大変重要でした。自然は時に洪水や干ばつなどを引き起こします。先人たちは自然に対し畏敬(いけい)の念を持ち、周期を記録し後世に伝えていったのです。
 今でも「立春」「立夏」などで季節の移り変わりを知らせ、衣更え(ころもがえ)や田植え期、収穫期などを知らせてくれます。
 「こよみ」に親しみを持ち、先人たちの知恵に学びましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月7日(木)「暦に親しむ」より

<今日の心がけ>
暦の中の言葉の意味を調べてみましょう

暦に親しむ 感想

 1月2月のような数字だけではなく、和暦での読み方があると自然や天候と時間に周期があるのだと、知らせてくれてるような気がします。

二十四節気の「立春」や「立夏」なども、「春にはまだ早いよ」と思うタイミングで春をお知らせしてくれたりしますが、土の中の微生物はどうやら春に向けて動き出すようなので、昔の人はそれらを知っていたのでしょうか。

「元号」「和暦」「二十四節季」など、日本の先人たちが残してくれた季節や時間の捉え方には、僕たちには解らないメッセージがまだ隠されているのかもしれません。解らなくても、使いこなしていくことで後世に伝えていきたいものです。

楽しい旅で終わるために

おはようございます。@ukara91です。
5月6日(水)の職場の教養は「楽しい旅で終わるために」です。

楽しい旅で終わるために

 5月の連休を利用して、帰省や旅行のために、自家用車で出かける計画をしている人もいるでしょう。
 楽しい思い出を作った帰りの車中は、笑顔があふれます。そのような時に「待った」をかけてくるのが、渋滞です。
 進まない交通状況は、運転手や同乗者の気分を害していきます。夫婦で口論になったり、子供がぐずり出すといった経験があるかもしれません。
 高速道路で渋滞が発生すると、死傷事故率の危険性が30倍近くになるといいます。苛立ちの結果、自己を起こしたら、旅の思い出は台無しです。
 そうならないために、車中を明るい雰囲気に保つことは大切です。例えば、同乗者は旅の思い出を語るなど、楽しい話題を意図的に出すことも必要です。運転手が不快にならないように気配りできることは、ほかにもあるはずです。
 たとえ渋滞に遭遇しても、運転手は安全運転を心がけ、同乗者は車内を楽しい雰囲気の場にしていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月6日(水)「楽しい旅で終わるために」より

<今日の心がけ>
安全運転に徹しましょう

楽しい旅で終わるために 感想

 今日の職場の教養を真に受けて、家族でドライブに言った際に渋滞に巻き込まれると、運転手よりも同乗者にプレッシャーが掛かりそうですよね(笑)

旅の楽しみの一つは「計画を練ること」です。車で出発するのなら、ナビだけに頼らず、渋滞のポイントや、疲れたりトイレを我慢したりしないように、楽しみながら休憩できるポイントなどを予め計画しておくと良いと思います。

目的地まで早く一気に着こうとした時に、渋滞にハマると運転手や同乗者がイライラするのを止める術はありませんよね。そうならないように、ゆっくりと寄り道しながらゴールを目指すという計画が楽しい旅で終わるための秘訣だと思います。

 また、ガソリンは半分減ったら満タンにする。計画してなくても道沿いに気になるものを見つけたら立ち寄ってみる。など余裕をもって行動すると、移動時間自体が旅になります。

 今はコロナの影響で「旅」にはなかなかいけませんが、家からスーパーまでの道中も、いつもと違う道を通ったり、寄り道してみたりして、「旅」として楽しんでしまうとおもしろいかもしれません。

子供から学ぶ

おはようございます。@ukara91です。
5月5日(火)の職場の教養は「子供から学ぶ」です。

子供から学ぶ

 Tさんには、4歳と2歳になる子供がいます。営業職で平日は家にあまりいないため、休日には、子供たちと近所の公園で遊ぶようにしています。
 公園の遊具は、滑り台とブランコしかありませんが、遊びに来る親子が多数いるため、にぎやかな雰囲気に包まれています。
 公園で初めて会った子供同士でも、以前からの友だち同士だったかのように、すぐに打ち解けて、一緒に遊んでいます。子供たちの純粋な姿に、Tさんは、ほのぼのすると同時に<自分とは正反対だな>と、驚かされました。
 営業職という仕事柄、多くの人との出会いがある中で、第一印象で<苦手だな>と感じてしまった人への対応は、いつもぎこちないのです。
 子供たちのように、誰隔てなく接することができれば、今以上にスムーズな仕事ができることでしょう。それができないジレンマに悩まされていたのです。
 ほかの子供たちと無邪気に遊ぶ我が子の姿に、自らの人間関係のあり方を問い直し、誰にでも自分から挨拶することから始めようと決意したTさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月5日(火)「子供から学ぶ」より

<今日の心がけ>
人とのかかわりを大切にしましょう

子供から学ぶ 感想

 小さい子どもって本当に分け隔てなく人と接しますよね。
これが、幼稚園→小学校→中学校と進むにつれて常識を身に着けはじめるとともに、分け隔てなく接することができなくなっていきます。

 Tさんも、子どもの頃は分け隔てなく人と接していたはずです。何故、苦手と感じる人がでてくるのでしょうか?

 赤ちゃんの頃は、何をやっても許されるので、周囲から注意や指導を受けることはありませんが、外に出れるようになってくると、「車が出てくるから走らないで!」「挨拶をしなさい!」「お菓子は我慢しなさい!」など、周囲から様々な事を言われるようになってきます。

学校に行けば、「遅刻してはいけない」「挨拶はハッキリと大きな声で」「授業中は行儀よく」と、様々な制約も受けるようになってきます。

人の心は目に見えませんが、もし目に見えるとしたら、心には大きさや形があるはずです。常識を身につける事で様々な制約を受けたり、育つ家庭環境による制約により、心の型がつくられ、型を修正すればするほど小さくなっていくものなのかもしれません。

「型やサイズの合う人とは接しやすく、合わない人は苦手に感じる」というものなのかもしれませんね。

とはいえ、実際には人の心は目に見えません。型やサイズも自分次第です。
ですので、苦手な人だって克服できるはずですよね。

時には、自分の型も崩してみたほうが、人生を豊かに歩めるのかもしれません。

仕事の使命

おはようございます。@ukara91です。
5月4日(月)の職場の教養は「仕事の使命」です。

仕事の使命

 Mさんは、事あるごとに仕事に対する不平不満が口から出てきます。
 ある日も、友人との集まりの中で「うちの会社の仕事は・・・」と愚痴をこぼし始めました。それを聞いている友人たちも<またかよ>と困惑の表情です。
 すると、友人の一人が「Mさんは、良い仕事をしていると思うよ」と言ってくれました。しかしMさんは「何を根拠に良い仕事だと言えるんだい。君はうちの会社で働いたことがないから、軽々しく言えるんだと」と言い返しました。
 その言葉に友人は「確かにMさんの会社の実情は知らない。でもね、私はいつもMさんに感謝しているんだよ。だって私たちは、Mさんが作った製品を使用しているもの」と思わぬことを言われました。
 思いがけない友人の言葉に、Mさんは感激しました。そして<自分の働きをこうして評価してくれている人がほかにもいるかもしれない>と気づいたのです。
 その後、Msんは嫌々仕事に向かう自分の気持ちを切り替えました。今では<今日も地域や社会のために>との思いで働いています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月4日(月)「仕事の使命」より

<今日の心がけ>
自分の仕事の社会的な役割を考えてみましょう

仕事の使命 感想

 私たちが毎日行っている仕事は、必ず誰かの役に立っています。
役にたっていなければ、誰も買ってくれませんからね。

 私たちが仕事で作っている製品やサービスは、誰かに買っていただく事で成り立っていますが、「買っていただける」という事は、私たちの仕事に対して評価してくれているという事でもあります。もっと分かりやすく言えば、沢山の商品やサービスの中から、私たちの商品に「投票してくれている」という事でもあります。

 投票をいただいた事に感謝しながらも、次の選挙でも投票いただけるように、ライバルへ票が流れていかないように、なぜ私たちに投票してくれているのか?を研究する必要があります。

私たちの商品は
・○○で困っている人を助けてあげる商品なのか?
  
・ライバルよりも価格が安いので、私たちの商品を買っていただくことで買う方の生活を豊かにできるからか?

など、どんな人のどんな事に役立っているから、投票をいただけているのか?を知る事で、それを強化し次の選挙に備えなければいけません。

コロナの影響で世界中がフリーズしています。こんな時こそ、誰のための仕事なのか?誰にどうやって評価されているのか?を改めて認識する良い機会かもしれません。ライバルに比べて、あまり役に立てていないのに、なんとか存続できていたような場合は、票を得る方法を変えて行かなくてならない時代かもしれません。

 あれもこれもやっている企業は、「○○のために存在する」という使命感のある企業には勝てない時代になったのかもしれません。仕事の本質を見極め、会社もシェイプアップしながら、社会的なお役立ち力を会社としても個人としても研ぎ澄ませて行きましょう。

和暦と西暦

おはようございます。@ukara91です。
5月3日(土)の職場の教養は「和暦と西暦」です。

和暦と西暦

 元号が令和になってから一年が過ぎました。この一年は多くの「令和初・・・」が話題となり、私たちの記憶に残ったことでしょう。
 飛鳥時代に「大化」から始まった日本独自の元号は、「令和」に至るまでに、248を数えます。今日では、元号に基づいた和暦のほかに、手帳やカレンダーなどを見ると、西暦が記されています。
 西暦は、世界中で最も多く使われている紀年法(きねんほう)といわれています。日本では長い間、太陰太陽暦(たいいんたいようれき)という暦法(れきほう)を使用していましたが、1873年以降、グレゴリオ暦が使用され始め、西暦を併用したという経緯があります。
 西暦や和暦にはそれぞれに歴史があります。先人は、より性格な暦を表わすために、多くを尽力したのでしょう。今日では、西暦が主流となり、和暦が使われる機会は減ってきましたが、今一度、和暦の歴史を振り返ってみたいものです。
 時には過去の出来事にたどって、現代における課題の解決や未来を拓くヒントを探ってみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月3日(日)「和暦と西暦」より

<今日の心がけ>
時代を見据える眼を培いましょう

和暦と西暦 感想

 今はコンピューターの時代。グローバルに世界と関わる機会が多くなった事もあり、西暦の方が時系列を記憶しやすく、使いやすいのが現実です。

西暦で記憶することが当たり前になったので、役所などで申請書類を申し込む際などに記載する生年月日は、和暦で記入が必要となり、あわててスマホで1999年って平成何年だっけ?等、調べたりする人も多いと思います。

 コンピュータもなく、通信技術の乏しい時代には和暦しか使用していなかったので、天皇と時代を結びつけて考えることが出来ていたと思います。

特に、一代の天皇で複数の元号があった時代には、元号の意味にこれから向かう時代の願いを込めていて(世界に対して)、時代もそれなりに変化していったようです。

 最近の元号にも意味があるのかもしれません。
「平成」の意味は「平に成る」平和が完成すると読みとくこともできます。
反面、平(たいら)というのは、個性をなくして、みんな一緒にという意味合いも含まれています。
例えば「絵の具」の24色セットで、平和を表現すると、全ての絵の具を混ぜるという感じでしょうか。24色全色を混ぜると最後は1つの色になりますが、ある意味これが「平和」という事でもあります。

世界は一色にはなっていませんが、軍拡主義も一段落して、少しづつ世界は協調していったのが平成だったのかもしれません。

 「令和」は命令の例ではなく、律令の令。それぞれがルールを守りながら個性を発揮して和していく社会を目指そうという意味に思えます。絵の具でいえば、青は青の個性。赤は赤の個性を保ちつつ、それぞれの個性を保ちながら協調してやっていこうという時代です。

 平成から令和への時代の変化を家族で例えるなら、家族に対して部屋が一つしかなく、共同生活しているのと、同じ家族でも集まれる部屋もあるし、個部屋もあって、一人になりたい時には一人になれるという感じなんだと思います。

 こういった時代の変化は西暦では感じ取りにくいです。
和暦を日本の暦として捉えず、世界の時代の変化を捉えるものと考えると、歴史の見え方も変わってきて面白い。
そして、この流れで考えていくと、「漢」「満」「鮮」のような思想の違う民族が一つの国を形成している中国などは、分裂していくのでは?
同じ思想の民族だけど分断している朝鮮などは、統一していくのでは?
と、近未来をある程度予測できそうです。

 たかが和暦ですが、いろんな事を洞察できて、面白いですね。