職場の教養 感想「イメージの活用法」

おはようございます。@ukara91です。
7月12日(日)の職場の教養は「イメージの活用法」です。

イメージの活用法

 イメージは具現化する、といわれます。イメージにはどのような力が秘められているのでしょうか。簡単な実験をしてみましょう。
 梅干しを思い浮かべてください。果肉がぷっくりとして、色が鮮やかです。どんな味がするか、できるだけ具体的にイメージしてください。
 梅干しをリアルに想像できた人は、口の中に唾液がでているのではないでしょうか。このように、イメージは体にダイレクトに影響を及ぼすのです。
 職場生活では、次のように応用できます。プロジェクト業務を終えたCさんは、チームの先輩から膨大な書類の整理を指示され、<嫌だな、面倒だな>と考えながら始めました。
 Iさんは同じ場面で、<これも大事な後始末だ。次回の参考になるように整理すれば、将来さらに良いものができる>と捉え、喜んで取り組みました。
 さて、CさんとIさんは、どちらが軽やかにスムーズに、書類をまとめることができたでしょうか。良いイメージを描いて仕事に取り組みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月12日(日)「イメージの活用法」より

<今日の心がけ>
より良い方向にイメージしましょう

イメージの活用法 感想

梅干しのイメージは解りやすいですね。文章を見ているだけで口の中が唾液で満たされてきます(笑)
実際に梅干しを食べていなくても、梅干しがしょっぱいのが解るからイメージしただけで唾液がでてくるというのは、イメージを想像するだけで体が反応する証拠でもあります。

だから、良いイメージを持てば、良い方向へ導く唾液が分泌され、結果がよくなる可能性が高くなります。悪いイメージを持てばその逆ですよね。

だから、できるだけ前向きで、自身の理想をイメージしておく事が大切です。

周囲のプレッシャーが強くて、理想をイメージすることができない環境に今いるとしたら、その環境を改善できるよう動いてみて、改善が難しいようなら、そこから離れるの方が良いかもしれません。

イメージとは、予言のようなものです。良いイメージが浮かぶならどんどん進めていきましょう。反対に、悪いイメージが浮かぶようなら、その環境は急ぎ改善していくか、それが難しいようなら、そこから離れていきましょう。

意識的にイメージを良い方向へ誘導していくことが大切です。


職場の教養 感想「責めるのは筋違い」

おはようございます。@ukara91です。
職場の教養7月11日(土)は「責めるのは筋違い」です。

責めるのは筋違い

 Eさんは、インターネットのサイトで雑誌の定期購読を契約しました。ところが、数日後にそれが必要でないことがわかり、キャンセルしようと思ったのです。
 注文書の契約解除の欄には、「混雑時には電話が繋がりにくい場合があります」と記されていました。
 早急に契約を解除しないと、当月の購読料金が発生してしまうため、翌朝一番で電話をかけると、呼び出し音が流れ続けるばかりでした。
 何度かリダイヤルしましたが、今度は話し中です。なかなか繋がらず、Eさんの焦りがピークに達しました。
 <これほど混んでいるのに、なんで電話回線を増設し、オペレーターを増やさないのか・・・>と、徐々に相手の会社に対して不満の気持ちが湧いてきたのです。
 そこで一度深呼吸をして、<相手の会社を責めるのは筋違いだ>と気持ちを切り替えた瞬間、電話が繋がり、契約の解除ができました。
 Eさんはこの一件を機に、どんな場合でも冷静に対処しようと決めたのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月11日(土)「責めるのは筋違い」より

<今日の心がけ>
気持ちを落ち着かせて対処しましょう

責めるのは筋違い 感想

契約解除の電話が繋がらないのは「あるある」ですよね。
契約申し込みの時は、ネットでスイスイ入力して申し込めるのですが、解除の際はネット不可で電話申し込みというものは多いです。

売り上げを伸ばす取り組みに対して設備投資し、売り上げが減るところに対して人や設備を投資しないのは、ある意味当たり前です。
そう考えると、電話やオペレータは増やせないですよね。
また、どうして解約という判断をするのか?を人と人が話をすることによって感じ取ることも、企業の取り組みとしては当たり前なのかもしれません。

企業の立場にたてば、責めるのは筋違いというのが理解できます。

また、契約解除の電話で不安になったりイライラする人は、詐欺に引っかかりやすい人ともいえます。不安や不満の感情に付け込んで騙してきますからね。

情報が氾濫している社会です。イライラして溺れないように気持ちを落ち着かせて対処しましょう。

職場の教養 感想「為せば成る」

おはようございます。@ukara91です。
7月10日(金)の職場の教養は「為せば成る(なせばなる)」です。

為せば成る

 「心頭滅却すれば火もまた涼し」という諺があります。
 当たり前のことですが、実際に、火や炎が涼しいというわけではありません。
「無念無想の境地に至れば、火さえも涼しく感じられる」ということから、「心の持ち方一つで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること」を意味します。
 つまり、この言葉の根底には「だから、気概と意気込みを持って生き抜いていくことが大切である」というメッセージが流れているのです。
 それは、単なる思い込みや痩せ我慢というレベルではなく、本来、人に備わっている難局を突破していくための「覚悟」という潜在力を指しています。
 先人たちは、幾多の困難や危機的状況を乗り越えてきました。「いかなる事態であっても何とかする。絶対よくなる。大丈夫」という、明朗な覚悟で、希望を旗印に掲げて難局を切り抜けてきたのです。
 不確実で不安定な時代だからこそ、希望を持つことが大事です。強い気構えと勇気を持って、どんな困難をも切り開いていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月10日(金)「為せば成る」より

<今日の心がけ>
希望を掲げ難局を乗り越えましょう

為せば成る 感想

 「マトリックス」という映画があります。あの映画の説明は難しいのでぜひ見ていただきたいですが、一言でいうとマトリックスとは仮想空間。
映画マトリックスの仮想空間はAIが造っていましたが、今私達が生きている世界もマトリックス(仮想空間)であると説いているのが仏教です。

何か課題を解決するためにこの世に勉強しにやってくる。人生のカリキュラムを組むのは自身。記憶を消されてこの世に生まれてくるので、まさか自身で組んだカリキュラムだと知ること無く、苦しみながら生きていくのですが、そうやって人生で課題を解決しながら魂を磨いていくというのが、仏教の本質です。

魂を磨くためのマトリックスなので、「心頭滅却すれば火もまた涼し」ということになります。つまり、火が熱いといっても仮想空間の中の事だから、実際に、火はそこに無いという思想です。

マトリックス内の自分と、マトリックス外の自身。自分自身という言葉も、こういった2層構造を表わす言葉なのかもしれません。

真偽はそれぞれに委ねるとしますが、マトリックスと考えると、人生は自身の思うがままだと言うことですので、思いっきり楽しんだもの勝ちでもありますよね。

毎日の出来事に感動しながら、魂を磨いていきましょう。

職場の教養 感想「いつもと違う視点で」

おはようございます。@ukara91です。
7月9日(木)の職場の教養は「いつもと違う視点で」です。

いつもと違う視点で

 Aさんは休日に、4歳の娘と散歩に出かけました。赤信号で交差点に止まった時のことです。
 娘が空を指差して、「お父さん、ヘリコプターだ」と言いました。見上げると、ヘリコプター2機が連なって、頭上を通り過ぎるところでした。
 すると、「あの2人、仲がいいんだね。何を話しているのかな。聞いてみたいな」と言ったのです。Aさんには思いもよらない幼子(おさなご)の感性に、感心しました。
 自宅に戻り、Aさんは今の仕事を振り返ってみました。入社後、何年も過ぎ、仕事にも慣れて、マンネリが生じ始めていたことが脳裏に浮かびました。
 <何か新鮮な視点で、業務を改善することはできないものか>と、いつものように鏡に向かって身支度を整えている時に思い立ったのです。<毎日同じことをしていることに疑問を持たなかったが、他の方法でやってもいいな>
 マンネリは次への飛躍のステップだと考えたAさん。<当たり前の作業に新たな工夫をこらし、創造的に仕事をしよう>と決意したのです。

<今日の心がけ>
新鮮な気持ちを保ちましょう

 毎日同じ仕事をしていても、創意工夫する視点を保っていれば新鮮に仕事を遂行することができると思います。毎日同じ仕事をしていて、飽きてくるとマンネリになるのかもしれません。

毎日同じ仕事 ≠ マンネリ

であり、イコールとは言えません。

自分の仕事によって作られたモノやサービスは、直接消費者に届く事もあれば、未完成なモノを次の会社で最終製品化されたりします。自分の仕事によってできあがったものを受け取った人にとって、それがどのように感じるか?は日々変化していきます。その変化を感じ取り、自分の商品に活かして改善していくには、マンネリになっている暇はないものです。

変化に対応するために常にアンテナを立てていれば、創意工夫は必然となり、マンネリが訪れることはありません。

職場の教養 感想「小さな旅館で」

おはようございます。@ukara91です。
7月8日(水)の職場の教養は「小さな旅館で」です。

小さな旅館で

 出張の多いTさんは、たいてい駅近くのビジネスホテルに宿泊します。ある日、どのホテルも満室だったため、駅より少し離れた旅館に泊まりました。
 そこは80代の女将と息子の2人で経営している、築60年ほどの小さな旅館でした。女将は、館内を一つひとつ丁寧に説明してくれました。
 防災用に廊下を広く造ってもらったことや、「おばあちゃんではなく、おばさんと呼んでほしい」というユニークな会話も出て、Tさんは母親と接するような、癒やされる思いで聞いていました。
 翌朝、出発の際には、女将が見送ってくれました。その際、自動販売機にコインを入れ、「どうぞお好きな飲み物を選んでください」と言って、差し出してくれました。そして、角を曲がるまで手を振って見送ってくれたのです。
 お客様に喜んでもらいたいと、女将は小さな旅館だからこそできるサービスに徹したのでしょう。真心がこもったサービスを受け、<多少、交通が不便でも次回もまた、この旅館に泊まろう>と決めたTさんでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月8日(水)「小さな旅館で」より

<今日の心がけ>
真心込めたサービスをしましょう

ビジネスホテルなどは、できるだけ人と接する事が少ないように設計されているような気がします。
Tさんが泊まった小さな旅館のようさサービスは、ビジネスマンにとってとても癒やされる環境だと思います。以前なら当たり前のサービスだったかも知れませんが、人と人とのふれあいが少ないのがビジネスホテルの常識になっている中では、この旅館のサービスは相対的に際立つサービスになるので、料理や着物なども、「田舎に帰った時のような癒やしを提供する」というコンセプトで統一していくと、より深い好印象を与えることができるのだと思います。

無機質で機械的になっていく時代の中で、人の真心は特徴的なサービスとして磨いていきたいですね。

職場の教養 感想「昨日より美しく」

おはようございます。@ukara91です。
7月7日(火)の職場の教養は「昨日より美しく」です。

昨日より美しく

 明日ありと 思う心の あだ桜 夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものかは

 これは、親鸞聖人(しんらんしょうにん)が松若丸と呼ばれた、幼少の頃に詠んだ歌です。
 弱冠9歳で作ったこの歌からは、今できることは今やるという、作者の人生観が伝わってくるようです。
 N子さんがこの歌を知ったのは、30歳を過ぎた頃でした。事務職に就き、日々、漫然と過ごしていた自分を恥ずかしく思ったと言います。
 これをきっかけに<親鸞聖人のようにはなれなくても、せめて今日1日だけでも悔いなく生きたい>と考えたN子さん。「目の前の気がついたことから改善していこう」と決心したのでした。
 まず、「今日できることは今日やり、昨日より少しだけ前進する」という気持ちで次のことに取り組みました。それは、「お礼の手紙を書く時は、字をより丁寧に書く。職場の共有物を昨日よりも、きれいになるように磨く」などです。
 現在は、より充実した毎日になったと、N子さんは笑って語ります。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月7日(火)「昨日より美しく」より

<今日の心がけ>
昨日の自分より前進しましょう

 昨日の自分より一歩前進。少しゆるいとも思えるこの感覚が、成長には一番必要な事かもしれません。
大きな目標を立てて挫折するより、昨日よりひとつでも前進している感覚に満足感を得て、「次もがんばるぞ!」と思考した方が心が前向きですよね。

そして人生は前進ばかりではなく、後退もあります。
3歩進んで2歩下がるのが当たり前という感覚で、しぶとく前進を続けることが肝心です。

どんな時でも、目の前には課題があるはずです。
1つづつ歩を進め、解決していきましょう。

職場の教養 感想「一歩一歩」

おはようございます。@ukara91です。
7月6日(日)の職場の教養は「一歩一歩」です。

一歩一歩

 大分県中津市にある「青の洞門(どうもん)」と呼ばれる洞窟のような道は、江戸時代、禅海(ぜんかい)和尚が石工たちを雇い、30年かけて完成させたといわれています。
 この道が造られる前は、崖に張られた鎖を頼りに人馬が往来し、滑落事故が絶えませんでした。その惨劇を目の当たりにした禅海和尚がノミと槌(つち)を用いて掘り進め、1763年に開通しました。
 30年もの間掘り続けるのは、並大抵の努力ではありません。一見無謀なように感じる挑戦は、禅海和尚の慈悲の心から始まりました。日々の地道な努力によって完成し、長い間にわたって尊い人命が救われました。
 私たちも仕事や生活の中で、どうにもなりそうにない、挫けそうになる壁にぶつかることがあります。そうした時こそ、なぜそれを始めたのかを振り返ってみましょう。
 そうして怯(ひる)まずに一歩一歩困難なことを乗り越えた時、自信が培われ、大きな達成感があるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月6日(月)「一歩一歩」より

<今日の心がけ>
コツコツと続けていきましょう

 約30年も洞窟を彫り続けるのは並大抵な努力ではありません。
また、開通する前に亡くなった石工も多かったことでしょう。

こうやって、コツコツと作業を続ける事ができたのは、開通した後の喜びを共感できた事と、毎日の目標が適切に設定されていたからだと思います。

最終的なゴールが明確で、皆でゴールが共有されている事と、日々の目標設定が的確で、達成感を味わいながら作業を継続する事が目標完遂の原則です。

そして原則を履行するには、コツコツと続けていくことが肝心です。

職場の教養 感想「美しい姿勢」

おはようございます。@ukara91です。
7月5日(日)の職場の教養は「美しい姿勢」です。

美しい姿勢

 活力朝礼を実施する企業では、挨拶や返事の練習をすることが多いでしょう。
さらに、姿勢を整えるなど、基本の型があります。それは以下の通りです。
 姿勢とはいわゆる「気をつけ」の状態です。顎(あご)を軽く引き、背筋を伸ばし、5本の指を真っすぐに伸ばして腿(もも)に密着させ、足の踵(かかと)をつけ、爪先(つまさき)を軽く開きます。
 挨拶は、お辞儀をした時に頭から背筋を真っすぐに伸ばし、視線は爪先から2,3メートル先を見ます。
 一連の動作では、頭を下げる、止める、ゆっくり上げるというメリハリが大切です。「ハイ」の返事は、間髪を容(い)れず、元気よく発します。
 基本の型を朝礼において練習し確認して、姿勢が力みのない美しいものになれば、相手に好印象をもたらします。また、練習を重ねた分だけ、来客時や訪問先での挨拶や所作が、相手に安心感や信頼感をもたらすでしょう。
 様々な場面において、自分の姿勢が美しく映えるよう、基本動作に磨きをかけていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月5日(日)「美しい姿勢」より

<今日の心がけ>
基本の型に磨きをかけましょう

美しい姿勢 感想

 メリハリの良い体の動きや姿勢が整っていると、見ていて気持ちがよいですよね。基本動作を皆で磨きをかけると、組織全体でも整った動きができるので、基本動作の型をつくっていくのは良いことだと思います。

しかしこれはロボットでもできる事。兵士のようになってしまいます。基本動作と同時に、相手の目を見て挨拶したり、ちょっとした相手の変化を見つけたら声をかけたりと、心の交流にも意識することで、人間らしい心の通った基本動作になっていきます。

「体の基本動作」と「心の基本動作」両方とも意識していきましょう。

職場の教養 感想「子供の目線」

おはようございます。@ukara91です。
7月4日(土)の職場の教養は「子供の目線」です。

子供の目線

 夏になると、Mさんは昔のことを思い出します。
 大学生だった夏、近所の小学校に併設されている学童保育所でアルバイトをしました。体を動かすことが好きなMさんは、子供たちから鬼ごっこやボール遊びに誘われると、汗をかきながら一緒に遊びました。
 一方で、室内で静かに過ごす時間がMさんの悩みでした。宿題をする時間に騒ぐ子供たちに、「静かに」と何度注意しても聞き入れてくれません、ある時、たまりかねたMさんは、子供たちを怒鳴ってしまいました。
 その様子を見ていた主任指導員から、「怒る」と「叱る」は違うと諭されました。「『怒る』は感情に任せて相手を責めること。『叱る』は反省を促し、言動や行動を改めさせること。子供の目をよく見て、話してごらん」と助言されたのです。
 ある日、子供同士のいさかいが起こりました。Mさんが子供の目の高さに屈んで話をすると、二人はMさんの言葉を素直に受け入れ、仲直りしたのです。
 現在、Mさんは職場で後輩を指導する際、この経験が活きていると言います。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月4日(土)「子供の目線」より

<今日の心がけ>
相手に寄り添って話をしましょう

子供の目線 感想

自分の思い通りにならない時に「怒る」というのは、誰にもあることです。

でも結局、自分と他人とは別の生物。考え方や思想、体型や体臭までも人それぞれで違います。まったく別の生物と考えると、他人を自分の思い通りにさせようという気にもならなくなってきます。

子供は個性にあふれています。年長者としてアドバイスすることで、子供の個性を活かしながら成長させてあげたいものですね。

職場の教養 感想「半夏雨(はんげあめ)」

おはようございます。@ukara91です。
7月3日(金)の職場の教養は「半夏雨」です。

半夏雨(はんげあめ)

 降る音や 耳も酢(す)うなる 梅の雨

これは、「梅雨の雨の降りしきる音に、耳も酸っぱくなるほどだ」と詠んだ、俳人の松尾芭蕉の俳句です。
 半夏雨は、半夏生(はんげしょう)の頃に降る大雨のことです。近年は、記録的という形容詞がつくごどの大雨となることも多々あります。昔の農家の人たちは、この日までに田植えを済ませ、休息をとるという習慣がありました。
 半夏雨によって起こる洪水を半夏水(はんげみず)といいます。それまでに降った雨量によって洪水になりやすいのでしょう。
 梅雨の雨は、自然の摂理に従って降ります。だからこそ、天候気候は人の力は及ばないものだと自覚したいものです。
 私たちは大自然の営みを畏敬(いけい)して、そのまま受容するしかないのです。どのような天候であっても、恐れず嫌わず、和やかに親しみましょう。
 天候気候に合わせた行動を取っていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月3日(金)「半夏雨」より

<今日の心がけ>
天候気候をそのままに受け入れましょう

半夏雨 感想

 昨年(2019年)秋の長野県の千曲川の決壊が記憶にあたらしいですが、近年の雨は降るとなったらとことん降り、水害が多くなっている印象があります。

天候をそのままに受け入れましょうと言われて、素直に「ハイ」とは言いづらいですが、一人で対応できる対策がない以上受け入れるしかありません。

せめて、自分の住んでいる所は、近所の川が決壊したらどんな風になるのか?過去に川が決壊したことはないか?決壊した時はどの地域がどの程度浸水したのか?等過去の経験は必ず役に立ちます。

住んでる土地を知り、事前にできる対策はすぐに実行していきましょう。