職場の教養 感想「良かれと思った行動」

おはようございます。@ukara91です。
6月25日(木)の職場の教養は「良かれと思った行動」です。

良かれと思った行動

 自分の立場や役割を知ることはとても大切なことです。
 新入社員のC君は入社後、積極的に仕事に向かっていました。出勤後、自分の机回りや会社内の清掃、など<自分ができることは何でもやろう>と意欲的に取り組んでいたのです。
 ある日、出勤すると先輩の机の上の書類が散乱していました。<昨日は片づける時間がなかったのだろう。すぐ仕事に取りかかれるように整理しておこう>と机の上を手際よく片づけ、席に戻りました。
 しばらくすると、「誰が私の机の上を片づけてくれたのかな」と先輩の声が聞こえてきました。C君がすかさず「私がやりました」と答えました。
 すると、「片づけてくれたことは感謝するが、私なりの仕事の段取りがある。今後は私に確認をとってから行動してくれると助かるよ」と、告げられたのです。
 <良かれと思ってやったことが、逆に相手の迷惑になることもある>と知ったC君。それ以来、状況を見て確認することを、心がけるようになりました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月25日(木)「良かれと思った行動」より

<今日の心がけ>
確認をして行動をとりましょう

 出勤後に自分の机回りや会社の清掃に、意欲的に取り組んでいるC君にとって、先輩の机の上が散乱していれば片づけたくなると思います。
段取りがあるにせよ、片付けておく事が基本なのでC君には少し気の毒な出来事だったかもしれません。

しかし、片づけた事によって、先輩の仕事がスピードダウンしたと思われるので、今回は確認してから片付けるべきだったと思います。
でもでも、「今後は机の上が散乱していたら僕は片づけてしまうかもしれません」と意気込みを話し、常に皆が机の上を整然と片付けるクセを付け、それが継続されている会社が一番よいとおもいます。

職場の教養 感想「ゴミは語る」

おはようございます。@ukara91です。
6月24日(水)の職場の教養は「ゴミは語る」です。

ゴミは語る

 A社の営業担当のEさんは、取引先から急に「他社製品に切り替えたいので御社との取引を停止したい」と言われたのです。突然の言葉に、営業社員は<この会社とは取引が終わってしまうのかな>と半ばあきらめていました。
 数日後、取引先の担当者が偶然A社の前を通りかかりました。すると、雨の降りしきる中、A社の社長が道端に捨てられた粗大ゴミと格闘し、濡れながら処分している姿を見かけたのです。
 後日、取引先の担当者から「社長がずぶ濡れになってゴミを拾う姿に感服しました。取引を続行させてほしい」と言われたのです。驚いたのは営業社員です。
 社長に事の顛末を報告したところ「ゴミが何度も『拾ってくれ』と語り始め、最後には『お前には拾えないだろう』と挑発してきた気がした。だから処分しただけなのだが・・・」と述懐しました。
 予想外の展開になり、<ゴミは捨てるものではなく拾うもの>と確信したA社の社員一同。現在、その取引先は一番の応援者となり共に支え合っています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月24日(水)「ゴミは語る」より

<今日の心がけ>
人が見ていないところでも真心を尽くしましょう

 ゴミは拾うものではなく、捨てるものです。でも、だからこそ捨て方にその人柄が現れます。誰も見てないからという理由で、雑な捨て方をする人は、「自分に利益のない仕事の後始末ができない人」という事になります。

最後まで仕事を完結しましょうという意味を込めて、「ゴミは捨てるものではなく拾うもの」と意識づけていきましょう的なのが、今日の職場の教養の示唆するところだと思います。

他人の目線を気にしながら仕事をしている人は多いので、表面だけで人を見極めることは難しいです。でも、ゴミの捨て方は、その人の深層を現す行為です。

まさに、「ゴミは語る」ですね。

職場の教養 感想「オリンピズム」

おはようございます。@ukara91です。
6月23日(火)の職場の教養は「オリンピズム」です。

オリンピズム

 本日は、オリンピックデーです。近代オリンピックの父と呼ばれるピエール・ド・クーベルタンは、オリンピックのあるべき姿・目的といえる「オリンピズム」について、次のように提唱しています。
 「スポーツを通して、心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でより良い世界の実現に貢献する」
 オリンピックは世界中の人々を感動させ、一つに結びつける力があります。だからこそ競技では、クーベルタンが提唱したように、「友情、連帯感、フェアプレーの精神」を噛み締めて、時刻だけでなく各国の選手を応援するのでしょう。
 この精神は、企業においても同様のことがいえます。利益を追求するだけでなく、お客様や地域に貢献するといった目的、働きが大切なのです。
 日々の業務においても、仕事の目的を知りその本質に立ち返りましょう。原点を忘れない働きに徹したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月23日(火)「オリンピズム」より

<今日の心がけ>
会社の原点に立ち返りましょう

 100メートル走やマラソンなどの陸上競技は圧倒的にアフリカ系黒人選手が強いです。体操は中国。野球はアメリカや日本など、身体が優れているからといってすべての競技で金メダルを穫れるわけではなく、それぞれの身体に適した競技がオリンピックには混在しています。

 コレには強いがアレには弱いという個性の差異がある事で、オリンピックは面白くなり、馴染みのない国の選手も応援したくなります。
また、喧嘩や地下格闘技などと違い、オリンピック競技にはルールがあり、ルールをもとに戦います。戦い中は熱くなっても競技が終わればお互いを称え合うというのも、見る人の感動を誘います。

 仕事はオリンピックのようほど大きな感動を与えるものではないかもしれませんが、必ず誰かの役に立っているから、対価としてお金をいただくことができます。
誰の何のお役にたつ仕事なのか?という原点を常に意識していれば、あとは利益を追求すればよいと思います。必要でないものに人は対価を支払いません。お金を支払っていただけるというのは、オリンピック会場で拍手をもらうようなものです。

原点を意識することは大切です。でも原点の目的はそのままに、時代に合わせて目的達成の手段は積極的に更新していく事が大切だと思います。

職場の教養 感想「期限まであと5日(いつか)」

おはようございます。@ukara91です。
6月22日(月)の職場の教養は「期限まであと5日」です。

期限まであと5日

 Aさんは、上司を含めた3名で、役割分担をしながら業務を進めています。
 期限まで1週間ある業務をBさんと手分けして行っていたある日、上司から進捗状況の確認がありました。
 Bさんは8割方仕上げていました。Aさんは<まだ5日あるし、じっくりと進めていこう>と思い、ほぼ手をつけていない状態でした。
 Aさんが現時点での報告をすると、「先方から急に期限の短縮をお願いされることもある。できる時にやっていこう。特に、面倒だと思う仕事ほどすぐ取りかかるように」と言われました。
 さらに、「私も手伝うから君の担当の分を皆で明日までに仕上げよう」と指示されたのです。
 1つの作業を分担して行っている場合は、ほかの人の進み具合を考慮しながら行うことも必要です。
 急な依頼にも対応できる余裕を持ちたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月22日(月)「期限まであと5日」

<今日の心がけ>
今できることはすぐに行ないましょう

「期限まであと5日」感想

 自分ひとりで完結する仕事なら、期限ギリギリで行うのも「あり」かも知れませんが、ほとんどの仕事は仲間との協業で行うものです。
突然の予定変更で期限が早くなるのはありがちですし、顧客からの要望だけでなく、他部署の都合により予定が変更するなんてことも日常茶飯事でしょう。

 常に周囲の要望よりも早く済ませておくクセをつけることが肝心です。

 どのような仕事も、周囲から期待される要望よりも少しでも多く応えることで、評価が得られます。要望どおりならプラスマイナスゼロ。要望より劣っていればマイナスかもしれません。要望を少しでも上回るのは、マリオがコインを獲得するようにプラスのポイントが加算されるといっていいでしょう。

どんどんコインを獲得していく事で、仕事もゲーム感覚で楽しくなっていきます。
最初は自己満足でもいいので、コインを獲得したぞ!と思ったら小さくガッツポーズをして自分を盛り上げていきましょう。

職場の教養 感想「健康のために」

おはようございます。@ukara91です。
6月21日(日)の職場の教養は「健康のために」です。

健康のために

 今日は「国際ヨガの日」です。
 国連総会で、インドの第18代ナレンドラ・モディ首相が「ヨガは心と身体、思いと行動、自制と達成の統一、さらには人と自然の調和を表し、健康と幸福を得るための包括的な手段」とインド古来のヨガの意義を発表したのが由来です。
 心と身体を整えるものは、ヨガのほかにも、中国の太極拳も挙げられます。双方に共通するのは、心と身体のバランスを取ることを重要視している点です。
 私たちは仕事をする上で、効率や業績を重視しがちです。しかし、自身の健康があればこそ、様々なことに挑戦する力が生まれるのです。
 もし体調を崩してしまったら、周囲に心配をかけてしまいます。工夫をしながら、ストレッチや心を休める時間を持つことが大切です。
 そうすることで、良いアイデアが浮かんだり、円滑に物事を進められるなるでしょう。心と身体はつながっているのです。
 たった一つしかない大切な自身の身体を、労っていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月21日(日)「健康のために」より

<今日の心がけ>
心と身体の健康に留意しましょう

「健康のために」感想

 「ヨガ」や「太極拳」は、忙しい現代人がやらない身体の動きをします。
そして、いづれも「ゆっくりな動き」というのも特徴かもしれません。

 ゆっくりと、いつもと違う身体の使い方をすることによって、いつもと違う刺激が身体に起こり、それが心にも影響を与えるのだと思います。

ストレッチをやる事もめんどくさいと感じる頃には、身体も錆びついてると思ったほうが良いでしょう。

 それ以外にも、食事も1日だけ断食したりすることで、体内の免疫があがります。体調が悪いと感じた時はぷち断食がおすすめです。

普段の生活で酷使している自分の身体。しっかりと見つめ直しメンテナンスしていきましょう。

職場の教養 感想「夏至の日に」

おはようございます。@ukara91です。
6月20日(土)の職場の教養は「夏至の日に」です。

夏至の日に

 毎年6月21日頃に、北半球では夏至を迎えます。
 夏至は、1年で最も昼の時間が長くなる日です。この時期は「夏至祭」が催されます。日照時間の少ない国では、太陽の恵みを存分に楽しむ時です。
 北欧では、樹木の葉や花で飾った柱を野外に立ててその周りで踊ったり、焚き火を焚いて祝います。縁起をかつぐためであったり、大切な人と自然の中で過ごす時であったり、豊作を願うためであるなど、様々な意味があります。
 この頃日本では梅雨の時期に当たります。田植えをする頃で、「中田植え(ちゅうだうえ)」という五穀豊穣を願う田植え祭りなどが行われます。
 国や地域によって風土は異なり、時節の捉え方は様々ですが、その土地の伝統には、自然と生活の結びつきがあります。
 普段、忙しく働く私たちの身体の資本となる食を含め、生活をするためのすべてのものは、自然によって生かされ存在しているのです。
 夏至という節目に、私たちを取り巻く自然に意識を向けてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月20日(土)「夏至の日に」

<今日の心がけ>
土地の伝統と自然に目を向けましょう

 「夏至」は夏に至ると書きます。もう夏なんですね。

 昨年秋の長野市の洪水、降雪不足、コロナウィルスとバタバタしてる間に夏を迎えてしまいました。今年の夏はマスク着用に伴い、ますます過ごしづらい夏になりそうです。
また、飲食店のテイクアウトが文化となりつつありますが、今夏は食中毒の件数も増えていくのでしょうね。

 という今の流れですが、これも自然なのでしょうね。
下を向いてうつ向いているだけでは何の解決にもなりません。自然現象だと思えば「しかたない」と割り切れます。

これも何かの節目です。
乗り切っていきましょう!

職場の教養 感想「父親の姿勢」

おはようございます。@ukara91です。
6月19日(金)の職場の教養は「父親の姿勢」です。

父親の姿勢

 親子間には、一般的に20年以上の世代間ギャップがあり、同じ仕事に携わる場合は、意見の相違や衝突が起きることもあります。
 創業者である父が亡き後、代表権を引き継いだM氏。以前、父と仕事をしていた際には、考え方の隔たりから衝突を繰り返していました。父親の言葉に耳を貸さず、<自分が引き継いだら好きなようにやる>と思い続けていたのです。
 ところが、いざトップになると、自分の思い通りどころか、父親が当たり前にやっていたことさえもまともにできず、業績は悪化していったのです。
 ある時、経営者向けのセミナーに参加したM氏は、「創業者である親の思いを大切にする」ことが企業を伸展させる一つの要件であることを知りました。
 いつも、黙々と働き家族を養ってくれた父親の姿勢を思い返した時、その有難さと申し訳なさに涙が流れました。その後、父親の教えを謙虚に実行し続けていると、業績が好転していったのです。
 間もなく父の日です。両親への恩を深める日としたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月19日(金)「父親の姿勢」より

<今日の心がけ>
親への思いを深める時間を持ちましょう

 親子でありながら創業者と事業継承者の関係でいることの複雑さは僕にはよくわかりません。でも、親が事業を創業したということに対して、「すごいな」と思い、その気持ちを創業者に伝えるだけで、良い関係が築けるのではないかと思います。
親子というのは、〇〇家という同じ学校に配属された先輩後輩という感じが致します。親は大先輩です。同じ学校で学び、衣食住をともにしているので価値観は近くなりますが、あくまでも同じ学校で学ぶ人間というだけです。
先輩(親)が経験した事を継承しても、現代で活かせるかどうかは不透明です。でも、過去に先輩がその時代の波と捉え、事業を生み出したのはやはり凄いことだと思います。

父をしっかりと見つめ、感謝し、それを伝えることで、最強の助っ人になってくれると思います。

職場の教養 感想「脳の健康のために」

おはようござます。@ukara91です。
6月18日(木)の職場の教養は「脳の健康のために」です。

脳の健康のために

 大脳の中に「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という部分があります。
 前頭前野は額の後ろに位置し、思考力や記憶力などにかかわっています。この部分が活性化すると、感情をコントロールすることや積極性を養うこと、さらに物忘れや認知症の予防などにも効果が期待できるといわれています。
 <最近、物忘れをすることが多くなってきたなあ>と悩んでいたTさんは、インターネットで前頭前野に関する記事を見つけました。
 そして、活性化させる方法の一つが「楽しく会話をすること」だと知ったのです。さっそくTさんは、記事に載っていたことを実践し始めました。
 それは、楽しく会話をするために、相手の話をしっかりと聞いて、応えるということです。
 始めてから数カ月後、物忘れが少なくなっただけでなく、「積極的になりましたね」と仲間から言われるまでにTさんは変わりました。
 脳の健康を保つためにも、「会話を楽しくする工夫」を意識したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月18日(木)「脳の健康のために」より

<今日の心がけ>
楽しく会話をしましょう

「脳の健康のために」感想

 楽しく過ごす事が健康の秘訣というのは誰もが納得するところでしょう。

楽しく過ごす秘訣は、人と適度に交わることだと思います。会話が盛り上がると、もっと盛り上がりたくなり、会話の糸口をさがしますよね。もっと楽しく過ごしたいという欲求を刺激しながら周囲の人と会話を重ねることが、身体の健康にも良いし、脳の健康にもつながるんだと思います。

職場の教養 感想「紳士然とした心意気」

おはようございます。@ukara91です。
6月17日(水)の職場の教養は「紳士然(しんしぜん)とした心意気」です。

紳士然とした心意気

 例年6月はゴルフのメジャー大会の1つ、全米オープン選手権が開催されます。
 40年前の第80回大会は「ゴールデン・ベア」の愛称で親しまれたアメリカのジャック・ニクラウス選手と、「東洋の魔術師」と呼ばれた青木功選手との一騎打ちとなり、コース名から「バルタスロールの死闘」と呼ばれました。
 飛距離では圧倒的にニクラウス選手が、「百ヤード以内は世界一」と言われた青木選手の小技が冴え、3日目を終えて同スコアとなり、決着は最終日にもつれ込みました。
 一進一退だった戦いは、最終ホールでニクラウス選手がバーディパットを沈めて決着し、2年振りのメジャー制覇を成し遂げ、ギャラリーは大興奮となりました。
 しかし、青木選手のパットがまだ残っており、熱狂するギャラリーをニクラウス選手は「静かにするように!」と制したのでした。
 ライバルをも思いやる紳士的な行動は、今日まで語り継がれています。どんな場合であっても相手に配慮し、その人の立場に立って考えたいものです。

一般財団法人倫理研究所 職場の教養6月17日(水)「紳士然とした心意気」より

<今日の心がけ>
相手を思いやりましょう

 「紳士」とは「品格があり礼儀正しい」という意味です。
Jニクラウスは正に紳士です。すでに自分が勝っている状況でも相手を尊重し気遣う行為は、「自分をかっこよく演出するため」ではなく、単純にルールを守ろうよということだと思います。そういう姿勢がギャラリーや視聴者に伝わり、紳士の称号を確実のものにしていったのでしょう。

自分が負けている時は、ルールにすがりたくなるものですが、勝っている時に感情を抑え、ルールを最上位に考えることができるのは、やはり紳士ですよね。

かっこいいと思います。

職場の教養 感想「復命の大切さ」

おはようございます。@ukara91です。
6月16日(火)の職場の教養は「復命(ふくめい)の大切さ」です。

復命の大切さ

 仕事を進めていく上では、指示された業務の進捗状況や結果を報告する「復命」が大事だといわれています。
 Aさんは、先輩のBさんと一緒にU社から依頼された仕事を進めています。Bさんから業務を指示されると、まず、やるべきことの優先順位をつけていきます。そして、仕事を終えるごとに、すぐに報告することを心がけていました。
 ある日、AさんはU社の担当者から「君の会社には安心して仕事を頼めるよ!」と言われました。U社さんからAさんに依頼したことが、毎回正確にBさんにも伝達され、答えが返ってくることを評価されたのでした。
 仕事の状況を報告することは基本的なことです。それを厳守していくことが信頼につながります。Aさんにとっても、指示された仕事の結果を逐一、上司に報告することで、業務が円滑に遂行されているかどうかを確認できるのです。
 「復命」の複は往復の複でもあります。一方通行の仕事ではなく、相手の要望を受け止めて、それに応える働きをしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月16日(火)「復命の大切さ」より

<今日の心がけ>
仕事の進捗状況を伝えましょう

 自分がお願いした仕事がどんな風に進んでいるか。お願いした側は進捗が気になるものですよね。お願いしたのに進捗がわからないと、「何か問題でもあったかな?」と心配になります。

会社対会社の場合は、進捗状況を逐一報告することで、発注者と受注者の関係から、同じ目的を達成するための仲間という位置づけになるかもしれません。

上司と部下の場合は、逐一報告することで信頼関係は強固なものになりますよね。

日本には、いちいち報告しない美学というものがあるのかも知れませんが、それは、報告の頻度が多すぎて、実況中継になってはいけないという戒めです。要所要所はキチンと伝えて、多くの人が関わらなければ成し遂げられない仕事を完遂していきましょう。

また、自分が上司な場合は、要所での進捗報告が来ない場合は何か問題が潜んでいるものです。部下が報告しやすいような環境づくりにも目を向けていきましょう。