職場の教養 感想4月5日(水)「自分が変われば」

おはようございます。@ukara91です。
4月5日(水)の職場の教養は「自分が変われば」です。

自分が変われば

職場の教養4月5日の画像

 製造業を営むT氏は、ある時から活力朝礼を導入し、半年ほど取り組みましたが、職場の活性化の兆しが見えないことに悩んでいました。
 ある日、T氏は先輩経営者のS氏に社員のやる気を高める方法を聞くと、「ひとまず見学させてほしい」と言われたので、会社に招き、指導をお願いしました。
 朝礼を見学したS氏は、社員の良い点を次々と指摘していきました。しかし、厳しい指導を望んでいたT氏は、その姿勢に疑問を感じていました。
 ところがS氏は、職場が活性化しない原因は社員ではなく、社長自身にあることを指摘しました。そして、今後は朝礼前に自身の表情を鏡でチェックし、明朗な心に転じることと、社長挨拶は簡潔にまとめることを指摘したのです。
 T氏は、挨拶が長くなること、朝礼に消極的な社員への責める気持ちがあったことを反省しました。そして翌日から、早朝に清掃しながら挨拶内容を考え、次第に社員主導の朝礼へと変化したのです。
 自分の行動を振り返ることは、状況を好転させる第一歩になり得るでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月5日(水)「自分が変われば」より

<今日の心がけ>
自分の行動を振り返りましょう

自分が変われば 感想

職場の教養4月5日の画像

 人は他人を直接変えることはできません。しかし、他人を変えるために影響を与えることはできます。まずは、他人に影響を与えることができる自分になることが大切です。
自分の心に変化を起こし、関係性を醸成してから影響を与える。その後は相手を信じて委ねるのが良いと思います。ただし、自分本位にならないように気をつけましょう。

職場の教養 感想4月4日(火)「感想のまとめ方」

おはようございます。@ukara91です。
4月4日(火)の職場の教養は「感想のまとめ方」です。

感想のまとめ方

職場の教養4月4日の画像

 本誌『職場の教養』を読み、感想を述べるのが難しいという人もいるでしょう。
 会社に勤めて十年のKさんは、順番で回ってっくる感想発表がとても苦手でした。
普段から『職場の教養』を読んでいましたが、感想を述べるとなると、上手く言葉にすることができませんでした。
 Kさんは、感想を述べるときに本文の中で興味を持った点を取り上げても、最後にまとめることが特に苦手でした。
 ある時、先輩から「今日の心がけにつながる感想を考えてみたら」と助言されました。これまでは思い付いたことをなんとなく話していましたが、先輩の言葉をヒントに感想を考えると、以前より簡潔にまとめられるようになったのです。
 すると、先輩からは「上手くまとめようとし過ぎるのも良くないから、思い付いたありのままの考えも大切にね」と言われました。
 その後、受けたアドバイスを徐々に実行できるようになってきたKさん。今では、感想を述べることの面白さを実感しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月4日(火)「感想のまとめ方」より

<今日の心がけ>
アドバイスに耳を傾けましょう

感想のまとめ方 感想

職場の教養4月4日の画像

 職場の教養の文章にもいくつもの内容が盛り込まれています。その全てに感想を述べようと思うと、迷います。どれか一つに絞り、そのことだけに集中して感想を述べると上手くいくものです。そうやって、慣れてきたら複数のことについて述べてみましょう。欲張ると、話下手になります。

職場の教養 感想4月3日(月)「折り紙」

おはようございます。@ukara91です。
4月3日(月)の職場の教養は「折り紙」です。

折り紙

職場の教養4月3日の画像

 昨年、カタールで開催されたサッカーのワールドカップでは、日本代表が試合後のロッカールームに書き残した感謝を伝えるメッセージと共に、そこに添えられた数羽の折り鶴が国内外で注目を集めました。
 日本では馴染みの深い折り紙遊びですが、子供の頃に遊んでいた人も、大人になってからは折る機会がほとんどないという人も多いことでしょう。
 折り紙で何かを作るには、山折りや谷折りをしながら、重ねたり開いたり、指先を使った細かい作業が必要です。子供の頃は上手に折れなかったものが、手先の器用さや理解力、集中力が高まった大人なら折れるかもしれません。
 一枚の紙から生き物や草花、乗り物など様々なものを作る折り紙遊びは、折る楽しみもさることながら、脳の活性化の一助となることも期待できます。また、紙は身近にあるものが使えて広いスペースを要しないため、気軽に始められます。
 折り紙は日本の伝統的な遊びの一つでもあります。時にはこうした伝統的な遊びに触れてみるのも良いのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月3日(月)「折り紙」より

<今日の心がけ>
日本の伝統的な遊びを知りましょう

折り紙 感想

職場の教養4月3日の画像

一枚の紙が、立体的な動物になったりする「折り紙」は誰でも経験あると思いますが、最初はものすごく感動したはずです。
私たちの生活のなかでも、なんてことない出来事も想像によって立体的で具体的なものに生まれ変わらせることができるかもしれません。そんな想像力を養成する日本ならではの遊びなのだとおもいます。

職場の教養 感想4月2日(日)「春はあけぼの」

おはようございます。@ukara91です。
4月2日(日)の職場の教養は「春はあけぼの」です。

春はあけぼの

職場の教養4月2日の画像

 「春はあけぼの」で知られる『枕草子』は、夏は「夜」、秋は「夕暮れ」、冬は「つとめて(早暁そうぎょう)」と、1日の中で季節ごとの好ましい時を挙げています。
 あけぼのとは、ほのぼのと夜が明けてくる頃のことです。寒さも緩み、日の出も徐々に早くなる頃の明け方は心が浮き立つという人もいるでしょう。
 あけぼののように、日本では豊かな自然環境を背景にしながら、四季を愛でる文化が育まれてきました。特に春は、新たな生活が芽吹く季節でもあり、会社においては四月は、新たな年度が始まる月でもあります。
 そういった四季を愛でる際には、心に空所(くうしょ)を持つことが大切といわれます。空所とは、仕事とは無関係の別世界のことをいいます。
 例えばウォーキングや映画鑑賞など、仕事と関係ないような趣味が挙げられます。それが結果として、仕事にも生活全般にも良い影響を及ぼします。
 春の花や新緑を眺めることも、空所になるでしょう。そんな時間を大切にして、仕事も生活も充実させたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月2日(日)「春はあけぼの」より

<今日の心がけ>
心に空所を持ちましょう

春はあけぼの 感想

職場の教養4月2日の画像

 「空所」を常に頭に入れて、仕事に集中しすぎず、心を潤していきましょう。そうしていると、仕事も潤って楽しくなってくるのだと思います。

職場の教養 感想3月31日(金)「仕事での役割」

おはようございます。@ukara91です。
3月31日(金)の職場の教養は「仕事での役割」です。

仕事での役割

職場の教養3月31日の画像

 人は立場によって、役割が変わります。今の自分の役割はどのようなものかを自覚し、全うすることが自身の成長にもつながってきます。
 Kさんは旅行代理店に勤めて14年が経ちます。入社以来営業を担当し、旅行を楽しんだお客様の笑顔を見ることにやりがいを感じていました。
 特にここ数年は<もっと多くのお客様に素晴らしい旅行を提案していきたい>と、さらなる自己の成長を目指して仕事に励んでいました。
 ところが、今年からKさんは、若手社員の教育に携わる立場になったのです。
当初は不慣れな職務に戸惑うこともしばしばありました。
 そんななかでも、新入社員の教育を行なっていると、失敗を繰り返しながらも懸命に学び、成長しようとする1人の若手社員が目につきました。
 その様子を見たKさんは、<皆が得意な業務に就いているわけではない。自分も任された役割を一杯全うしよう>と決意を新たにしたのです。
 最近は、若手社員の成長に喜びを感じ始めているKさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月31日(金)「仕事での役割」より

<今日の心がけ>
自分の役割について考えましょう

仕事での役割 感想

職場の教養3月31日の画像

 旅行を楽しんだ顔を見るのが楽しみなKさんは、若手を教育する係となることで、より多くの人の笑顔を見る機会を得たのだと思います。
人を教育するということは、自分の得た価値観を他人にも共有してもらえるかもしれない機会で、とても魅力的な仕事だと思います。

たくさんの人が旅行で笑顔になったのでしょう。

職場の教養 感想3月30日(木)「背後への気配り」

おはようございます。@ukara91です。
3月30日(木)の職場の教養は「背後への気配り」です。

背後への気配り

職場の教養3月30日の画像

 人は周囲が見えなくなるほど何かに夢中になることがあります。しかし、度が過ぎると配慮が欠けてしまい、迷惑をかけることにもなりかねません。
 Tさんが、出張で新幹線を利用した時のことです。降りる駅に近づいたので、デッキに出て到着を待つ乗客の列に並びました。
 数分後に到着してドアが開きましたが、列が一向に進みません。ホームを見やると、最初に降りた乗客が新幹線を降りた場所で立ち尽くしているのです。
 スマートフォンを見ながら周囲を見回している姿から、何かを探しているようでしたが、その人が通路を塞いでおり、ほかの乗客が降りられなくなっていました。
 幸い、乗客の一人がその人に声をかけたため、なんとか皆無事に降車することができたのでした。
 人は、背中には目がないので後ろは見えません。しかし、時として、背後の状況も察する「心の眼差し」が必要になる場合があるでしょう。
 四方八方に対して程よい気配り、心配りができるようにしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月30日(木)「背後への気配り」より

<今日の心がけ>
周囲に配慮しましょう

背後への気配り 感想

職場の教養3月30日の画像

 社会は皆で協業してなりたつものです。自分のことだけを考えて、他者への気配りがなければ社会の中で孤立してしまいます。
今日の職場の教養のエピソードのように、新幹線の通路を塞いでしまうようなことをしてしまう人は、通常の仕事でも周囲が見えずに迷惑をかけてしまう人です。
自分のことだけではなく、周囲のことにも気を配り、行動をしましょう。
自分のことと周囲のことを同時に気を配ることができないという人は、まずは自分のことを置いといて、周囲のことだけを考えて行動するとよいと思います。

職場の教養 感想3月29日(火)「創業者の念願」

おはようございます。@ukara91です。
3月29日(水)の職場の教養は「創業者の念願」です。

創業者の念願

職場の教養3月29日の画像

 「わが願い たぐいもなけれ しみじみと 人類の幸(さち) 思うなりけり」という短歌があります。作者は倫理研究所の創設者・丸山俊雄(まるやまとしお)です。
 「たぐいない」とは「他に比べるものがない」という意味です。それくらい強く、深く人類の幸を念じているということが読み取れます。
 倫理研究所の目的の一つである「民族の繁栄と人類の平和に資する」とありますが、丸山俊雄の短歌の願いに通じるものがあるといえるでしょう。
 どの会社にも創業の精神があります。その精神は、会社の理念や目的として、文章化されていることが多いようです。
 日々の業務に追われていると、自分は何のために働いているのかという目的を見失ってしまいがちです。そのような時には、創業の精神を再確認することが大切です。朝礼等で毎日読む習慣をつけるのも良いかもしれません。
 会社の目的を果たすために、創業者の思いを知り、自分の仕事に対する心構えや、今の自分に何ができるか、常に考えていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月28日(水)「創業者の念願」より

<今日の心がけ>
創業の精神に立ち返りましょう

創業者の念願 感想

職場の教養3月29日の画像

 定期的に原点を見つめ直し、日頃の業務に反映させていきましょう。原点に立ち戻ると迷いも吹き飛ぶと思います。

職場の教養 感想3月28日(火)「小さな違い」

おはようございます。@ukara91です。
3月28日(火)の職場の教養は「小さな違い」です。

小さな違い

職場の教養3月28日の画像

 言葉というのは不思議なもので、表現方法のちょっとした違いによって、伝わる意味合いが変わってしまうことがあります。
 例えば、一週間前にメールが送られてきて、内容は確認していましたが、まだ返信をしていなかったとします。その状況で、送り主から、メールがきちんと届いているかどうか、問い合わせがあった際、どのように対応するでしょうか。
 問い合わせに対して、「確かに届いております」と返答をすると、相手は、一週間前のメールがきちんと受け取られていると解釈するでしょう。
 一方で、「確かに、届いておりました」としたらどうでしょうか。この文面では、「一週間前に確かにメールは受信しているが、それに今、気づいた」という意味合いが強くなりかねません。
 忙しくなると、どうしても表現の選び方が雑になってしまいます。その「雑さ」が、誤解を招く場合もあるでしょう。誤解を避けるためにも、普段から、言葉がどう受け止められるかに注意を向けたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月28日(火)「小さな違い」より

<今日の心がけ>
言葉遣いに気を配りましょう

小さな違い 感想

職場の教養3月28日の画像

 言葉は不思議と、その言葉を発したときだけでなく、メールなど文面に記した時の感情が相手に際立って伝わります。
雑に伝えてしまった場合は、相手には「雑」な部分だけが伝わり、相手は「自分が蔑ろにされている」と実感してしまいます。
言葉を発する時や、メールを送信する時には一呼吸置いてから相手と向き合いながら言葉をしたためましょう。

職場の教養 感想3月27日(日)「必要な物を引き寄せる」

おはようございます。@ukara91です。
3月27日(月)の職場の教養は「必要な物を引き寄せる」です。

必要な物を引き寄せる

職場の教養3月27日の画像

 必要な情報を発信していると、関連した人や金銭などが集まってきます。そうした職場環境は意図してつくり出すことが可能です。
 まず、身の回りにある文房具や書類、事務用品など、一つひとつの物に触れて、必要な物か不要な物かを問いかけます。
 <今は必要ではないけれど、必要な時のために、とりあえず置いておこう>という答えを出して仕舞いこむこともあるでしょう。これは管理という名目で物事の解決を先送りにしている状態かもしれません。
 <恐らく、必要になるだろう>と感じた書類や物品を、再び手にして参考にしたり、業務に活用したりという機会は少ないはずです。
 「もったいない」という言葉にある通り、身近な生活用品に対して敬意や愛着を持って接し、物を大切にすることは大事ですが、過ぎるのもよくありません。
 本当に必要だと思える物を引き寄せるために、不要な物は思い切って、感謝を込めて処分したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月27日(月)「必要な物を引き寄せる」より

<今日の心がけ>
不要な物は処分しましょう

必要な物を引き寄せる 感想

職場の教養3月27日の画像

 物を人として考えてみましょう。物にあふれた環境にいると便利かもしれませんが、いつも接する物と、そうでない物がでてきます。そんなに接しない物は、相手にされないので気分が悪くなるのではないでしょうか。
少数精鋭のチームの方が効果的に目標に迎えます。ものも精鋭部隊に整えてみてはいかがでしょうか。

職場の教養 感想3月26日(日)「出足」

おはようございます。@ukara91です。
3月26日(日)の職場の教養は「出足(であし)」です。

出足

職場の教養3月26日の画像

 出足を早くすることで、物事がうまく運ぶことはよくあるものです。
 Bさんは、普段の業務において、切羽詰まった状況になることがしばしばありました。納期には間に合っていましたが、仕事の質が高いとは言いがたい状態だったのです。
 ある日、進行途中の業務の納期が遅れそうな事態になってしまいました。Bさんがそのことを上司に報告すると「君はいつも取り掛かりが遅いから、早め対応することを心がけるように」と諭されたのです。
 それ以降Bさんは、仕事の取り組み方を改め、少し余裕を持って対応するようにしたのです。すると納期はもちろん、質を向上させることができました。
 私生活においても同じようなことが言えます。例えば、待ち合わせで少し早めに到着する、少し早めに床に就くなど、先手を意識して行動することで、好循環を作ることができます。
 出足を少し早くすることで、心にゆとりが生まれ、物事がうまく進むでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月26日(日)「出足」より

<今日の心がけ>
早めの行動を心がけましょう

出足 感想

職場の教養3月26日の画像

 物事をうまく運ぶには、出足も含めた段取りをきちんとする必要があります。
とはいえ、自分一人ではどうにもならない仕事量もあります。その場合は、チームを組んで取り組んだり、仕事量を調整するなど行うことも段取りです。

多少の余裕をもって物事を進められるように段取っていきましょう。