田植え祭り

おはようございます。@ukara91です。
5月13日(水)の職場の教養は「田植え祭り」です。

田植え祭り

 本格的な春の訪れと共に、全国各地で田植えの風景が見られる季節です。
 NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会は、自然界の働きを活かした「自然栽培」で、お米を作っています。
 世界で初めて肥料も農薬も除草剤も使わずにリンゴの栽培に成功した、木村秋則氏の指導を受け、土壌や木の植生を活かした栽培法に取り組んでいます。
 同会は、「太陽も空気も水も田圃(たんぼ)も稲も生物も、それぞれに働きがあり、生きている」という考えを旨にしているといいます。田植え前には田圃に感謝すると共に、今年一年の豊作を祈る「お田植祭り」を開催します。
 まず、前年秋に収穫したお米を加工した日本酒をはじめ、各種商品を田圃に供え、感謝とその年の豊作を祈る式を執り行います。その後、参加者が裸足になって田圃に入り、朗らかに田植えをしていくのです。
 時代が移り変わっても、本当に大切なものを問いつつ、それを受け継ぎ、進化、発展させながら、次世代に継承していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月13日(水)「田植え祭り」より

<今日の心がけ>
古き良きものを大切にしましょう

田植え祭り 感想

 今年もGWあたりから田植えシーズンに入りましたね。
コロナの影響ばかりに目を奪われがちですが、米どころ新潟の魚沼地方では冬の降雪が少なかったことから農産物への影響が心配されています。

 肥料や農薬のなかった古来から日本人は「米」を主食としていましたので、我々の体はご先祖の代から「米でできている」といっても過言ではないと思います。

 冬の雪不足、雨の降りすぎ、日照不足、雨が降らなすぎ、台風など、米の収穫量を左右する心配要素は多数あり、農機具が今ほど便利ではなかった時代は自然へ感謝することで、「自然のご機嫌をとる」的な風習が地域に馴染んでいったのでしょう。

 僕も数年前、田植えイベントに参加した際、裸足で田圃に入りましたが、なかなかの重労働ですし、田圃の真ん中あたりに苗を植えるのは、一人ではできず、必ず複数人でやる作業だと初めて知りました。
田圃内の虫にやられたのか、足も腫れ上がり皮膚科へ行った覚えがあります。

自然の中に入ったのに足に出来物ができて腫れ上がるなんて、自分の体が自然ではないと感じ反省し、食生活気をつけるようになるきっかけとなりました。

現代はお米に限らず様々な食品が簡単に手に入ります。
便利な反面、食べる事ができる「ありがたさ」が薄れています。

地域の風習はこの「ありがたさ」を後世に伝えるための先人の工夫だったのかもしれません。

先人の工夫に感じ入りながら、食べ物に感謝しながら食事を楽しみたいですね。

本音と建前

おはようございます。@ukara91です。
5月11日(月)の職場の教養は「本音と建前」です。

本音と建前

 社会生活を送り、人とかかわり合いながら過ごしていく際に、本音と建前の使い分けについて困ったことはないでしょうか。
 例えば、会議で皆がA案に賛同した時に、<本当はB案がよい>と思っていたことはありませんか。自分が反対することで会議が長引くことを懸念し、皆に合わせて、「A案がよい」と本音を隠してしまうことがあるかもしれません。
 「建前」という言葉は、その場の空気を読んで、自分の意見を表に出さなかったり、本音を控えたりする時に使われます。
 しかし、いつも本音を隠し建前ばかりの態度では、建設的な仕事はできないでしょう。また、そうした態度では、相手との関係性は深まっていきません。
 先の会議の例をみても、本当に<B案がよい>と思ったならば、自分の意見を言うこともできたはずです。<万が一、自分の意見が通らなかったら>などと考えずに、きっぱりと意見を述べることも、必要でしょう。
 相手に配慮しつつ、時には本音で話してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月11日(月)「本音と建前」より

<今日の心がけ>
意見をしっかり伝えてみましょう

本音と建前 感想

 社会人になると、ほとんどの方が会議を経験します。
会議とは、人が集まって議論を交わし、意思決定する場です。

意思決定する場に参加しているのですから、自分の仕事をしている立ち位置から見て感じることを正直に述べる事に意味があります。

それぞれの仕事での立ち位置は違いますので、会議の議題に対する感じ方は違って当たり前です。会議を円滑に進めるために言葉づかいに配慮は必要ですが、感じた意見を言わないのは、「自分の立ち位置から見えたことを述べる」という責任を放棄していることになります。

いろんな意見を元に、会社は判断していかなければなりません。
誰かに気を使って、意見を述べない社員が多くなれば、その会社は社会の変化や市場の変化に対応できない会社になってしまうでしょう。

 また、自身が社長や議長である場合は、会議が自分の意見への票集めの場にならないよう、反対意見でもいいやすい環境作りは絶対に必要なスキルです。場の空気に配慮した言葉づかいができて、反対意見も言える社員を評価するような仕組みも大切かもしれません。

コロナの影響で、会議の場はデジタルに移行し始めています。
思っている事を言葉でキチンと伝えるスキルがより必要な時代です。
反対意見は会社や組織にとって、成長するために必要なものですから、怖がらずに意見を述べていきましょう。

子供から学ぶ

おはようございます。@ukara91です。
5月5日(火)の職場の教養は「子供から学ぶ」です。

子供から学ぶ

 Tさんには、4歳と2歳になる子供がいます。営業職で平日は家にあまりいないため、休日には、子供たちと近所の公園で遊ぶようにしています。
 公園の遊具は、滑り台とブランコしかありませんが、遊びに来る親子が多数いるため、にぎやかな雰囲気に包まれています。
 公園で初めて会った子供同士でも、以前からの友だち同士だったかのように、すぐに打ち解けて、一緒に遊んでいます。子供たちの純粋な姿に、Tさんは、ほのぼのすると同時に<自分とは正反対だな>と、驚かされました。
 営業職という仕事柄、多くの人との出会いがある中で、第一印象で<苦手だな>と感じてしまった人への対応は、いつもぎこちないのです。
 子供たちのように、誰隔てなく接することができれば、今以上にスムーズな仕事ができることでしょう。それができないジレンマに悩まされていたのです。
 ほかの子供たちと無邪気に遊ぶ我が子の姿に、自らの人間関係のあり方を問い直し、誰にでも自分から挨拶することから始めようと決意したTさんです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養5月5日(火)「子供から学ぶ」より

<今日の心がけ>
人とのかかわりを大切にしましょう

子供から学ぶ 感想

 小さい子どもって本当に分け隔てなく人と接しますよね。
これが、幼稚園→小学校→中学校と進むにつれて常識を身に着けはじめるとともに、分け隔てなく接することができなくなっていきます。

 Tさんも、子どもの頃は分け隔てなく人と接していたはずです。何故、苦手と感じる人がでてくるのでしょうか?

 赤ちゃんの頃は、何をやっても許されるので、周囲から注意や指導を受けることはありませんが、外に出れるようになってくると、「車が出てくるから走らないで!」「挨拶をしなさい!」「お菓子は我慢しなさい!」など、周囲から様々な事を言われるようになってきます。

学校に行けば、「遅刻してはいけない」「挨拶はハッキリと大きな声で」「授業中は行儀よく」と、様々な制約も受けるようになってきます。

人の心は目に見えませんが、もし目に見えるとしたら、心には大きさや形があるはずです。常識を身につける事で様々な制約を受けたり、育つ家庭環境による制約により、心の型がつくられ、型を修正すればするほど小さくなっていくものなのかもしれません。

「型やサイズの合う人とは接しやすく、合わない人は苦手に感じる」というものなのかもしれませんね。

とはいえ、実際には人の心は目に見えません。型やサイズも自分次第です。
ですので、苦手な人だって克服できるはずですよね。

時には、自分の型も崩してみたほうが、人生を豊かに歩めるのかもしれません。

穀雨(こくう)

おはようございます。@ukara91です。
4月19日(日)の職場の教養は「穀雨」です。

穀雨

 本日は二十四節気の「穀雨」です。太陽暦の4月20日頃に降る雨のことをそう呼びます。「穀雨」は春雨が穀物を潤すという意味で使われます。
 種まきから始まり、恵みの雨を受けつつも、こまめに手入れをし、様々な環境を乗り越えながら成長する過程と収穫が、農業に従事する人の喜びです。
 これらは企業においては、人材育成にあたるでしょう。新入社員や部署異動により新たなメンバーに対しての育成は欠かせません。
 植物は水を与えすぎると根腐れを起こし、水が足りないと枯れてしまうように、人材育成には優しさと厳しさのバランスを考えることも必要でしょう。
 先輩社員は感情的な叱責を慎み、真心ある育成が肝要です。また、育成をする側とされる側、双方の意思疎通が大切です。指導される側は、注意された時に<自らを高めよう>と真摯に受け止められた時、成長に転換できるのです。
 それぞれの立場によって、育てる喜びと、自身が成長する喜びがあります。いずれも自分のやるべきことを行い、互いに成長していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月19日(日)「穀雨」より

<今日の心がけ>
成長する喜びを感じましょう

穀雨 感想

 人は永遠に生きることはできないので、会社の永続のためには人材育成や引き継ぎは大切な要素です。目の前の仕事はマニュアルや書面での引き継ぎも可能ですが、自社と顧客でどのような困難を乗り越えてきたのか?等を、現在の担当者から新しい担当者へ引き継ぐことが、関係性の引き継ぎになるものだと思います。

 今日は、二十四節気の「穀雨」というのですね。僕はいぜんまでこの二十四節気というのは、昔の話で、今の季節には合わないなぁなんて感じていましたが、最近は奥深さを感じています。
「穀雨」は春雨が穀物を潤すという意味との事ですが、たしかに今現在は穀物は少ないかもしれません。田んぼもまだ始まってないです。
見た目にはまだ農業が始まっていない感じがするのですが、土の中はどうでしょうか。気温が少しづつ上がってきて、微生物たちが活動しています。そこに春雨が降ることで農業に適した環境づくりが土中では行われていることでしょう。
 昔は農薬や肥料なども無かったわけですから、微生物の働きやすい環境作りが農業の基本だったはずです。

そういう視点でみると、この二十四節気というのは実に絶妙に設定されているように感じます。パソコンのインターネットも無い時代の先人の知恵って、すごいですよね。

悲しみを乗り越える

おはようございます。@ukara91です。
4月16日(木)の職場の教養は「悲しみを乗り越える」です。

悲しみを乗り越える

 65歳のAさんは数年前、妻を病気で亡くしました。覚悟はしていたものの、そのショックは大きく、途方に暮れる日々が続きました。
 そのようなAさんを見かねたMさんが薦めたのが書道でした。Aさんは「書道なんて、やったことないし無理です」と断りました。それでもMさんは、熱心に薦めてくれるのです。
 Mさんの強い押しに負けたAさんは、書道を始めることにしました。先生に基本をしっかりと教わり、手本通りに臨書(りんしょ)していきます。
 最初は<これで、悲しみを和らげられるのか>と思っていましたが、徐々に、少しでも上達したいとの気持ちが強くなっていったのです。
 すると、少しずつ書道に集中できるようになっていきました。そして、<悲しんでばかりいたら、亡き妻は喜んでくれない>と気持ちを切り替えられ、元気と明るさを取り戻したのです。
 辛い境遇の時には、新たなことに目を向けることも必要でしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月16日(木)「悲しみを乗り越える」より

<今日の心がけ>
様々なことに目を向けましょう

悲しみを乗り越える 感想

長年一緒に生活したパートナーが亡くなれば、そのショックは大きく立ち直るのは時間かかりますよね。
普段の生活シーンでも、こんな時に奥さんがいたら・・・と思いながら生活を続けてしまうものです。

こういう状況から逃げるのではなく、「奥さんがいたら、きっとこう言ってくれただろう。だから、こんな感じでやってみるか!」と、奥様の心が生きていると思いながら、会話する気持ちで行動してみるとよいと思います。

肉体が亡くなったからといって、過去の思い出まで消そうとする必要はありません。心は生きていると思いながら、新しい思い出を積み重ねていくぐらいの気持ちでもよいのだと思います。

生きている人が前向きで幸せになって行くのを、近くで見守ってくれているはずです。

働く人の心意気

おはようございます。@ukara91です。
4月6日(月)の職場の教養は「働く人の心意気」です。

働く人の心意気

 2018年、働き方改革を推進するための関係法律が成立しました。これにより、働き方そのものを見直した職場もあるでしょう。
 一方で、仕事が誰かの役に立ち、それゆえに報酬を受けていることには変わりがないでしょう。
 建設会社に勤めるAさんは、先輩から「自分たちは技術屋だ」と言われました。建築士に憧れて入社したため、当初はその意味がわかりませんでした。
 その後、設計と建築の経験を積む中で、建物の主役はいつでもお客様だとわかってきました。お客様の思いを描く幸せの形を具体的に「家」にするのが、自分の仕事であると理解した時、与えられた仕事の素晴らしさを実感したのです。
 誰の役に立っているのかを自覚し一所懸命に働く時、自然に湧き上がってくる楽しさがあります。さらに、仕事の成果として人が喜ぶ姿を知る喜びもあります。
 その時々に即した働き方が求められていますが、働く人の心のあるべき姿は、いつの時代でも変わらないのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月6日(月)「働く人の心意気」より

<今日の心がけ>
自分の仕事の尊さを知りましょう

働く人の心意気 感想

 どんな仕事も必ず誰かの役にたっていますよね。でも、目の前の事だけに集中うしていると、自分の仕事が「誰の」「何に」役立っているのか意識を向けづらいものかもしれません。

 若い頃は特に、目の前の仕事に慣れるのが精一杯です。ですので、まずは慣れて、目の前の仕事や人間関係づくりをしながら、一般的な働き方のスキルを身につけることは大切かもしれません。

 でもその後は、自分や自分たちの仕事が、誰のためのどんな欲求や悩みを解決してやれる仕事なのか?を明確に意識して、感覚を研ぎ澄ませて行く必要があります。世の中は変化していくので、これを意識できないと、自分たちの仕事が誰にも必要とされていない時代になっても、気づくことができなくなってしまいます。

 Aさんは建築屋さん。金持ちになっていいクルマに乗りたいという若者が少ない時代です。今の時代は「家族」や「家庭」が活動のベースになっていますが、これからはますます「個」の世の中になるかもしれませんよね。

 ひょっとしたr、住環境の「家」ももっと「個」を意識した新しいものがでてくるかも知れませんね。

 僕なんかは小さいころから、木の上で、枝と枝の隙間にあるような部屋に住むのが夢でした。でも、トイレはどうするんだろう?とか、大人になると考えて躊躇してしまいます。こういった要望もAにさんが解決してくれるような時代になるのかな。 なんて考えてしまいます。

 未来は楽しそうですね。

すがすがしさ

おはようございます。@ukara91です。
4月4日(土)の職場の教養は「すがすがしさ」です。

すがすがしさ

 本日は、二十四節気の一つ「清明(せいめい)」です。この時期は、桜をはじめとして多くの花が咲き誇ります。万物がすがすがしく明るい様子を意味します。
 「すがすがしい」は「清々しい」と表記しますが、「清」の文字には「澄み切っている」や「けがれがない」という意味があります。動物や植物の命が、誕生を経て成長に至るこの季節の躍動感には、一種のけがれのなさを感じるものです。
 「澄みきっていてけがれがない」状態は、春先だけの代名詞ではありません。
空気が澄んでいるという点では、早朝も清々しく、澄んだ水が流れる渓谷なども、清々しい場所といえます。
 また「清」の文字には「きれいに整理された様」や「簡素でけじめがある様」という意味もあります。整理整頓と清掃の行き届いた職場や、整然と建つ神社や寺院だどでも、清々しい空気を感じとることができます。
 大自然が作り出す「清々しさ」だけではなく、人が作り出す「清々しさ」にも着目し、意識的にきれいに整理した空間を生み出してみてはいかがでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月4日(土)「すがすがしさ」より

<今日の心がけ>
さわやかな環境作りを意識しましょう

すがすがしさ 感想

新しい家でも、掃除が行き届いていないとキタナく感じます。
反面、100年経過してるような古い建物でも、きちんと掃除をしていると清々しく気分がよくなりますよね。

これは、ゴミがあるとかないとかも原因の一つかもしれませんが、「キレイにしよう!」という意識が建物に練り込まれているからなんだと思います。

常にその意識を持ちながら生活していると、その建物はきっとキレイになり、建物がキレイになると、澄んでる住人の心はもっとキレイになり、心がキレイになると、身体もキレイになるという好循環が生まれるんだと思います。

名奉行の決め台詞

おはようございます。@ukara91です。
3月10日(火)の職場の教養は「名奉行の決め台詞」より

名奉行の決め台詞

 「これにて、一件落着」とは時代劇での名奉行の決め台詞です。
 「一件落着」とは、事件などの解決を表わす言葉ですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。なぜ解決したのか、どこがうまく運べたポイントだったのかと、研究、検討、反省を重ねることは、大切な後始末といえるでしょう。
 こうした後始末は、決して事件などの特別なことに限ったものではありません。思いのほかスムーズに運んだ仕事にも、また想定外のアクシデントから失敗してしまった仕事にも、「その要因は?」と検討することが肝要なのです。
 特に失敗した仕事ほど、ただの失敗で終わらせずに、こうした後始末をきちんとすることで、次の課題が見えてくるのです。
 目まぐるしい時代であっても、心置きなく、一つひとつ丁寧に仕事をしめくくりましょう。それが、次の機会に万全の状態で、目前の業務に臨むことのできる姿勢となります。
 名奉行のごとく、「これにて、一件落着」と仕事を締めくくりたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月10日(火)「名奉行の決め台詞」より

<今日の心がけ>
一歩踏み込んだ後始末をしましょう

名奉行の決め台詞 感想

 「これにて、一件落着」これは、江戸の町奉行を題材にした「遠山の金さん」の決め台詞ですね。

金さんは「町奉行」という要職にありながら、普段は「町人」として町をふらふら。このふらふらしている時に事件に遭遇して、町人として事件に関わりながら登場人物の様々な面から多角的に事件を考察していくんです。

町奉行という高い立場に居ては見えない部分も、低い位置からみることで、事件の全体像を把握することができるんですよね。そして、把握した事実をもとに町奉行として裁き、解決に導き「これにて、一件落着」となる。
気持ちいいですね。

どんな事件にも必ず原因がありますが、原因にたどり着けないと感じる時でも、仮説と検証の反復運動をしていると、徐々に見え方が変わってきて徐々に真実に近づいていきます。

日常生活に置き換えると、「失敗は成功の肥やし」に近いかもしれませんね。

成長の速度

おはようございます。
@ukara91です。
3月6日(金)の職場の教養は「成長の速度」です。

成長の速度

 単身赴任の生活を送るK氏が、自宅へ帰った時のことです。
 久しぶりに家族三人で買い物へ出かけた途中、後ろから妻と中学二年生の息子が並んで歩く姿を見ました。少し見ない間に息子は、妻の背丈よりも大きくなっていたのです。
 息子が思春期に入ってから、親子で会話をする機会が少なくなっていました。
自宅へ戻りK氏が、「いつの間にか母さんより背が高くなって頼もしくなったな」と息子に話しかけても、「ああ」という短い返答だけで会話が続きません。
 ところが、その日の晩、息子から「仕事を頑張るのもいいけど、無理して体調を崩したら母さんが困るから気をつけてよ」と声をかけられました。その頼もしい言葉に温もりを感じたのです。
 <体だけでなく、精神的にも成長しているな>と感じたK氏。子供の言動に一喜一憂せず、心身の成長を信じて見守ろうと決意しました。そして、相談を受けた時は、精一杯アドバイスしようと思ったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月6日(金)「成長の速度」より

<今日の心がけ>
気持ちに余裕を持って見守りましょう

成長の速度 感想

父親と息子の関係って、照れることで適度な距離感があり、母を媒介しないと本音を離せないというような事があるようです。

ちなみにウチがそうです笑

でも、この関係には独特の美学があり、この関係性の中で息子から労りの言葉が発せられるなんて、親としては嬉しくて仕方ないでしょうね。

言葉は数が多ければよいというものではなく、相手に一番伝わる言葉を搾り出してシンプルに伝えるのが一番だと思います。

今日の職場の教養のように、息子から「仕事頑張るのいいけど、無理して体調崩したら母さんが困るから気をつけてよ」なんて言われたら感動しますよね。しかも、「自分が困る」と言わずに「母さんが困る」という言い回しにしたことで、お父さんの心に響きまくったんだと思います。

周囲の支え

おはようございます。@ukara91です。
3月5日(木)の職場の教養は「周囲の支え」です。

周囲の支え

 人は一人で生きていくことはできません。私たちの生活は、多くの人の働きによって支えられています。
 入社八年目になるDさんは、二人の後輩と共に仕事をしています。ある日、後輩の一人が風邪をひいて休むことになりました。
 後輩は日頃から資料を整理し、Dさんとは報告・連絡・相談を蜜にしていました。そのため急な休みでしたが、何をやるべきかがわかり、スムーズに仕事を進めることができたのです。Dさんは、後輩の管理能力の高さに感心しました。
 普段は意識しなくても、職場においては仲間が、家庭においては家族が自分を支えてくれています。忙しい中でも、身近な人がやっていることに目を向ける心のゆとりは必要でしょう。
 <自分が教えてきた仕事は、後輩たちがきちんと受け継いでくれているんだ>と確信し、仕事に一層のやりがいを感じたDさんでした。
 そうしたやりがい感が、働きをより良いものにしていくのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月5日(木)「周囲の支え」より

<今日の心がけ>
身近な人の支えに目を向けましょう

周囲の支え 感想

職場においては営業や総務など、部署間で支え合ったり、また個々人でもそれぞれが支え合いながら業務を遂行しています。

企業は営利が目的です。支え合うだけでは競争には勝ち抜いていけません。企業活動はお互いにバトンを渡しながら、他の会社よりも早くゴールできるようにリレーをしているようなものといえます。

ですので、自分本位にバトンを渡しても、次のランナーがバトンを落としたりしてしまえば、リレーは負けてしまいますよね。

相手のスピードや性格に合わせるためには、どういうバトンの渡し方がいいのだろうか?と考え、相手と対話することで素早く渡す方法が確立されていき、それがすべてのランナーが実行することで、とても早いチーム(良い会社)という事になるのだと思います。

実際の会社では、バトンは渡しませんが、「言葉」がバトンの変わりです。次のランナーには、この言い方では伝わらない。Aさんには、大きな声でハッキリつたえないと行けない。Bさんには、優しく伝えないと怖がられてバトンを落としてしまうなど、人によって言葉のかけ方も変えなければなりません。

バトンをキチンと渡しあい、チームで良いサービスを顧客に提供しましょう。