職場の教養 感想6月10日(土)「慌ただしい毎日」

おはようございます。@ukara91です。
6月10日の職場の教養は「慌ただしい毎日」です。

慌ただしい毎日

職場の教養6月10日の画像

 時間短縮、もしくは時短という言葉をよく耳にします。
 仕事においては、「効率化を図る」といった意味で使われています。ただし、時短だけを意識すると、大切なことを見失う恐れがあります。
 自動車販売のA社では、朝礼時に経営理念の唱和を行なっています。ある日、新車の購入希望のお客様が来店しました。そのお客様は、営業のBさんから名刺をもらった時に言われた経営理念に心を動かされて、来店したといいます。
 Bさんは、名刺を渡す際に会社名と名前を伝えた後、「私共は、車の販売、整備を通してお客様の生活を豊かにし、地域を明るく元気にしたいと思っております」と経営理念を言い添えていたのです。
 経営理念の内容はもちろん、Bさんが時間を惜しまずていねいに理念を伝えた姿勢が、<A社で車を購入したい>とお客様の心を動かしたのでしょう。
 慌ただしい毎日だからこそ、手間暇を惜しまないていねいな対応が、人の心を打つものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月10日(土)「慌ただしい毎日」より

<今日の心がけ>
ていねいな対応をしましょう

慌ただしい毎日 感想

職場の教養6月10日の画像

 時間短縮は無駄だけをカットするもので、必要なものはカットしてはいけません。
何が必要で、何が不必要か、しっかり検証しましょう。

職場の教養 感想6月9日(金)「自分の意見」

おはようございます。@ukara91です。
6月9日(金)の職場の教養は「自分の意見」です。

自分の意見

職場の教養6月9日の画像

 サラリーマンのY氏は、小学生の息子が音読するイソップ寓話「ロバを売りに行く親子」に耳を傾けていました。概略は次のような内容です。
 父親と息子が、飼っていたロバを売りに市場へ向かう途中、ある人から「乗らずに歩いているとはもったいない」と言われ、父親は息子をロバに乗せました。
 しばらく行くと「親を歩かせるとは酷い」と別の人から言われ、今度は父親がロバに乗ると、別の人から「子供を歩かせるとは悪い親」と言われたのです。
 そこで二人でロバに乗ると、別の人から「可哀そうだ」と言われます。困った親子はロバを担ぐと、嫌がって暴れたロバは川に落ちて死んでしまいました。
 読み終わった息子は、「意見を聞くことは大切だけど、どんな選択をしても反対意見があるのだから自分の意見をもつことが大切だ」と感想を述べたのです。
 これを聞いて、Y氏は自分も職場で、人の意見に流されることが多いなと、思い至りました。相手の考えを尊重しつつも自ら考え、主体性を持って仕事に取り組もうと決意したY氏です。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月9日(金)「自分の意見」より

<今日の心がけ>
主体的に仕事に取り組みましょう

自分の意見 感想

職場の教養6月9日の画像

 人は生まれた場所や育った環境によって考え方や価値観が異なります。
「自分の意見」というのは、それまで育った環境等により影響を受けたり、ご先祖から受け継いだものですので、周囲の意見に聞く耳を持ちながらも、自分の意見にも聞く耳をもち、総合的に自分が判断することが大切です。最後に決めるのは自分です。自分を大切にしましょう。

職場の教養 感想6月8日(木)「ここぞという時」

おはようございます。@ukara91です。
6月8日(木)の職場の教養は「ここぞという時」です。

ここぞという時

職場の教養6月8日の画像

 子供が危険なことをした場合や、人に迷惑や危害を与えた場合、親は躾として子供を叱ることが必要でしょう。
 Aさんが子供の頃、公共の場でいたずらをすると父親に叱られることが度々ありました。そこで「自分は親になったら、あまり叱らない大人になりたい」と思っていました。
 ところが、親になったAさんは、わが子が急に道路に飛び出したり、公共の乗り物の中で騒いだりした時、厳しく叱っていたのです。些細なことも「ここぞ」という時は叱る必要性をAさんは、実感するようになったといいます。
振り返ってみると<父親も必要に応じて自分のために叱ってくれていたんだ>ということに思い至ったのです。
 自分が親になってから、Aさんは改めて父親からの愛情の深さに気づかされました。子供に対して、お互いを認め合う関係を保ちながら叱る時には叱り、共に成長していけるよう日々過ごしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月8日(木)「ここぞという時」より

<今日の心がけ>
親への感謝を深めましょう

ここぞという時 感想

職場の教養6月8日の画像

 親子というのは、「親の役割」「子の役割」をそれぞれ与えられた学び場と考えるとよいと思います。そこには、「親の方が偉い」などという上下関係はありません。
ただし、親の方が社会を先に知っているのですから、子が社会で動きやすいように教育はする必要があります。
あくまでも役割と考えると、子が思うように動いてくれない時にイライラしたり、余計な感情に惑わされずらくなります。

お互いの役割を楽しみながら、人生というステージを彩れるといいですね。

職場の教養 感想6月7日(水)「笑顔をめざして」

おはようございます。@ukara91です。
6月7日(水)の職場の教養は「笑顔をめざして」です。

笑顔をめざして

職場の教養6月7日の画像

 4月より新しい部署に異動したBさんは、どうやって同僚との距離を縮めればいいのか分からず、悩んでいました。
 ある日、同僚が歓迎会の席を設けてくれました。そこで、Bさんは<同じ部署で働く社員の顔と名前、趣味や特技などを覚えて心の距離を縮めるチャンスだ>と思い、積極的に話しかけました。
 Bさん自身は相槌を打ちながら熱心に相手の話を聞いているつもりでしたが、同僚の間では「Bさんは笑わない人」というイメージを持たれていたようでした。
 そのことを知ったBさんは、<自分から話かけることを意識しすぎて、表情が硬くなっていたのかもしれない>と反省しました。Bさんは、真剣になればなるほど表情に変化がなくなることを知ったのです。
 その後は人と接する際は、笑顔を意識するようになりました。すぐに変化は現われませんが「笑顔が素敵ですね」といつの日か言ってもらえることを信じて、日々生活しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月7日(水)「笑顔をめざして」より

<今日の心がけ>
表情を意識しましょう

笑顔をめざして 感想

職場の教養6月7日の画像

 コミュニケーションは双方向で行うのが大切です。
あれこれ考えすぎずに、明るく元気な笑顔で挨拶をする。まずはこれをしっかり行うとよいと思います。

職場の教養 感想6月6日(火)「人生を照らす光」

おはようございます。@ukara91です。
6月6日(火)の職場の教養は「人生を照らす光」です。

人生を照らす光

職場の教養6月6日の画像

 Kさんには、生きる上で大切なことをありのままに話し合える友人がいます。
 友人と会うのは2ヶ月に1度ほどですが、お互いの思いを述べ合うことで、自己の心や考えが整理され、気持ちが前向きになります。
 生き甲斐や生きる基軸を持つ大切さなどについての友人の考えにはいつも刺激されます。またKさん自身、出来事をありのままに語ることで、生きてるという手応えを感じられます。
 ある日、人生と理想について話している時でした。友人は、理想がなければ人間は色あせる、さらには、理想の実現に向けて行動しなければ生気を失うと語り、理想的な人間像がなくては人間は生きられないのではないかとも語りました。
 その時、友人は、お互いに理想とする人物を見つけ出し、尊敬し、憧れることから始めようと提案してくれたのでした。
 Kさんは、理想は人々を照らす光のような人になることだとの思いが湧いてきて、人のために尽くし明るい心でいようと、決意を新たにしたのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月6日(火)「人生を照らす光」より

<今日の心がけ>
理想像を持ちましょう

人生を照らす光 感想

職場の教養6月6日の画像

 理想の人や目標の人がいると、その人の行動を真似するだけで、その人に近づけたような気がするものです。身近に必ず理想像がいるはずです。見つけて、真似していきましょう。

職場の教養 感想6月5日(月)「世界環境デー」

おはようございます@ukara91です。
6月5日(月)の職場の教養は「世界環境デー」です。

世界環境デー

職場の教養6月5日の画像

 国際連合は、日本とアフリカのセネガルの共同提案を受けて、6月5日を「世界環境デー」に定めています。
 これは1972年6月5日から開催された「国連人間環境会議」を記念しています。その後、日本では6月を「環境月間」と定めました。
 人類の発展と共に、地球の環境はバランスを失い、気候変動などにより生態系が乱れ、様々な生物が地球上から姿を消しつつあります。
 国連自然保護連合の2021年の発表によると、4万種以上の生物が絶滅危惧種とされ、20年あまりの間に4倍近く増加したことになります。昨今は有史以来最速のスピードで絶滅が進行しているのです。
 多くの生物の中で、人間だけが、自らの意志で地球環境を良くも悪くも変えることのできる存在です。
 そうした自覚を持って、ゴミの削減、電気や水といった資源の節減など、環境保全のためにできることから始めましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月5日(月)「世界環境デー」より

<今日の心がけ>
環境保全に努めましょう

世界環境デー 感想

職場の教養6月5日の画像

 地球も生きているのでサイクルがあります。地球は温暖化しているのではなく、寒冷化しており、氷河期に向かっています。
人間活動が地球にあたえる影響は、実はあまり大きくないのですが、環境を意識して地球に感謝する意識がたかまることは良いことだと思います。
また、生物の絶滅に関しては、私たちの食べている農産物に使用している農薬の影響が大きいです。地球は人間だけのものではなく、様々な生物と共有している環境です。私たちが食べるために生産している農産物でも、他の生物は口にしてしまいます。環境を考える時には、まず農産物を自然にもどしていくことが一番身近なことだと思います。
農薬を使わずに農産物を育てるのは大変な事なので、農家の人たちへの収入補償等も環境整備の一貫です。

職場の教養 感想6月4日(日)「クチナシの香り」

おはようございます。@ukara91です。
6月4日(日)の職場の教養は「クチナシの香り」です。

クチナシの香り

職場の教養6月4日の画像

 薄月夜 花くちなしの 匂いけり

 これは俳人の正岡子規が、雨雲で月も薄れてしまう夏半ばの夜に、ふとクチナシの花の香りを感じた様子を詠んだものです。
 俳句にも表われているように、その白く可憐な姿以上に「甘い香り」の際立つクチナシ。春のジンチョウゲや秋のキンモクセイと並んで「三大香木」と呼ばれ、現在でも多くの香水に用いられています。
 また、クチナシの実は黄色い色素を含有し、天然の食用着色料としても利用されています。さつまいもや栗の甘露煮、たくあんなどの着色で古くから私たちの生活を彩ってきました。
 <学生の頃に嗅いだ懐かしい花の香りだ><昔食べた母の手料理の味に似ている>など、五感から呼び起こされる思い出も多いことでしょう。
 クチナシの花言葉の一つに「喜びを運ぶ」とあるように、身近な香りや味が運んでくれる、小さな幸せを受け取りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月4日(日)「クチナシの香り」より

<今日の心がけ>
五感に意識を向けましょう

クチナシの香り 感想

職場の教養6月4日の画像

 今では「着色料」というと添加物として毛嫌いする人が多いと思いますが、もともとは四季を楽しみ、食を彩るという日本人の知恵として育まれてきたものです。
最近の添加物と、昔からある日本の知恵は分けて、取り入れていきたいものですね。

職場の教養 感想6月3日(土)「朝の過ごし方」

おはようございます。@ukara91です。
6月3日(土)の職場の教養は「朝の過ごし方」です。

朝の過ごし方

職場の教養6月3日の画像

 朝起きるのが辛いと思う人の多くは「疲れを感じている」といわれています。
その理由の一つとして、睡眠の質や食事の摂り方、仕事上のストレスといった生活習慣などが関係しているようです。
 Aさんは朝が苦手で、目が覚めても前日までの疲れが抜けていないことがありました。そこで、職場の先輩にアドバイスをもらおうと、朝の過ごし方について聞いてみました。
 先輩は、「顔を洗って身支度をして朝食を食べるほかに、体操をして体をほぐしてから家を出ている。少しでも体を動かすと目が覚めて、スッキリした気持ちで出勤できるよ」とAさんに言いました。
 アドバイスを受けたAさんは、朝ん時間をダラダラと過ごしている現状を改善したいと思うようになりました。
 日々の生活習慣を改善しつつ、朝の時間を有効に使う過ごし方を自分なりに考えてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月3日(土)「朝の過ごし方」より

<今日の心がけ>
朝の時間を有意義に使いましょう

朝の過ごし方 感想

職場の教養6月3日の画像

 朝が充実すると、一日が充実します。
早めに起きて、会社に行く前に仕事以外のことに集中できる時間が少しでもあるとよいと思います。
幸せになる為に仕事をするのですから、仕事に一日時間を奪われないように、朝の時間を工夫して仕事以外を充実させていきましょう。結果的にそれが仕事もうまく進めるコツだと思います。

職場の教養 感想6月2日(金)「見守る姿勢」

おはようございます。@ukara91です。
6月2日(金)の職場の教養は「見守る姿勢」です。

見守る姿勢

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 六月を迎え、新入社員の皆さんも職場の雰囲気に馴染み、今まで以上に会社の期待に応えようと仕事に取り組まれていることでしょう。
 そうした新入社員のひたむきな姿勢が先輩社員に伝わると、お互いの仕事に対するモチベーションアップや職場内のチームワーク向上にもつながり、さらなる職場の活性化といった相乗効果をもたらすことができるでしょう。
 しかし一方で、新しい環境に身を置き、緊張が続いた新入社員は、この時期は心身に、大きな負荷がかかることもあるようです。
 例えば「これまで積極的に発言していた新入社員の口数が少なくなった」。「些細なミスが増えている」といったことが見られたら、それは、新入社員が発する危険信号なのかもしれません。
 そうした危険信号を見逃さないためにも、職場の上司や先輩たちは、日頃から新入社員の何気ない言動に気を配り、心身両面のサポートをしっかりと行なっていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月2日(金)「見守る姿勢」より

<今日の心がけ>
相手の言動に気を配りましょう

見守る姿勢 感想

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 仕事の話ばかりしていては、相手もなかなか心を開いてくれません。
仕事以外の話をして、お互いに心が打ち解ける環境を作っっておくことで、相手の変化を感じ取ることができます。

職場の教養 感想6月1日(木)「衣更え」

おはようございます。@ukara91です。
6月1日(木)の職場の教養は「衣更え」です。

衣更え

職場の教養6月1日の画像

 中国の風習である「衣更え」を日本が取り入れたのは平安時代のことです。
貴族だけが年二回、夏と冬の装束(しょうぞく)を入れ替えていました。
 江戸時代になると、幕府が武士の衣更えを制度化しました。しかし、庶民は手持ちの着物が限られているので冬の間は綿入りの着物を着て、春になると綿を抜いて春用に仕立て直しました。
 伝統的な着物の文化では、季節に応じて「着分け」という衣更えをします。その季節に相応しい色や柄を選ぶ際は、実際の季節より一足早い柄を選びます。桜が満開のときに桜柄の着物を着るのは野暮だということです。
 現代では、学生の制服が冬服から夏服に替わるとき、オフィスで「クールビズ」の取り組むときなどが衣更えを実感できるときかもしれません。
 クールビスは、地球温暖化対策の一環として始まりましたが、持続可能な社会の実現のためにも、衣類を定期的に手入れをすることで、長く使えるという衣更えの文化を大切にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月1日の(木)「衣更え」より

<今日の心がけ>
衣服を大事に使いましょう

衣更え 感想

職場の教養6月1日の画像

 季節に合わせて服装を替えていくのは、自然に敬意を表しながら活動してきた日本ならではの風習です。中国からの文化というスタートだったかもしれませんが、日本らしくアレンジしてきたのではないでしょうか。
季節を着て楽しむ 良い文化ですね。