職場の教養 感想8月12日(木)「流星群」

おはようございます。@ukara91です。
8月12日(木)の職場の教養は「流星群」です。

流星群

 8月12日から13日の夜明けまで、ペルセウス座流星群が極大となります。
日本では、晴れていれば月明かりもなく観測条件も良好となるようです。
 流れ星が、あっという間に消えていく、その一瞬のうちに願いごとを3回唱えると、願いが叶うといった言い伝えがあります。
 実業家で作家活動をする前田裕二(まえだゆうじ)氏は、「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢が叶うのか?・・・流れ星を見た瞬間ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」と述べています。
 誰しも「こうしたい、こうなりたい」という願いを持っているものです。しかし、それが叶う人もいれば、叶わない人もいます。様々な要因がありますが、自分自身の思いの強さが大切なのです。
 思いは、言葉、表情、態度、さらには行動に現れます。その言動が周囲を巻き込み、願いが一層、具現化していくのです。
 流れ星に願いを込められるほどの強い思いを持ちたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月12日(木)「流星群」より

<今日の心がけ>
願いを強く持って行動しましょう

流星群 感想

「強い思いが願いを叶える」というのはある意味当然だと思います。
そこに流星が流れていてもいなくても、強い思いがあれば、弱い思いよりは願いは叶いやすいでしょう。

ただし、願いが強いからといってすべてが叶うわけではないので、願いを叶えるための目標設定や行動計画は必ず必要です。

そんな事を思いながら、流星に願いを込めてみてはいかがでしょうか。

職場の教養 感想8月11日(水)「マナーとルール」

おはようございます。@ukara91です。
8月11日(水)の職場の教養は「マナーとルール」です。

マナーとルール

 マナーやルールは、社会秩序の安定や円滑な人間関係を築くために定められ、時代や地域により多種多様なものが存在します。
 マナーとは、守ることで、お互いが気持ちよく過ごせる礼儀や作法、態度のことです。ルールは、社会の秩序を保つために従うべき規則のことで、学校の校則や企業の就業規則、法律などがあります。
 近年、コニュニケーションや情報発信のツールとして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が急速に発展しました。便利になった一方で、誹謗中傷や根拠のない情報が拡散され、社会に影響を及ぼすようになりました。
 SNSのルールは、サイトの管理会社がある程度定めていますが、根拠のない発信は後を絶たず、使用者のモラルが問われています。
 使用する側の意識次第で、その用途は大きく変わります。豊かな人間関係を築き、日常生活をより良いものにするための一つのツールとして、自制心と節度を持って活用していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2021年8月11日(水)「マナーとルール」より

<今日の心がけ>
モラルやルールを守りましょう

マナーとルール 感想

モラル・マナー・ルールの分かりやすいものは、幼少期に先生や親から躾けられたものもあれば、誰からも教えてもらってないものもあります。

トイレへ行って用を足した後には、必ず水を流すのがルールでありマナーですが、これを行わない人はいないでしょう。これは幼少期から躾けられているので、これをやらないと罪悪感すら感じるかもしれません。

これに対してSNSの投稿に対するコメントなどはルールやマナーが教えてもらっていないからか、とてもひどい状況だと思います。

トイレで水を流すのは、次に使用する方に深いな思いをさせない事や、衛生的な理由からですが、SNSだって、自分と異なる意見に対するコメントでも、相手にたいする礼儀を大切にしながら反対意見を述べるのが本来のルールです。
最近はそれができない日本人が増えているようで、とても残念ですね。

世の中にはいろんな人がいて、皆んな「人」という同種族の動物ですが、それぞれ別の個体で、考え方や価値観は異なる場合も多いです。それぞれが、自分の考え方のみが正しいと考えていたのでは、社会は争い事ばかりです。それを解決するために、人間はルールやマナーなどで個体の違いをそれぞれが協調しながら乗り越えていく知恵を身につけてきました。

SNSはとても便利なコミュニケーションツールです。ツールの進化に対して我々人間も使いこなせるよう、人格を磨いていきましょう。

職場の教養 感想8月10日(火)目標を立てる

おはようございます。@ukara91です。
8月10日(火)の職場の教養は「目標を立てる」です。

目標を立てる

 年の初めに目標を立てる人は多くいますが、1日の目標が曖昧になっていることはありませんか。
 Cさんは、入社以来、張り切って働き、積極的に学びながら、何事も意欲的に取り組んでいます。ある日先輩から、「今は緊張して働いていると思うけれど、今後も適度な緊張感を保つことは大事だよ。1日1日、目標を意識して、定期的に仕事を振り返る習慣を持つといいよ」とアドバイスされました。
 日々、仕事を始める前に、「終業時間までに○○をするぞ」と意識して仕事に臨むことは、ほどよい緊張感を保つ第一歩です。目標が明確になっているため、仕事の能率も上がるでしょう。
 また、それが一年の目標達成にもつながるのです。
 目標は週や月単位でも立てられます。計画や目標を明確に表わして、達成するための道筋を考えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月10日(火)「目標を立てる」より

<今日の心がけ>
計画を達成する道筋を立てましょう

目標を立てる 感想

年間目標のように大きな目標だけ掲げても、なかなか進んでいる実感がわきません。
月間目標や、1日の目標に落とし込んで計画していくことが大切です。
ひょっとしたら、漠然と年間目標を立ててしまった方もいるとおもいますが、それなら一度目標を見直してみるとよいとおもいます。

毎日の仕事の中に、月間目標や年間目標を定めるヒントがあるのですから、1日の目標に落としこむことはできるはずです。毎日の仕事のなかで、これを頑張ればこんな風にできるというヒントが無い場合は、毎日の仕事のやり方自体を見直す必要もありそうです。

毎日の仕事は地面です。地に足のついた目標設定を行なっていきましょう。

職場の教養 感想8月9日(月)「洗濯機との別れ」

おはようございます。@ukara91です。
8月9日(月)の職場の教養は「洗濯機との別れ」です。

洗濯機との別れ

 結婚10年目のT子さんは、「物を大切に扱うこと」を心がけて生活しています。
 ある日、結婚と同時に購入した全自動洗濯機が、脱水に切り替わると、エラー表示が出て止まるようになり、選択に一手間加わるようになっていました。
 電気店に修理の見積もりを依頼すると、「寿命が近づいているようですね。修理も難しいので買い替えをお勧めします」と言われました。
 T子さんは<不便だけれど、その都度、操作すれば、このまま使えるかもしれない>と考えました。
 しかし、夫に話すと、「今まで大切に使ってくれてありがとう。この洗濯機は十分役目を果たしてくれたよ」と、買い替えを提案されたのです。
 翌日、T子さんたちは夫婦で洗濯機を掃除し、新しい洗濯機を買った店に引き取ってもらいました。ピカピカに磨かれた古い洗濯機は喜んでいるようでした。
 以来、物を捨てる際には、今までの感謝を込めて掃除をしてから手放すようになったTさん。物の有り難みを感じ、さらに物を大切に扱うようになったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月9日(月)「洗濯機との別れ」より

<今日の心がけ>
物を大切に扱いましょう

洗濯機との別れ 感想

物を大切に扱う人は、人にも優しいと言われます。
その理由は何でしょうか。

物を大切に扱うと、汚れが気になって掃除したり、T子さんのように一手間加わってでも使おうと考えます。それだけ、物をよく見て、物の機能を知ろうとしながら使うのです。そうやって物と接する人は、物だけよく見ているわけではありません。
人に対しても、少しの見た目の変化や、いつもと違う言葉遣いをするだけで、「何かあったの?」など声をかけてくれます。

物を大切に扱うことで、実は自身の心も大切に扱い、それが他人にも伝わっていくのだとおもいます。もちろん自分の体も大切に扱うことでしょう。

スマホを机に置く時など、ちょっとしたところから気をつけてみると、自身の心にも何か変化が起きてくるかもしれません。

職場の教養 感想8月8日(日)「山あり谷あり」

おはようございます。@ukara91です。
8月8日(日)の職場の教養は「山あり谷あり」です。

山あり谷あり

 今年の山の日は、本日8月8日です。「日本で一番高い山は?」と聞かれたら、誰もが「富士山」と答えられるでしょう。
 では、2番目に高い山はわかりますか。答えは、南アルプスにある「北岳(きただけ)」で、標高3913メートルあります。
 山を登るには、上り坂ばかりではありません。平坦な道もあれば、下り坂もあります。しかし、山頂に向かって一歩一歩足を進めていけば、頂(いただき)に辿り着くことができるでしょう。
 「人生は山あり谷あり」といわれるように、私たちの人生には好調な時、そうでない時があります。仕事をしていく上でも、時には思い通りにいかなかったり、トラブルに見舞われたりすることが、あるかもしれません。
 そのような時には、しっかりと目標を見据えて、失敗があればその原因を見直し、一歩一歩、着実に歩みを進めていくことが肝要です。
 高い目標には、小さな目標を積み重ねて、果敢に挑んでいきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月8日(日)「山あり谷あり」より

<今日の心がけ>
一歩ずつ着実に進みましょう

山あり谷あり 感想

目標に向かって進みが良いと実感できるときはやる気が漲ってきますが、目標に向かって進めていないどころか、マイナスではないか?と感じる時にはやる気がでなくなって、目標に向かうことをやめてしまうこともあるかもしれません。

仕事や人生においても、良いことばかりではありませんが、困難な時ほど工夫が必要です。どんなことにも、必ずうまくいかない時があることを最初から想定し、そんな時でも一歩一歩進んでいると実感できるようにすることが必要です。

今日は、60km先のあの地点まで到達する!と目標を定めているとき、体調がわるくてどうしてもたどり着けないことだってあると思います。そんな時は、「こんなに体調が悪いのに1kmもすすむことができた!」と自分を褒めてあげることも必要です。

目標をすこし小さくしてでも、一歩一歩目標に近づいているという実感を味わうことが、目標達成の重要なポイントだと思います。

会社の目標や評価基準はどうしても数字だけを見がちです。それはそれで目指すことも必要ですが、それを自分なりの目標に変換して、それを目指していきましょう。

職場の教養 感想8月7日(土)「優れた人格を備える」

おはようございます。@ukara91です。
8月7日(土)の職場の教養は「優れた人格を備える」です。

優れた人格を備える

 「人格者ほど謙虚である」というたとえで使われる「実るほど頭の下がる稲穂かな」という諺があります。
 これは、松下電器(現・パナソニック)の創業者である松下幸之助氏も座右の銘にした諺(ことわざ)です。人は立場が高くなり、経験を重ねるほどに、謙虚さをなくしがちです。氏(し)は、立場が高くなればなるほど、謙虚さが必要だと言います。
 ある日、Oさんは洋菓子の商品開発の相談を社長にしました。すると、社長から、3つの指示が出され、計画通りに開発を進めることにしました。
 後日、新商品の洋菓子が完成し、社長に報告しました。すると社長は、満面(まんめん)の笑顔で喜んでくれました。それだけでなく、Oさんに対し深々と頭を下げて、「本当にありがとう」と、謙虚な姿勢でお礼を言ってくれたのです。
 Oさんは恐縮し、「社長の指示通りに進めただけですから」と伝えました。そして<これからも社長を信じて働こう>と決意したのでした。
 指示を出す側、それを受ける側、双方の謙虚さが成果を出したのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月7日(土)「優れた人格を備える」より

<今日の心がけ>
謙虚な姿勢で取り組みましょう

優れた人格を備える 感想

立場が上になればなるほど謙虚さを失っていくのは無理もありません。
様々な経験をしながら立場が上がって行くのですから、経験の少ない部下の動きが気になったりするのは当たり前です。
だからこそ、立場が上になったら「謙虚さを失う」ことを認識し、心がけていくことが必要です。
謙虚な上司の元では、部下は余計な感情に時間を奪われることなくどんどん成長していきます。成長エネルギーを上司は吸収することができ、それをまた部下に反射させて部下をさらに成長させていくことができるでしょう。

謙虚さは、良いことを増幅させていく装置のような機能があるようです。

職場の教養 感想8月6日(金)「明るい職場」

おはようございます。@ukara91です。
8月6日(金)の職場の教養は「明るい職場」です。

明るい職場

 職場でのコミュニケーションを円滑にすることは、仕事をする上での大切な要件です。そのためには、お互いに信頼関係を築く必要があります。
 上司、部下、同僚との間で信頼感を高めるために、誰でも、すぐにできる実践があります。それは、普段何気なく行なっている挨拶と返事です。
 社内における会話は、発信と受信のやり取りから成り立っていますが、挨拶と返事は、その最もシンプルな形式といえるでしょう。
 相手に自らの思いを投げかける挨拶と、相手からの働きかけに応じる返事をしっかりと行なうことで、職場における人との関係性が良くなってきます。
 そのポイントは、挨拶であれば躊躇なく誰にでも自ら進んで行い、そして、名前を呼ばれたら即座に返事をすることです。
 日々の仕事の中では、挨拶と返事をする場面が多くあります。その意義を心にとめ、意識して行えば自分の成長にもつながるでしょう。
 さわやかな挨拶と返事が飛び交う、明るい職場を目指したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月6日(金)「明るい職場」より

<今日の心がけ>
心の結びつきを高めましょう

明るい職場 感想

挨拶ってとても大切です。
上司に向かって自ら挨拶した時に、上司から返ってくる挨拶が少し怒り気味だったり、元気がなかったりしたとき、どう感じるでしょうか?
普段の関係性にもよりますが、怒り気味だったりしたら「自分は何か上司に悪いことをいってしまったのでは?」「自分の普段の仕事ぶりが、よくなかったのかな?」など、余計な心配をしてしまうことと思います。

普段から上司と近い関係なら、「今日は元気ないですね。何かありましたか?」などと、質問し、不安要素を確認することもできますが、上司との距離感がある場合は質問もできず、不安を抱えたまま仕事を続けなければなりません。

ほとんどの場合、ただの考えすぎなのですが、確認できないことで、悶々と無駄なマイナス時間を過ごしてしまうことになります。
こういう時間が継続すると、人間関係も誤解だらけなのに、改善不能なほどギクシャクしてくるでしょう。

そうならない為にも普段の挨拶がとても大切です。
相手と話す話題がなくても、挨拶は毎日行なうことができ、元気が良ければ相手には印象がよいです。挨拶を起点に、何かネタがあるときは雑談をし、コミュニケーションを深めていけば、相手の言葉を不審に感じても、すぐに相手に真意を確認することができるでしょう。

普段のコミュニケーションはとても大切です。まずは、挨拶から元気よく発生していきましょう。

職場の教養 感想8月5日(木)「納得いくまで考える」

おはようございます。@ukara91です。
8月5日(木)の職場の教養は「納得いくまで考える」です。

納得いくまで考える

 仕事をする上で大切なことの一つが、社会人としての能力です。
 2006年、経済産業省は、企業と学生間の社会人能力の認識の違いを埋めるために、「社会人基礎力」という概念を提唱しました。
 社会人基礎力とは、様々な人と仕事をしていく上で必要な基礎力のことです。
その基礎力とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの力から成り立ちます。
 3つの力の中で、「考え抜く力」は、何事にも疑問を持って考え尽くす力をいいます。職場で改善が必要な時、課題を見つけて、その課題解決のためにプロセスを考え、さらに、納得いくまで考え抜くことが求められています。
 自ら主体的に何かを始める際、何も考えずに踏み出すよりも、自分の課題やどのような道筋を歩むべきかを考えることは、成功への近道といえるでしょう。
 考え抜く力は、一朝一夕では身につきません。日頃から考えて行動する習慣をつけて、職務に邁進していきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月5日(木)「納得いくまで考える」

<今日の心がけ>
徹底的に考えましょう

納得いくまで考える 感想

「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」どの力も考え抜く力が源流となって育むものだと思います。
毎日の仕事も慣れてくると、惰性でできることも多くなってきますが、しっかりと感じて、考え抜いて仕事を行なっていると、惰性で継続している仕事に変化をおこす原動力となります。

たまに一呼吸おいて、しっかりと考え抜いてみましょう。

職場の教養 感想8月4日(水)「健康法の根拠は」

おはようございます。@ukara91です。
8月4日(水)の職場の教養は「健康法の根拠は」です。

健康法の根拠は

 世の中には「心身の健康に良い」とされる行動や習慣がたくさんあります。健康につながる理由が、科学的に解明されている健康法も存在します。
 たとえば、健康のために良いとされる一例には「適度な日光浴」があります。
日光浴によって体内でビタミンDが生成されるのです。
 このビタミンDは体内でカルシウムの吸収を助け、結果として骨を増強するのに役立ちます。日光浴によって、この重要な栄養素が補われるのです。
 また、「森林浴で、身も心もリフレッシュできる」という人も多くいるでしょう。これは、樹木が発散する「フィトンチッド」という香り成分によって、人がリラクゼーション効果を得ているからです。
 運動やストレッチ、半身浴など、自分の行なっている健康に関する習慣について見直してみてはいかがでしょう。
 それによってメカニズムだけでなく、効果的な実行方法など、新しい発見があるかもしれません。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月4日(水)「健康法の根拠は」より

<今日の心がけ>
自分に合った健康法を探しましょう

健康法の根拠は 感想

体によいと「される」健康法は沢山あります。
科学的に解明されている健康法でも鵜呑みにせずに、自分で自分の体の事を考えて、自分に合うとおもえるものを実践する事が大切です。
自分に合うと思えるものが見つかったら、それを継続してみましょう。

継続していると必ず健康に効果があるはずです。

職場の教養 感想8月3日(火)「誰かに支えられて」

おはようございます。@ukara91です。
8月3日(火)の職場の教養は「誰かに支えられて」です。

誰かに支えられて

 Sさんが代表を務める会計事務所は、駅から歩いて5分ほどの距離にあります。
 Sさんは、時間に余裕がある日には少し遠回りをして、早朝の爽やかな空気を吸いながら、並木道を歩いて通勤するようにしています。
 ある日、Sさんはその並木道を通って新鮮な気持ちで出勤しました。自席(じせき)で業務の準備をしていると、後から出勤してきたスタッフのMさんが、事務所の入口付近に落ちているゴミを拾っていました。
 SさんがMさんを労(ねぎら)おうとして歩み寄ったところ、Mさんが黙々と拾っていた落ち葉を見てハッとしました。Sさんの靴底には並木道に散らかっていた落ち葉がついており、事務所まで運んできてしまったものでした。
 <Mさんはきっと、いつも清掃してくれていたに違いない>と思った時に、<自分の知らないところで、仕事も誰かに支えられているのだ>と気づいたのです。
 自分が先頭に立ち、会社を支えている自負心があったSさん。この日を境に、多くの人に支えられて今があると、謙虚な姿勢を持つようになったのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月2日(月)「誰かに支えられて」より

<今日の心がけ>
謙虚な心持ちで生活しましょう

誰かに支えられて 感想

私たちは必ず誰かに支えられて生活をしています。毎日の食べ物は誰かが農業を行って育てたものを食べているし、調味料だって誰かが工場などで作ってくれたものを使用しています。

仕事では、私たちに仕事を与えてくれている経営者がいて、私たちは労働力を提供して経営者を支えています。

支え合って社会が成り立っています。
常日頃から、支え合いの社会を認識していると、仕事や生活のアイデアは無限に湧いてくるでしょう。