職場の教養 感想6月17日(土)「握手」

おはようございます。@ukara91です。
6月17日(土)の職場の教養は「握手」です。

握手

職場の教養6月17日の画像

 ある時、Aさんは夫婦関係を良好に保つ秘訣として、出勤時に夫婦で握手をすることを知人から勧められました。
 <やればきっと、さらに夫婦仲は良くなるのだろうな>と思う一方で、<決して夫婦仲が悪いわけでもない><妻は喜ばないかもしれない><拒否されたらどうしよう>と消極的な考えも浮かんできました。
 思いを巡らせた結果、<まずはやってみよう>と決意し、翌朝、出勤前に妻へ手を差し出しました。すると不思議そうな顔をしながらも、手を握ってくれたのです。自然とお互いが笑顔になっていました。
 毎朝、握手を続けているうちに、Aさんは妻へ労いの言葉をかけるようになり、妻もAさんが夜遅く帰ってきても、起きて待っていてくれるようになったのです。
 普段と異なる行ないには、不安を感じることもあるでしょう。しかし、状況を悪くしようと思って物事を変えようとする人はいません。失敗した時には修正することもできます。良いと思ったことは、まず実行してみたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月17日(土)「握手」より

<今日の心がけ>
まずやってみましょう

握手 感想

職場の教養6月17日の画像

職場の教養 感想6月16日(金)「妻の存在」

おはようございます。@ukara91です。
6月16日(金)の職場の教養は「妻の存在」です。

妻の存在

職場の教養6月16日の画像

 まもなく80歳になるM氏は、プロパンガスの販売とガソリンスタンドの経営を行なっています。
 地域のお客様のために、朝から晩まで骨身を惜しまず働き続け、地元になくてはならない企業を築いてきました。
 これもひとえに「妻が家を守ってくれたから」とM氏はしみじみと語ります。
家事や育児を妻が一手に引き受けていたので、仕事に専念できていたのです。
 その妻が家の中で転倒して骨折し、入院することになりました。今まで家のことは妻に任せっきりだったため、家電製品の使い方も分かりません。そこで子供たちに使い方を習い、洗濯や食事を一人で行なうことにしました。
 日頃から妻には「ありがとう」と感謝の言葉をかけていましたが、妻の働きの大きさを実感し、心から労いの言葉を伝えていただろうかと反省したそうです。
 「妻に対する愛おしさが、ますます湧いてきました」と語るM氏。改めて、身近な人に感謝の思いを向けていこうと誓ったのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月16日(金)「妻の存在」より

<今日の心がけ>
身近な人に感謝しましょう

妻の存在 感想

職場の教養6月16日の画像

 人の活動の基礎は生活です。
生活がきちんとしてなければ思い切った活動ができません。
日頃活動している人は、それを支えてくれる人に感謝しなければならないし、感謝できてなければ活動も長続きできないでしょう。

陰ながら支えてくれている人に、今すぐ感謝の言葉を伝えましょう。

職場の教養 感想6月15日(木)「休憩室での挨拶」

おはようございます。@ukara91です。
6月15日の職場の教養は「休憩室での挨拶」です。

休憩室での挨拶

職場の教養6月15日の画像

 飲食店で副店長を務めるYさんは、スタッフに接客を指導する立場にあります。その時、アルバイトとして一人の青年が入ってきました。
 その青年は、日頃から表情が乏しく、挨拶も満足にできません。しかも、仕事への熱意も感じられず、Yさんはこの青年の教育に頭を抱えていました。
 そうした日々の中、Yさんがスタッフの集まる休憩室に「お疲れさまです!」と元気に挨拶をして入った時のことです。
 挨拶の声は届いたはずなのに、誰からも返事が返ってきません。ベテランのアルバイトスタッフも含め、皆がスマートフォンに夢中だったのです。
 Yさんは<これではいけない>と痛切に感じ、すぐさま店長に「どこでも明るく挨拶を交わすようにしましょう」と提言しました。
 最初はぎこちなかったスタッフ達も段々と挨拶を交わすようになり、店舗全体が明るい雰囲気になっていきました。新人の青年も、徐々に明るい笑顔で挨拶ができるようになり、今では見違えるほど仕事にも熱心に取り組んでいます。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月15日(木)「休憩室での挨拶」より

<今日の心がけ>
いつでも明るく挨拶しましょう

休憩室での挨拶 感想

職場の教養6月15日の画像

 人は一人一人違う生き物ですので、元気のよい人もいればそうでない人もいるかもしれません。全員を同じようにコントロールすることはできません。
また、人は他人を変えることができません。まずは他人に変化を与えられるように、相手に寄り添い、相手をよく知ったうえで変化を促せるポイントを見つけましょう。
他人を変えることはできませんが、他人に変化を与えられる自分になることはできます。

職場の教養 感想6月14日(水)「過度な期待」

おはようございます。@ukara91です。
6月14日(水)の職場の教養は「過度な期待」です。

過度な期待

職場の教養6月14日の画像

 期待とは、あることが実現するだろうと望みをかけて待つことです。ただし期待が高まるあまり、行動が空回りすることがあるかもしれません。
 Sさんは期待する後輩に対し、<少しでも早く一人前になってほしい>という思いから、厳しく指導にあたっていました。
 ところが、ある日、後輩から「会社を辞めようと思います」と言われたのです。
<なぜ急に辞めると言い始めたのだろう>とその理由が分からないSさん。「考え直してほしい」と必死に説得しますが、後輩の考えはなかなか変わりません。
 上司に相談すると「後輩に期待し、厳しく指導にあたっていたのはわかる。でも、どう育てたらその人が成長できるかは、人それぞれだ。相手の立場になって、これまでの指導方法を見直してみたらどうだい」と言われました。
 厳しさが後輩をより良くすると勘違いしていたと共に、過度な期待が後輩にプレッシャーを与えていたことに気づいたSさん。素直にこれまでの厳しい指導を詫びると、後輩は「もう一度頑張ってみます」と考え直してくれたのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月14日(水)「過度な期待」より

<今日の心がけ>
相手に応じた対応をしましょう

過度な期待 感想

職場の教養6月14日の画像

 人を育てるためのマニュアルはありません。一人一人違う生き物ですので、しっかりと話をして、その人がどうすれば成長するのか?を考え、相手に伝え実行し、相手と話、修正し、実行しを繰り返しながら共に成長していく姿勢が必要なのかもしれません。

なかなかできないものですが、「共に成長しよう」と自分に言い聞かせて相手と向き合ってみましょう。

職場の教養 感想6月13日(火)「勤労意欲」

おはようございます。@ukara91です。
6月13日(火)の職場の教養は「勤労意欲」です。

勤労意欲

職場の教養6月13日の画像

 高齢化が進む日本では、65歳以上の高齢者が、令和3年10月現在で3600万人以上となり、総人口の28.9%を占めるまでに増加しています。
 世界最高の高齢化率である日本は、高齢者の就業率が年々上昇し、65歳から69歳で50.3%、70歳から74歳で32.6%の人が就労している状況にまでなっているのです。
 就業率が、今後どのようになるかは分かりませんが、収入のある仕事をしている60歳以上の約4割が、<働けるうちはいつまでも働きたい>と考えており、就労意欲の高さが続く限り、高齢者の就業率が下がることはないでしょう。
 体力や記憶力の低下など、高齢者には避けて通れない面もありますが、一般に高齢の人は、長年の経験と豊富な知識を持ち合わせており、指導力や統率力にも長けている人が少なくないといわれています。
 雇用する側は、高齢者の就業環境を整え、働く側は心身の健康増進を図りつつ、年齢を気にせず培った経験を存分に発揮したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月13日(火)「勤労意欲」より

<今日の心がけ>
年齢にとらわれず日々前進しましょう

勤労意欲 感想

職場の教養6月13日の画像

 日本は人口が急減していますので、高齢者が活躍しないと社会がなりたちません。
これだけ急激な人口減と高齢化が先進国でおとづれるのは世界中で日本が初めてですから、世界に見本を示す時なのかもしれません。

 高齢者は若い頃に比べて体力などは落ちますが、長年勤め上げた経験や、丸くなった人格があればまだまだ社会に必要とされるでしょう。
年をとっても心に磨きをかけて成長している高齢者は若い人よりも活躍できる社会なのかもしれません。
高齢や若いに囚われすぎず、それぞれの世代が必要な能力を発揮して、バランスの良い社会を作っていきましょう。

職場の教養 感想6月11日(日)「会社と経営理念」

おはようございます。@ukara91です。
6月11日(日)の職場の教養は「会社と経営理念」です。

会社と経営理念

職場の教養6月11日の画像

 会社の業務には必ず目的や理由があります。それを意識しているかいないかで、業務に取り組む姿勢が大きく変わってきます。
 日々の細々とした業務であっても、その目指すところは経営理念の実現につながるはずです。経営理念は、その会社がなぜ存在しているのか、何を目的に活動しているのか、などの方針を示すものだからです。
 ただし、経営理念は会社全体の方向性に関わるもので、日々の業務と直接的なつながりは感じにくいかもしれません。そこで日常業務ではそのつど、「なぜ、何を目的にそれを行なうのか」など、具体性を持たせることが大切です。
 特に、上司として部下に仕事を指示する場合は、その目的や理由をていねいに説明し、理解してもらうことが大切です。逆に業務実行者は、業務に目的が不明瞭な場合はリーダーに説明を求めるべきなのです。
 もし業務の目的を誰もはっきりと説明できない場合は、その業務が本当に必要なのか精査するべきでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月11日(日)「会社と経営理念」より

<今日の心がけ>
業務の目的を明確にしましょう

会社と経営理念 感想

職場の教養6月11日の画像

 会社のミッションを明確に意識していないと、目の前でお金になりそうな事をなんでも取り入れてしまう会社になってしまいます。
そうなると、仕事をしていても社会に貢献している意識を持てないので、社員は辞めていき、自転車操業的な会社になってしまいます。
会社の存在する理由やミッションを明確にし、トップから現場まで共有しましょう。

職場の教養 感想6月10日(土)「慌ただしい毎日」

おはようございます。@ukara91です。
6月10日の職場の教養は「慌ただしい毎日」です。

慌ただしい毎日

職場の教養6月10日の画像

 時間短縮、もしくは時短という言葉をよく耳にします。
 仕事においては、「効率化を図る」といった意味で使われています。ただし、時短だけを意識すると、大切なことを見失う恐れがあります。
 自動車販売のA社では、朝礼時に経営理念の唱和を行なっています。ある日、新車の購入希望のお客様が来店しました。そのお客様は、営業のBさんから名刺をもらった時に言われた経営理念に心を動かされて、来店したといいます。
 Bさんは、名刺を渡す際に会社名と名前を伝えた後、「私共は、車の販売、整備を通してお客様の生活を豊かにし、地域を明るく元気にしたいと思っております」と経営理念を言い添えていたのです。
 経営理念の内容はもちろん、Bさんが時間を惜しまずていねいに理念を伝えた姿勢が、<A社で車を購入したい>とお客様の心を動かしたのでしょう。
 慌ただしい毎日だからこそ、手間暇を惜しまないていねいな対応が、人の心を打つものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月10日(土)「慌ただしい毎日」より

<今日の心がけ>
ていねいな対応をしましょう

慌ただしい毎日 感想

職場の教養6月10日の画像

 時間短縮は無駄だけをカットするもので、必要なものはカットしてはいけません。
何が必要で、何が不必要か、しっかり検証しましょう。

職場の教養 感想6月9日(金)「自分の意見」

おはようございます。@ukara91です。
6月9日(金)の職場の教養は「自分の意見」です。

自分の意見

職場の教養6月9日の画像

 サラリーマンのY氏は、小学生の息子が音読するイソップ寓話「ロバを売りに行く親子」に耳を傾けていました。概略は次のような内容です。
 父親と息子が、飼っていたロバを売りに市場へ向かう途中、ある人から「乗らずに歩いているとはもったいない」と言われ、父親は息子をロバに乗せました。
 しばらく行くと「親を歩かせるとは酷い」と別の人から言われ、今度は父親がロバに乗ると、別の人から「子供を歩かせるとは悪い親」と言われたのです。
 そこで二人でロバに乗ると、別の人から「可哀そうだ」と言われます。困った親子はロバを担ぐと、嫌がって暴れたロバは川に落ちて死んでしまいました。
 読み終わった息子は、「意見を聞くことは大切だけど、どんな選択をしても反対意見があるのだから自分の意見をもつことが大切だ」と感想を述べたのです。
 これを聞いて、Y氏は自分も職場で、人の意見に流されることが多いなと、思い至りました。相手の考えを尊重しつつも自ら考え、主体性を持って仕事に取り組もうと決意したY氏です。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月9日(金)「自分の意見」より

<今日の心がけ>
主体的に仕事に取り組みましょう

自分の意見 感想

職場の教養6月9日の画像

 人は生まれた場所や育った環境によって考え方や価値観が異なります。
「自分の意見」というのは、それまで育った環境等により影響を受けたり、ご先祖から受け継いだものですので、周囲の意見に聞く耳を持ちながらも、自分の意見にも聞く耳をもち、総合的に自分が判断することが大切です。最後に決めるのは自分です。自分を大切にしましょう。

職場の教養 感想6月8日(木)「ここぞという時」

おはようございます。@ukara91です。
6月8日(木)の職場の教養は「ここぞという時」です。

ここぞという時

職場の教養6月8日の画像

 子供が危険なことをした場合や、人に迷惑や危害を与えた場合、親は躾として子供を叱ることが必要でしょう。
 Aさんが子供の頃、公共の場でいたずらをすると父親に叱られることが度々ありました。そこで「自分は親になったら、あまり叱らない大人になりたい」と思っていました。
 ところが、親になったAさんは、わが子が急に道路に飛び出したり、公共の乗り物の中で騒いだりした時、厳しく叱っていたのです。些細なことも「ここぞ」という時は叱る必要性をAさんは、実感するようになったといいます。
振り返ってみると<父親も必要に応じて自分のために叱ってくれていたんだ>ということに思い至ったのです。
 自分が親になってから、Aさんは改めて父親からの愛情の深さに気づかされました。子供に対して、お互いを認め合う関係を保ちながら叱る時には叱り、共に成長していけるよう日々過ごしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月8日(木)「ここぞという時」より

<今日の心がけ>
親への感謝を深めましょう

ここぞという時 感想

職場の教養6月8日の画像

 親子というのは、「親の役割」「子の役割」をそれぞれ与えられた学び場と考えるとよいと思います。そこには、「親の方が偉い」などという上下関係はありません。
ただし、親の方が社会を先に知っているのですから、子が社会で動きやすいように教育はする必要があります。
あくまでも役割と考えると、子が思うように動いてくれない時にイライラしたり、余計な感情に惑わされずらくなります。

お互いの役割を楽しみながら、人生というステージを彩れるといいですね。

職場の教養 感想6月7日(水)「笑顔をめざして」

おはようございます。@ukara91です。
6月7日(水)の職場の教養は「笑顔をめざして」です。

笑顔をめざして

職場の教養6月7日の画像

 4月より新しい部署に異動したBさんは、どうやって同僚との距離を縮めればいいのか分からず、悩んでいました。
 ある日、同僚が歓迎会の席を設けてくれました。そこで、Bさんは<同じ部署で働く社員の顔と名前、趣味や特技などを覚えて心の距離を縮めるチャンスだ>と思い、積極的に話しかけました。
 Bさん自身は相槌を打ちながら熱心に相手の話を聞いているつもりでしたが、同僚の間では「Bさんは笑わない人」というイメージを持たれていたようでした。
 そのことを知ったBさんは、<自分から話かけることを意識しすぎて、表情が硬くなっていたのかもしれない>と反省しました。Bさんは、真剣になればなるほど表情に変化がなくなることを知ったのです。
 その後は人と接する際は、笑顔を意識するようになりました。すぐに変化は現われませんが「笑顔が素敵ですね」といつの日か言ってもらえることを信じて、日々生活しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月7日(水)「笑顔をめざして」より

<今日の心がけ>
表情を意識しましょう

笑顔をめざして 感想

職場の教養6月7日の画像

 コミュニケーションは双方向で行うのが大切です。
あれこれ考えすぎずに、明るく元気な笑顔で挨拶をする。まずはこれをしっかり行うとよいと思います。