職場の教養 感想4月26日(水)「奮い立つ言葉」

おはようございます。@ukara91です。
4月26日(水)の職場の教養は「奮い立つ言葉」です。

奮い立つ言葉

職場の教養4月26日の画像

 昨年のサッカーワールドカップで、日本代表はベスト16で敗退したものの、1次リーグで強豪のドイツ、スペインを破るなど大きなインパクトを残しました。
 これまで7度の出場を果たすまでに実力をつけてきた背景には、選手たちの努力と共に、多くの監督・コーチからの数え切れない指導の蓄積が挙げられます。
 その中でも、1964年の東京オリンピックに際し、選手の強化の一環としてドイツから招いたデットマール・クラマー氏は、基礎技術と共に戦う姿勢を教え込みました。
 その象徴的な言葉が「ドイツにはゲルマン魂がある。私に、君たちの大和魂を見せてくれ」というものでした。
 その言葉に選手たちが奮起し、東京オリンピックではベスト8入りを果たし、4年後のメキシコオリンピックでは銅メダルを獲得するまでに成長したのです。
 技術があっても心が充実していなければ、成功はおぼつかないでしょう。改めて心の重要性を考えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月26日(水)「奮い立つ言葉」より

<今日の心がけ>
心の充実を図りましょう

奮い立つ言葉 感想

職場の教養4月26日の画像

 心とはどのようなものなのでしょうか。私たちの先人は、心の性質と水の性質が似ていることに気づき、心の大きさを水を入れる容器である「器」に例えて表現していました。

水は、穏やかな時もあれば、大雨や激流や津波など激しく怒るときもあります。
そして私たちの体も大部分は水です。
心が水の性質に似ているのなら、魂も同じでしょう。
あらゆる生物を生かしてくれる「水」のような存在になることが、魂の究極の目標なのかもしれません。

職場の教養 感想4月25日(火)「母への思い」

おはようございます。@ukara91です。
4月25日(火)の職場の教養は「母への思い」です。

母への思い

職場の教養4月25日の画像

 Sさんは3年前に母を亡くしました。朝晩、仏壇に手を合わせ、今日も元気に生活できていることへの感謝の気持ちを伝えています。
 母は夫に先立たれた後、一人で暮らしていましたが、歳を重ねて思うように動けなくなりました。Sさんは通院の際の付き添いや買い物の手伝いなど、母の世話を一所懸命に取り組みました。
 母も喜んでくれて、十分ではなかったかもしれませんが、親孝行ができたと自負していたSさんです。しかし、母が日頃どんな気持ちで過ごしていたかについては考えたことがなかったことに気づきました。
 日常生活の介助だけでなく、もっと話を聞いてあげればさらに喜んでくれたのではないかと思ったのです。数々の苦難を乗り越えてきた母です。その辛かった思いを聞いてあげるだけでも、喜びが増したのかもしれません。
 母が亡くなった今では話を聞くことはできませんが、在りし日の母に思いを巡らし、日々、感謝の気持ちを深めています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月25日(火)「母への思い」より

<今日の心がけ>
親への感謝を深めましょう

母への思い 感想

職場の教養4月25日の画像

 母のことを思い出して、ああしてあげればよかった、こうしてあげればよかったかもしれないと思うだけで、現代と過去を行き来して母と会話しているのだと思います。
亡くなってしまっては、生の会話はできませんが、昔を思い出し、過去の思い出に声をかけてみましょう。過去の人にも、なんとなく声が届いているような気がします。

職場の教養 感想4月24日(月)「地球への感謝」

おはようございます。@ukara91です。
4月24日(月)の職場の教養は「地球への感謝」です。

地球への感謝

職場の教養4月24日の画像

 近年、生物の多様性に対しての負の影響を及ぼす人間活動が問題視されています。
 ただし、問題とはわかっていても、実際に行動に移すとなると、どうそたらいいかわからないという人は多いようです。
 内閣府から発表された「生物多様性に関する世論調査」の概要によると、約85%が『生物多様性に関心がある』と答えています。一方、保全活動に取り組めない要因として「何をしたら良いのか、よくわからない」が約51%でした。
 「地球倫理」の提唱者である倫理研究所の第2代理事長丸山竹秋は、①みどりを増やそう、②ごみを減らそう、③水を大切にしよう、④エネルギーを大切にしようという4つの項目を掲げています。
 これらを普段の生活にあてはめると、例えば水を出しっぱなしにしない、食べ残しをしない、車より自転車を利用するなどが挙げられます。
 すべての人が地球上で生活し、衣食住の多くを地球の資源に依存しています。
地球に感謝する心を養い、より良い地球を未来に残したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月24日(月)「地球への感謝」より

<今日の心がけ>
地球を大切にしましょう

地球への感謝 感想

職場の教養4月24日の画像

 2週間ぐらい前までは、黄砂の影響がすごかったですね。
あの黄砂は、ユーラシア大陸のタクラマカン砂漠などの砂が舞い上がって、偏西風(地球の自転)によって日本に運ばれてきたものです。我々人間には鬱陶しいものですが、ミネラル分を含んだ黄砂が海へ落ちると、きっと魚が増えます。
それはそうと、なぜ砂漠ができたのでしょうか。それは資源を貪り尽くす人間が木を切り尽くしてしまったことが原因です。
木を切ったあとに、植林をすることを始めたのは、我々日本人の祖先です。
地球のことを思い、考えるだけで地球は持続可能になっていきます。

地球温暖化や資源の枯渇などは利権をキープしたい人たちが拡散している誤情報ですが、我々地球人が地球に関して思いやりを持つことは良いことです。
少しだけ地球のことを考え、目の前にある土に手を触れ、「ありがとう」と一声かけてあげましょう。

職場の教養 感想4月23日(日)「書物と向き合う」

おはようございます。@ukara91です。
4月23日(日)の職場の教養は「書物と向き合う」です。

書物と向き合う

職場の教養4月23日の画像

 皆さんはどのくらい読書の時間を設けているでしょうか。
 ルネッサンス時代のスペインの作家、ミゲル・デ・セルバンテスやイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの命日である本日は、国際的に本や読書に関する記念日が多く制定されています。
 インターネットを通じて手軽に情報を入手できたり、動画に親しむことができる昨今では、本を手にして読む時間が減少傾向にあります。
 読書は、新たな知識を与えてくれるだけでなく、ストレスを軽減させたり、集中力や記憶力を向上させる効果が各種の研究でも認められています。
 読書の習慣がない人は、気軽に読める小冊子や、興味のあるジャンルの小説など、親しみやすいものから手にしてみると良いかもしれません。
 4月から新生活が始まり、慌ただしい日々を過ごしている人も多いでしょう。
そんな時こそ、意識的に読書の時間をつくり、心穏やかに書物に向き合う時間を設けてみましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月23日(日)「書物と向き合う」より

<今日の心がけ>
読書の時間をつくりましょう

書物と向き合う 感想

職場の教養4月23日の画像

 現代は情報化社会。勝手にどんどん情報が流れ込んできてしまいます。
読書する時には、本だけに向き合う環境となります。本から得られる知識なども読書のメリットですが、他をシャットアウトして本に集中するという環境こそが、読書のメリットなのかもしれません。

職場の教養 感想4月22日(金)「読書」

おはようございます。@ukara91です。
4月22日(土)の職場の教養は「読書」です。

読書

職場の教養4月22日の画像

 明日、4月23日は「世界本の日」です。国際的な記念日として、1995年ユネスコのパリ総会において制定されました。本の良さを再認識し、書籍や作家への敬意と、出版や著作権の保護を促進するのが主な目的です。
 日本では、2001年に4月23日を「子供読書の日」に制定して、子供の頃から本に親しんでもらう活動が盛んに行われています。
 上皇后美智子さまは、『橋をかけるー 子供時代の読書の思い出』の中で、「本の中で人生の悲しみを知ることは他者への思いを深め、作家の創作の源となった喜びに触れることは、読む者に生きる喜びを与えます」と書かれています。
 情報ツールが紙媒体からインターネットへと移行して、本もスマートフォンやタブレットで容易に読める時代ですが、読書よりも、その他の用途に活用する機会の方が多いのではないでしょうか。
 読書による脳の活性化は、認知症などの病の予防効果があるそうです。知性や感受性を磨くためにも読書の習慣を持ちたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月22日(土)「読書」より

<今日の心がけ>
本に親しみましょう

読書 感想

職場の教養4月22日の画像

 スマホやタブレットで本を読むと、何だか味気ないと感じる方も多いのではないでしょうか。僕もそうです。
紙に印刷された「本」の良さは、まず紙の香りと触り心地です。本を手に取るだけで、自分が頭がよくなったような錯覚に陥り、満足感が得られます。
また、「本」という物質があることで、読む環境を整えて「読もう」という気持ちが芽生えます。これはスマホやタブレットではあり得ません。
「環境を整えて読む」という行動自体が、とても文化的で人を成長させてくれるのかもしれません。

職場の教養 感想4月21日(金)「言葉の危機管理」

おはようございます。@ukara91です。
4月21日(金)の職場の教養は「言葉の危機管理」です。

言葉の危機管理

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 SNSなどが普及、定着したことで自らの思いを発信することが容易になり、対面での情報発信よりも多くの人に伝達することが可能になりました。
 効率的かつ効果的に会社をアピールすることができるようになり、業務を伸ばしている企業もあります。
 その反面、特に文字の場合、発信した内容が正しく伝わらずに曲解されてしまうケースもあります。そうなると、不特定多数に伝達された内容が発信者の意図とは違っていても誤解を解くことが困難です。
 相手に誤解が生じた場合でも、対面やリモートの場合なら補足説明をしてすぐに対応することで意思疎通を図ることができます。しかし、SNSでは、情報が間違っていてもすぐに拡散してしまうことがあるので注意が必要です。
 いずれにしても、情報発信には、①誰に対して、②何の目的で、③何を伝えたいのか、を明確にしておく必要があります。そのうえで、言葉を選んで発信すると、誤解を招く危険性が減り、正しく伝達することができるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月21日(金)「言葉の危機管理」より

<今日の心がけ>
言葉を選んで発信しましょう

言葉の危機管理 感想

職場の教養4月21日の画像

 SNSなどで発信する場合は、発信の目的を考えて、パソコンやスマホのメモ帳などで文章を作成し、何度も読み返してから発信すると良いと思います。
思いのままSNSで発信すると、後から自分で見た時に、何を言いたいのかさっぱりわからないというようなことになりがちです。
相手に伝わる文章は、伝えたいことをまとめることから始めましょう。

職場の教養 感想4月20日(木)「菜の花の咲く頃」

おはようございます。@ukara91です。
4月20日(木)の職場の教養は「菜の花の咲く頃」です。

菜の花の咲く頃

職場の教養4月20日の画像

 鮮やかな黄色の菜の花が一面に広がる光景を、目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
 春に咲く花と言えば桜が代表的ですが、2月から5月にかけて開花する菜の花も有名です。毎年、全国各地の菜の花畑に多くの観光客が訪れています。
 菜の花の花言葉は「快活」や「明るい」といったもので、黄金をイメージさせる黄色の花から「豊かさ」や「財産」という意味もあります。
 また、おひたしなど菜の花を使ったレシピも多くあります。食事に彩りが増し、春の訪れを実感させてくれる植物と言えるでしょう。
 文豪の夏目漱石は、菜の花について多くの名句を残しており、「菜の花の 遥かに黄なり 筑後川」などがあります。漱石は筑後の春の風景に心を動かされ、その感動を表現するために一句詠んだのでしょう。
 季節は移り変わっていくものです。忙しい日々の中で、ほんのひと時でも春を味わいたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月20日(木)「菜の花咲く頃」より

<今日の心がけ>
春を楽しみましょう

菜の花の咲く頃 感想

職場の教養4月20日の画像

 菜の花を見て「きれい」と感じる人も入れば、ただ単に「花が咲いている」と感じる人もいます。また、菜の花畑の前を通っていても、菜の花が全く目に入らない人もいるでしょう。

菜の花が綺麗なのではなく、菜の花を見て「きれい」と感じる心がきれいなのかもしれませんね。

職場の教養 感想4月19日(水)「花の苗(なえ)」

おはようございます。@ukara91です。
4月19日(水)の職場の教養は「花の苗」です。

花の苗

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 S氏は春のある日、花の苗を友人からもらいました。薄ピンク色の花びらが特徴的で、中心部は黄色い副花冠(ふくかかん)を持っていました。
 花に対する興味が高まったS氏は、すぐにインターネットで調べました。出てきた画像ともらった花の苗を見比べながら調べたところ、どうやら花の訪れを教えてくれる花、「プリムラ」の一種だと分かりました。
 さらに調べていくと、育てていく上では霜や寒風を避けることが大切だと分かりました。そのため昼夜問わず氷点下になるような場合は、屋内の日当たりが良い場所で育てることが必要だということも知りました。
 その後、詳しく話を聞いてみたいと思ったSさんは、近所の花屋へ赴くことにしました。苗を植えるための下準備から相性が良い肥料、水をあげる適切な頻度など、様々なアドバイスを店主からもらったのです。
 一つひとつ知るごとに、花への愛情が深まっていくことを実感したSさん。暖かい日は外に出すなど、今もていねいに世話しています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月19日(水)「花の苗」より

<今日の心がけ>
調べることから始めましょう

花の苗 感想

職場の教養4月19日の画像

 何事も、その人やその物の歴史や背景を知ると愛着が湧いてきます。
「そういう背景があるから、このようにしないといけないのか」という思考は、人と人とのコミュニケーションに最も有効です。自分と他人は違う人生を歩んできたのですから、相手の育った環境を知ることで、相手をなんとなく好きになっていき、相手に対して使う言葉も選択することができるのでしょう。

相手を知れば知るほど伝える言葉の選択肢も増え、柔軟なコミュニケーションができるようになってくるのだと思います。

職場の教養 感想4月18日(火)「顔色を窺う」

おはようございます。@ukara91です。
4月18日(火)の職場の教養は「顔色を窺う」です。

顔色を窺う

職場の教養4月18日の画像

 職場や家庭においてトラブルが起きた時、<非難されるのではないか>と相手の顔色を窺いつつ、会話をすることはないでしょうか。
 そうした時、自分では普段と変わらず会話をしているつもりでも、実は意外と表情や態度、言葉にその時の心の状態が表れたりするものです。
 ある日、Sさんは妻と会話をしていると「何か後ろめたいことでもあるの」と聞かれドキッとし、とっさに「特に何もないよ」と答えたのです。
 実は「仕事上の都合で、家族旅行の日程を変更してほしい」と相談するつもりでしたが、妻の一言で言えなくなってしまったのです。
 Sさんの様子を見かねた妻から「何か言いたいことがあるんでしょ」と言われ、率直に伝えることができました。妻からは「そんなことか。もっと大変なことかと思ったわ」と言われ、妻に余計な心配をかけてしまったと反省したのでした。
 相手の顔色を窺い、余計なことを考えると、結果的に遠回りになることがあります。何かを相談する際はハッキリと伝えるように心がけたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月18日(火)「顔色を窺う」より

<今日の心がけ>
率直に相談しましょう

顔色を窺う 感想

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 余計なことを考えても仕方ありません。何事も素直に相手に話をしてみましょう。

職場の教養 感想4月17日(月)「メイド・イン・スミダ」

おはようございます。@ukara91です。
4月17日(月)の職場の教養は「メイド・イン・スミダ」です。

メイド・イン・スミダ

 東京都墨田区で製靴業(せいかぎょう)を営む廣川雅一(ひろかわまさかず)氏は、創業時からの企業理念「品質至上主義」を守り、1978年に靴の企画から仕上げまで、ほぼ全工程を社内で行う自社ブランド「スコッチグレイン」を立ち上げました。 すべてが日本製で、価値ある靴を手に入れやすい価格帯に設定しています。また、取引先の問屋やメーカーだけでなく、直営店を通じて顧客にも訴求して、着実に業績を上げていきました。
 工場ではおよそ100人の職人が、昔ながらの製法で手間を掛けてこだわりの靴を作ります。大量生産やコスト競争が激化しても企業理念を守りつつ、若い職人を一から育て上げて、新たな企画に挑戦するチャンスを与えているといいます。
 顧客と直接取引するなど新たな挑戦を続けている廣川氏の理念は、時代が変わっても企業が存在し続ける価値を高めているといえそうです。
 私たちも会社の理念をよく理解し、存在意義を見出すことから始めて、これからの時代に、何を変え、何を残すべきかを考えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月17日(月)「メイド・イン・スミダ」より

<今日の心がけ>
社会に果たす使命を考えましょう

メイド・イン・スミダ 感想

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 江戸時代後半から日本の人口は増えていきましたが、現在は急減少しています。
人口が増えている局面では、あまり価値のないものでも売上は期待できましたが、人口減少の局面ではどのようなものが残っていくのでしょうか。
先例がないので、誰も答えられません。
しかし、価値のあるものしか生き残れないのではないか?と予測する人は多いです。
価格は高くてもしっかりと価値を表現できる商品やサービスに目を向け、人材や時間を配分していきましょう。