職場の教養 感想12月8日(水)「道具に感謝する」

おはようございます。@ukara91です。
12月8日(水)の職場の教養は「道具に感謝する」です。

道具に感謝する

職場の教養12月8日の画像

 日本には、1年間使った道具を労い、供養する風習があります。
 道具の供養として代表的なものに「針供養」があり、2月8日か12月8日に行われることが多い行事です。
 平安時代には既に存在していたとされ、江戸時代には針の労をねぎらい、裁縫の上達を願う祭りとして広まっていきました。感謝の気持ちを込めて、柔らかい豆腐やこんにゃくに針を刺し供養を行います。
 針供養に限らず、筆供養や人形供養など、今までお世話になった物や道具に対するそれらの儀式は、日本人が大事にしてきた風習といえるでしょう。
 仕事をする上でも使えなくなった物を、当たり前のように捨てるのではなく、使わせていただいたという謙虚な心を持って処分するとよいでしょう。感謝して手離すことができる人は、次に入手する物も大切に扱うことができる人です。
 物は手入れをすれば長く働いてくれることでしょう。物や道具に感謝して仕事に励みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月8日(水)「道具に感謝する」より

<今日の心がけ>
物や道具を大切に扱いましょう

道具に感謝する 感想

職場の教養12月8日の画像

道具に魂があるかどうかはわかりませんが、道具を大切に使っていると、愛着が湧きますます大切に使いたくなってきます。
そうすると、道具も思い通りに動いてくれて、まるで魂があるように感じてきます。
また、道具を大切に使うと、自分の心も穏やかな気持ちになり、なんだか道具を通して自分の心を大切扱うことにもなるのだろうと感じます。

職場の教養 感想12月7日(火)「雪の名前」

おはようございます。@ukara91です。
12月7日(火)の職場の教養は「雪の名前」です。

雪の名前

職場の教養12月7日の画像

 二十四節気では「大雪(たいせつ)」を迎え、冬が本格的になる頃となりました。
 日本では、四季折々の美しさを「雪月花」というように、雪は古くから美しいものとして愛されてきました。
 雪の状態を表す言葉も多くあり、花弁(はなびら)の形をした大粒の雪を「花弁雪(はなびらゆき)」、晴れた日に雪が花弁のようにちらつく様子を「風花(かざはな)」と呼んだりもします。
 雪に限らず、日本には雨や風、雷などの天気の別名もたくさん存在し、雨においては四百語以上の名前があるといわれます。
 これだけ自然現象に多くの名前があるのは、その理由の一つに、日本人の自然に対する感性が挙げられます。国土が南北に長く、四季が明確な日本には多様な自然があり、その恵みを受けて日本人は生活を送ってきました。
 自然に寄り添いながら生きてきたからこそ、自然の細かな変化にも気づき、それをたくさんの名前に表わして愛でてきたのです。
 雪などの自然現象に心を向け、心あたたかく冬を乗り切りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月7日(火)「雪の名前」より

<今日の心がけ>
自然に目を心を向けましょう

雪の名前 感想

職場の教養12月7日の画像

 僕は新潟県在住ですが、今年はまだ雪が積もっていません。
でも、風が吹くと雪の匂いがして、遠くをみると山の上は真っ白になっています。
風が雪の匂いを運んでくるのですね。

豪雪地帯に住む者にとっては、冬の雪は邪魔者にしか感じませんが、冬が過ぎると雪のおかげで農作物がよく育っていることに毎年感謝しています。

「雪」も見る人や立場などによって感じ方が全く違いますが、この「違い」がまた素敵ですね。

職場の教養 感想12月6日(月)「徒や疎か」

おはようございます。@ukara91です。
12月6日(月)の職場の教養は「徒や疎か(あだやおろそか)」です。

徒や疎か

職場の教養12月6日の画像

 「徒や疎か」という言葉があります。
 「徒(あだ)」とは、「まごころがないこと。はかないこと。むだなこと」という意味で、「徒や疎かにしてはいけない」とは、「いいかげんに扱ってはいけない」「適当に済ませてはいけない」ということを、少し強調して表現する際に使われます。
 最近、耳にすることが少なくなったこの言葉は、物の扱い方や仕事の進め方、約束を守る時などにも使われます。
 仕事をする上で、徒や疎かに済ませてよいことは一つもありませんが、職場で日々使用する物に対してはいかがでしょう。会社の資産である職場の器具などに対して、どれほど丁寧に優しく扱っているでしょうか。
 たとえば、ドアを勢いよく開けると、ロッカーや機器に当たって、傷つき故障することもあります。
 物の扱いにも、人との約束事に対しても、「決して疎かにしない」と心がけ、日々誠実な人柄に磨きをかけていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月6日(月)「徒や疎か」より

<今日の心がけ>
丁寧な行動をしましょう

徒や疎か 感想

職場の教養12月6日の画像

心の荒さは表情や行動に現れます。イライラしている時は、表情が険しく、扉を閉める音なども、いつもより大きな音を立てることが多くなりがちです。自分では気づかないうちに、「物にあたっている」状態になっているのでしょう。
それを見た周囲の人には、近づきづらい印象を与えてしまいます。

イライラすることをゼロにするのは難しいかもしれませんが、表情や行動を変えていくことはできます。物の扱いを丁寧にすることから、意識していきましょう。

職場の教養 感想12月5日(日)「今年の漢字は?」

おはようございます。@ukara91です。
12月5日(日)の職場の教養は「今年の漢字は?」です。

今年の漢字は?

職場の教養12月5日の画像

 師走の恒例行事ともなった日本漢字能力検定協会主催の「今年の漢字」は、平成7年から始まり、今回で27回目を迎えます。
 この行事は、漢字の素晴らしさや意義を伝える活動の一環としてスタートしました。年末に1年の世相を表す「漢字一時(かんじいちじ)」を全国から募集し、応募数の最も多い漢字を京都・清水寺で発表しています。
 ここ数年では、古い順から「金(きん)」「北(きた)」「災(さい)」「令(れい)」が選ばれています。そして昨年は、20万票を超える応募総数のうち、3万票近くを集め、「密(みつ)」という漢字が選ばれました。
 1年を振り返ると、選ばれた漢字1字から、私たちはその年に起きた様々な出来事を思い起こすことができます。皆さんにとって、今年1年は、どのような漢字1字が当てはまるでしょうか。
 今年起きた身のまわりのことや世の中のことをしっかり総括した上で、来たる新年を心機一転、朗らかな心で迎えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月5日(日)「今年の漢字は?」より

<今日の心がけ>
今年1年を振り返りましょう

今年の漢字は? 感想

職場の教養12月5日の画像

何気なく過ぎ去った1年と感じていても、「今年の一字」が発表される年末には、一年を象徴するような出来事が放映されて、「今年も色々あったなぁ」と、思い起こさせてくれます。
世の中での出来事はそうやって思い起こせますが、自分のことは思い出さないまま忘れてしまうことが多いのかもしれません。
スケジュール帳を振り返り、自分なりの今年の一字を定めてみてはいかがでしょうか。
一年のいろんな出来事が、自分自身を成長させてくれたはずなので、それらの出来事に感謝して、来る年を迎えていきましょう。

職場の教養 感想12月4日(土)「目標達成のために」

おはようございます。@ukara91です。
12月4日(土)の職場の教養は「目標達成のために」です。

目標達成のために

職場の教養12月4日の画像

 年始に定めた目標や抱負を実現できたかどうか振り返る時期になりました。実現に向けてどのような努力をしたか、1年前の行動を思い出してみましょう。
 ここ数年で体重が増加したことを気にしていた会社員のUさんは今年の目標を「1年で5キログラムの減量」にしました。
 そのために「週に3回のランニング」を自らに課したのですが、春を迎えた頃には「今日は疲れたから明日頑張ろう」と怠けることが増えていきました。
 ある日、妻から「最近は走っていないようだけれど、ダイエットは止めたの?」と言われてしまいました。そして、続けるコツを伝授されたのです。
 それは、走る曜日と時間を決めて具体化することでした。Uさんは「週に3回走る」と決めただけで、走った日を記録していなく、忘れることもあったのです。
 それからUさんは、妻からもらったアドバイスを行動に移し、無事にダイエットは成功しました。
 目標を掲げると同時に、具体的な行動目標を設定しましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月4日(土)「目標達成のために」より

<今日の心がけ>
具体的な行動目標を考えましょう

目標達成のために 感想

職場の教養12月4日の画像

目標を設定する際に、具体的な行動目標を設定することは必須です。
そして、具体的な行動目標は達成感を得やすくするために、できるだけ達成しやすい設定にしましょう。

職場の教養 感想12月3日(金)「臨機応変」

おはようございます。@ukara91です。
12月3日(金)の職場の教養は「臨機応変」です。

臨機応変

職場の教養12月3日の画像

 本誌『職場の教養』の活用法は色々とありますが、毎朝の朝礼では参加者が交代で積極的に音読する「輪読」方式を勧めています。
 Y社では社員50名で一斉に朝礼を行うため、輪読する人が限られていました。そこで1人でも多くの社員が輪読できるようにとられたのが次の方法です。
 進行係が「『職場の教養』輪読」というと、部署ごとに分かれて輪になります。
 そして、それぞれにリーダーを決めて、その指示に従って輪読を行います。
終わるとまた元の位置にさっと戻ります。
 その成果として、毎朝多くの社員が輪読に参加できるようになり、社員の積極性が育まれたといいます。
 このように、状況に合わせて変化させることによって、より効果的な朝礼を展開していくことが可能となります。
 仕事面においても基本的な進め方は重視しつつ、状況に応じては従来のやり方に固執することなく柔軟に対処しましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月3日(金)「臨機応変」より

<今日の心がけ>
柔軟に対応しましょう

臨機応変 感想

職場の教養12月3日の画像

臨機応変を行う秘訣は、やはり基本の型を、まずは確立するだと思います。
型を意識して行動し、もっと良いやり方があったら型を変化させて、試してみる。試した方法が良ければ、それを型にしていく。試した方法がしっくりこなかったら、元の型に戻る。
新しい方法が見つかったら、背極的に試してみることで、改善する風土が生まれ、しっくりこない時に元の型にもどることで、既存の型の良さを再認識できます。

今、型があるとしたら、その型を作ってくれた先輩達に感謝しなければなりませんね。

職場の教養 感想12月2日(木)「世代を超えた交流」

おはようございます。@ukara91です。
12月2日(木)の職場の教養は「世代を超えた交流」です。

世代を超えた交流

職場の教養12月2日の画像

 今年の夏の東京五輪から新種目として採用されたスケートボードは、日本選手の活躍もあり、大きな注目を集めました。
 特に10代の選手たちが、競技中であっても対戦相手の卓越した技を称賛し、失敗を励まし合う姿は観る人に感動を与えました。
 話題となった選手たちの多くは、1990年代中盤以降に生まれ、「Z世代」と呼ばれています。生まれた時からインターネットが普及している中で育ったデジタルネイティブ世代です。
 Z世代の人々は、幼い頃から手軽に世界中の情報に触れ、SNSを通じて多くの人と接することができる環境で過ごしてきました。そのため、国際感覚が豊かで互いの違いを認め合える特徴があるといわれています。
 職場は異なる世代の人々が協力し合って仕事を進める場です。世代による価値観の違いを認め合い、違いの良いところを引き出し合いながら職場の活性化を図りたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月2日(木)「世代を超えた交流」より

<今日の心がけ>
互いの良さを認め合いましょう

世代を超えた交流 感想

職場の教養12月2日の画像

 スケボーなどは、若い日本選手が世界のトップクラスで活躍してくれています。一時は態度の悪さなどが話題になっていましたが、海外のトップ選手と気軽にコミュニケーションする姿は、とても頼もしいです。
 人と接するときに、礼儀は必要ですが畏まる必要はありません。もともと我々の祖先はフレンドリーで、世界の人たちと対等に渡り合ってきました。
自立した若者が増えてくるのはすばらしいことですね。

職場の教養 感想12月1日(水)「ヒイラギの如く」

おはようございます。@ukara91です。
12月1日(水)の職場の教養は「ヒイラギの如(ごと)く」です。

ヒイラギの如く

職場の教養12月1日の画像

 冬を象徴するヒイラギは、漢字の「木」と「冬」を合わせて「柊(ひいらぎ)」と書きます。
 病害虫(びょうがいちゅう)に強く、のこぎり状に葉が尖っていることから、日本では邪気を払う縁起のよい木として植えられています。地域によっては、2月の節分にヒイラギの小枝に焼いたイワシの頭を刺し、魔除けとして玄関先に飾る風習もあります。
 ヒイラギの木は堅く、将棋の駒やそろばんの玉などに使われ、身近で親しみのある植物です。ヒイラギは若木(わかぎ)の頃には葉が尖っていますが、年月と共に変化し棘(とげ)がとれ、丸みを帯びることから「先見の明」という花言葉を持ちます。
 棘のある葉がそのまま維持されるのではなく、将来は別の形に変化する性質が、先を見通すと考えられるからです。人は、時に樹木から自然の厳しさや優しさ、恩恵を受け、心の拠り所としたり、生活に取り入れて、自然と共生してきました。
 今年も残すところ、1ヶ月を切りました。ヒイラギのように常に青々として寒い冬に花を咲かせ、厄を寄せつけない逞しさと、年を重ねるごとに丸くなる大らかさで、新たな年を迎えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月1日(水)「ヒイラギの如く」より

<今日の心がけ>
樹木から学びましょう

ヒイラギの如く 感想

職場の教養12月1日の画像

どんな植物にも特徴があります。ヒイラギのように、人間から重宝される木もあれば、虫から評価の高い木もあるでしょう。

ヒイラギの如くのように、◯◯◯の如く(◯には自分の名前を入れて)と言えるように、自分自身の長所を見つけて伸ばしていきたいですね。

職場の教養 感想11月30日(火)「大掃除の秘訣」

おはようございます。@ukara91です。
11月30日(火)の職場の教養は「大掃除の秘訣」です。

大掃除の秘訣

職場の教養11月30日の画像

 大掃除といえば、年末の恒例行事です。
 最近では、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休みに、大掛かりな掃除や整理整頓をするという人も増えてきました。掃除をするには、暖かい気候の時のほうが効率が上がったり、汚れも落としやすいなどといわれています。
 普段、掃除のできないところにも意識が向く大掃除は、年に一度は行いたいものです。その秘訣に、「動かせるものは一度動かしてみる」ことがあります。
 家庭では、洋服ダンスや冷蔵庫、洗濯機などの背面や床には、埃が溜まっています。少しずらすだけでも、埃を取ることができるでしょう。
 職場では机やロッカー、工具、道具箱なども、一度、中身を外に出してみることです。拭き掃除も徹底しましょう。すると、不要なものや処分しても良いものの分別が可能となり、より整った環境を生み出すことができます。
 年末が差し迫ると、大掃除も疎かになりがちです。早めに取りかかり、社内を澄みきった空気にして一年を締め括りましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月30日(火)「大掃除の秘訣」より

<今日の心がけ>
早めに大掃除に取りかかりましょう

大掃除の秘訣 感想

職場の教養11月30日の画像

今日が11月最後の日。年末が目前に迫ってきました。年末だけは大掃除を行うという人も多いのではないかと思います。今日から毎日少しづつ(1個でもよいので)不要なものを捨てていくと、年末の大掃除が驚くほど楽になります。

そもそも、不要なものを常に捨てることができれば、部屋は片付くものですが、なかなかできません。だから、12月に入ったら掃除月間とし、不要物を少しづつ捨てる月にしてみてはいかがでしょうか。

忙しい12月が、少しスッキリした感覚で過ごすことができるはずです。

職場の教養 感想11月29日(月)「同じ褒めるでも」

おはようございます。@uakra91です。
11月29日(月)の職場の教養は「同じ褒めるでも」です。

同じ褒めるでも

職場の教養11月29日の画像

 人は誰でも、褒められるとうれしいものです。
 職場の人間関係を円滑にしたり、一緒に働く人のモチベーションを高めたりするためにも、適度な言葉で称賛を伝えたいものです。
 褒める時はどこに焦点を当てるかによって、相手の受けとめ方が変わってきます。特に、行動や成果を褒めるのと、能力や人物そのものを褒めるのとでは、相手に与える影響が違ってくるでしょう。
 たとえば、部下のプレゼンテーションがうまくいった時に、「素晴らしいプレゼンだったよ」というのは、行動や成果を褒めていることになります。
 それに対して、「素晴らしかったよ。プレゼンが得意なんだね」と伝えると、その人の能力を褒めていることになります。これらは似てはいますが、どちらかといえば、後者のほうが、次も期待されているという感覚を持たれるでしょう。
 褒める行為をテクニックとして捉える必要はありませんが、言葉の選び方によって受けとめられ方が異なるという点は意識したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月29日(月)「同じ褒めるでも」より

<今日の心がけ>
適切な褒め言葉を選択しましょう

同じ褒めるでも 感想

職場の教養11月29日の画像

たとえば自分がバスケットボールをやっているとしたら、有名なバスケの選手にたまたま自分の出ている試合を見られて、自分のプレイを褒められたら、それはもう嬉しくてたまらないと思います。これは、有名な選手がバスケの全てを知り尽くしているから、自分の努力も含めて全てを見通した上で褒めてくれていると感じるからでしょう。

同じ業界や、同じ仕事をしていた先輩などに褒められる場合も同様です。
この場合は、1回のプレゼンを見ただけで、日頃の努力も含めて全てを評価してくれるでしょう。

それに比べて、同じ業界や同じ仕事をしていない人は、相手努力などはなかなかわからないので、1回のプレゼンの結果だけでは普段の努力が見えずらいものです。

言葉の選び方はむずかしいですが、きちんと選びたいものです。

また普段の家庭や職場でも、周囲の人のモチベーションを高める言葉を自然に発せられる人になりたいものですね。